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【ツアー・オブ・タイランド/第1ステージ】100km超のアタック合戦を経て、マランゴーニが区間2位入賞

2017年04月01日

4月1日に開幕した6日間の「ツアー・オブ・タイランド」。今年から1クラスに昇格した同大会に、NIPPO・ヴィーニファンティーニは初参戦しています。また日本からは愛三工業レーシング、シマノレーシング、チーム右京の3チームが出場しています。

オープニングステージとなった1日の第1ステージは、バンコクから北に向かい190kmの道のりを経てチャイナートにゴールする平坦ステージでした。朝7時よりバンコク市内でセレモニーが行われたため、選手たちは朝5時にホテルを出発。またセレモニー後、8時に一度スタートが切られ、パレード走行を行いましたが、8kmほどを走ったところで、パレードは終了。バイクをトラックに積み、リアルスタート地点へとバスで移動し、レースが正式にスタートしたのは10時。今年のツアー・オブ・タイランドはアジア特有の変則的なスケジュールで開幕しました。

バンコク郊外の幹線道路から正式にスタートすると、一向に逃げが決まらず、集団前方では常にアタックがかかっているような状態で、集団は長く縦に伸びました。今大会唯一のプロコンチネンタルチームとして参戦するNIPPO・ヴィーニファンティーニも、逃げには非常に警戒しており、必ず誰かが乗るように積極的に動いていきました。

そして、ようやく逃げが決まったのは100km地点を過ぎてから。アラン・マランゴーニを含む17名の大きな先頭集団が形成されました。ゴールが近づき、先頭集団での逃げ切りが濃厚となると、先頭集団のなかからアタックがかかり、ラスト3km地点ではマランゴーニが中国人選手と先行します。しかし、ゴール前200mで、勝者となるGIDICH Yevgeniy(ヴィノ・アスタナモータース)が追いつき、3選手でのスプリントとなり、マランゴーニは区間2位でフィニッシュしました。

勝利には届きませんでしたが、他チームより1選手少ない5選手でのエントリーながら、チームはとてもよく機能し、また勝利への高いモチベーションを持っています。明日からのステージで、引き続き勝利を狙います。



アラン・マランゴーニのコメント
勝てなかったことをとても申し訳なく思っている。
かなり厳しいレースで、とてもアジアツアー1クラスとは思えないものだった。
平均時速は46kmに達し、さらに気温は35度を超えて、湿度も高かった。
正しい逃げに乗れたことは良かったが、
逃げていた選手たちでの協調は上手く取れていなかった。
そしてアタックを仕掛けたが、残念ながら最後に追いつかれてしまった。
明日からの作戦は、まだ未定だが、現時点で、確実に言えることは、
明日からのステージで再び勝利を目指して自分たちはトライしていくこと。


内間康平のコメント
少人数の逃げが決まれば、窪木やアランでゴールスプリントで狙う、
という一つのプランを決めてスタート。
わかってはいたが、そんな展開にはならなかった。
100kmアタック合戦が続き、
そろそろ決まるかな?っと思い始めたところで逃げが決まった!
アランが先行! しかし、そこにあと1人、入れるべきだった。
大きな間違いをしてしまった…. 。
アランが2位でゴール!  明日はこの勢いでやってやる!!


伊藤雅和のコメント
ツアー・オブ・タイランドらしいアタック合戦がずっと続くレースだった。
前方で逃げに対応していたが、
アランが行ったときには少し位置が悪くていけなかった。
あそこはチームから2人はいかなければいけなかったので反省。
明日も厳しい展開になると思うので、チームで協力して頑張ります。


窪木一茂のコメント
大きな逃げに注意してレーススタート。
最初のスプリントポイントを狙ったが、ボーナスタイムを稼げず残念だった。
中根が牽いてアランによって放たれたが、スピードが乗っていなくて、
周りを囲まれてしまい、出れなかった。
そして再び100km過ぎまでアタック合戦。
自身も脚を結構使ってしまった。逃げにアランと誰かを入れたかった。
最後は集団から逃げを作らないようまとめて集団ゴール。
今日で動けるチームとそうでないチームがわかったと思う。
明日も頑張ります。


中根英登のコメント
調子が戻ってきてない自分は様子を見つつ、みんなのサポートをした。
NIPPO・ヴィーニファンティーニの入っていない大勢の逃げや、
危険なチームが多く入っている場合はその逃げを潰すこと。
スタートしてずっとアタック合戦。アタックに次ぐアタックで、
気づいたら10人くらい先行してることが何度かあったので、
集団を牽引していく形で逃げを潰していく。
今日は曇っていたが、それでも暑いため、
早めにボトルをチームカーへ取りに行ったりした。
窪木さんのスプリントポイントを取りに行くときは、
マランゴーニと一緒に牽引してサポート。
逃げが決まった100km過ぎから、身体が動かなくなってきた。
とにかく、キツい。
集団内でペースが速くない時ですら、めちゃくちゃ苦しい思いをした。
耐えて耐えて、なんとかゴール。
調子が戻らず苦しい思いをしたが、自分の身体の様子をみながら
明日もチームのためになる働きをしていきたい。


福島晋一監督のコメント
今日のレースは後半、130km地点過ぎに
マランゴーニが17人の逃げに乗ったが、複数名乗せたかった。
それでも、彼の勝つ可能性を信じていたが、
アタックのすえ、2位になったのは残念。
そして、そこに日本人選手がいなかったことが残念であったが、
幸い大きなタイムを失わなかった。
明日からのレースが楽しみです。

●リザルト
第1ステージ
1 GIDICH Yevgeniy Vino – Astana Motors  4:09:55
2 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini 
3 MA Guangtong Hengxiang Cycling Team
28 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini  +1:05
52 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
58 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini
98 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini  +1:16

個人総合成績
1 GIDICH Yevgeniy Vino – Astana Motors  4:09:44
2 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini  +0:05
3 MA Guangtong Hengxiang Cycling Team
28 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini  +1:16
52 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
58 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini
101 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini  +1:27

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂
中根英登

アラン・マランゴーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
The Princess Maha Chakri Sirindhorn’s Cup Tour of Thailand 2017
(ツアー・オブ・タイランド)

開催期間/2017年4月1日(土曜日)〜6日(木曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/タイ王国(日本との時差 マイナス2時間)

4月1日(土) Stage 1 – Bangkok › Chainat (193.4k)
4月2日(日) Stage 2 – Chainat › Phitsanulok (190k)
4月3日(月) Stage 3 – Phitsanulok › Uttaradit (111k)
4月4日(火) Stage 4 – Uttaradit › Sukhothai (120.65k)
4月5日(水) Stage 5 – Sukhothai › Lampang (194k)
4月6日(木) Stage 6 – Lampang › Chiangmai (135.65k)

公式フェイスブック/ https://facebook.com/tourofthailand/