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【ツアー・オブ・アルプス/第5ステージ】過酷な山岳決戦最終日、完全復活を遂げたクネゴが区間15位でフィニッシュ

2017年04月22日

4月17日にオーストリアで開幕した「ツアー・オブ・アルプス」は21日に最終ステージとなる第5ステージが、SmaranoからTrentoまでの192kmで開催されました。

気持ちのいい晴天のもとレースはスタートを切ると、序盤の登坂区間で、早くも集団は約60名ほどに絞られました。そこから、いくつものアタック攻防を繰り返し、28km地点で、ニコラ・バジョーリを含む6名の逃げが決まりました。その後、3選手が追いつき、9名となった先頭集団は最大で集団から5分10秒のリードを奪いましたが、この日2つめの山岳の麓では、2分40秒まで詰まりました。

この登坂区間では、集団から有力選手たちがアタックを開始。逃げていた選手を吸収しながら、トップ集団は15名ほど絞られ、NIPPO・ヴィーニファンティーニはそこにダミアーノ・クネゴが加わりました。

その後もゴールに向けてアタックの攻防が繰り広げられ、残り10km地点でクネゴはトップ集団から離脱。先頭は4選手でのゴールスプリントとなり、クネゴはトップと1分30秒差の区間15位でフィニッシュ。総合成績も20位から15位にジャンプアップしました。

ヨーロッパツアー超級のステージレースに初参戦している伊藤雅和は序盤の登坂区間で遅れ、リタイアとなりましたが、5日間の過酷な山岳ステージレースで多くのことを経験しました。


伊藤雅和のコメント
今日はスタートしてからすぐ上りでしたが、上りで遅れてリタイアとなりました。
今大会では自分の力不足をかなり感じました。悔しいです。
ここで得た経験や反省を活かして、腐らずに次戦に向けて準備します。

●リザルト
第5ステージ
1 PINOT Thibaut FDJ 5:13:01
2 BOOKWALTER Brent BMC Racing Team
3 THOMAS Geraint Team Sky
15 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini +1:30
24 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini +4:35
47 FILOSI Iuri NIPPO – Vini Fantini +13:10
52 BISOLTI Alessandro NIPPO – Vini Fantini +15:34
53 BAGIOLI Nicola NIPPO – Vini Fantini
68 BERLATO Giacomo NIPPO – Vini Fantini +23:35
72 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini
DNF ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 THOMAS Geraint Team Sky 20:49:37
2 PINOT Thibaut FDJ +0:07
3 POZZOVIVO Domenico AG2R La Mondiale +0:20
15 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini +3:35
20 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini +6:42
50 FILOSI Iuri NIPPO – Vini Fantini +35:34
63 BAGIOLI Nicola NIPPO – Vini Fantini +53:56
68 BISOLTI Alessandro NIPPO – Vini Fantini +59:01
90 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini +1:27:57

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
伊藤雅和
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
アレッサンドロ・ビソルティ(イタリア)
イウリィ・フィロージ(イタリア)
ジャコーモ・ベルラート(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
監督:マリオ・マンゾーニ、ヴァレリオ・テバルディ

●レース情報
Tour of the Alps(ツアー・オブ・ジ・アルプス)
開催期間/2017年4月17日(月曜日)〜21日(金曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.HC
開催国/オーストリア、イタリア(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト  tourofthealps.eu/en/
公式フェイスブック  www.facebook.com/TouroftheAlps
公式ツイッター twitter.com/Tourof_TheAlps
ハッシュタグ #TotA

4月17日 Stage 1 – Kufstein › Innsbruck/Hungerburg (142.3k)
4月18日 Stage 2 – Innsbruck › Innervillgraten (181.3k)
4月19日 Stage 3 – Villabassa/Niederdorf › Funes / Villnöß (143.1k)
4月20日 Stage 4 – Bolzano / Bozen › Cles (165.3k)
4月21日 Stage 5 – Smarano › Trento (192.5k)

 

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【ツアー・オブ・クロアチア/第4ステージ】逃げ切り優勝のチャンスに賭けたマランゴーニ

2017年04月22日

4月21日、ツアー・オブ・クロアチア第4ステージが、CrikvenicaからUmagまでの171kmで開催されました。コース中盤に2級山岳が設定され、前半はアップダウンが多く、後半は平坦基調になるコースレイアウトでした。

スタート直後、8km地点に設定された中間スプリントポイントでは、ポイント賞リーダージャージを着用するエドゥアルド・グロスが窪木一茂のアシストもあり首位通過。スプリントポイントを5点獲得。その後、アタックが繰り返されるなかで、登坂区間を使ってアラン・マランゴーニを含む4選手の逃げが決まりました。

リーダーチームのカハルラルがメイン集団をコントロールし、タイム差は3分半ほどで進行していきます。残り35km地点に小さな登坂区間があり、そこからは一部道幅が狭く、アップダウンを繰り返すコースレイアウトのため、逃げている4選手に有利だったこともあり、彼らは協調しながらメイン集団の追手を阻みます。

そして、スプリンター擁するトップチームが急加速させるメイン集団がすぐ背後へと迫った残り1.5km地点で、アラン・マランゴーニが単独でアタックを開始。逃げ切り優勝のチャンスに賭けて、ゴールラインまでロングスパートをかけますが、フィニッシュラインの20mほど手前でスプリンターたちに交わされ、NIPPO・ヴィーニファンティーニはマルコ・カノラが4位、そしてマランゴーニが6位でフィニッシュしました。

マランゴーニは「今日の結果をとても残念に思っている。これまでの3日間、チームのために一生懸命走ってきて、今日は自分にチャンスが回ってきた。逃げている選手たちはうまく協調体制が取れており、残り1kmでは自分のもっているすべての力を勝利に賭けた。しかし、あとちょっとのところで、後ろからものすごいスピードでスプリンターたちが追いついてしまった」とコメント。ステファノ・ジュリアーニ監督も「勝てると思ったステージだったが、あともう少しの運が必要だったのかもしれない。これもロードレース。また次のチャンスでトライしていきたい」と、少し肩を落としながら話しています。

明日、4月22日に開催される第5ステージは超級山岳を2つ登る厳しい山岳ステージとなっており、再び超級山岳の山頂がフィニッシュ地点となります。


窪木一茂のコメント
今日は逃げに入るよう指示があり、チームは最終的にはスプリントに持ち込む作戦だった。
スタート後から積極的に動いたが逃げには乗れなかった。
最初のスプリントポイントをアシストでき、グロスが一位通過。
その後1つ目の登りが始まりアタックがかかる。アランを含む4人の逃げが先行していった。
すぐにカハルーラルが集団のコントロールを行い、計4つの登坂をクリアし、
ラスト70km平坦区間が開始。
約50km切ったあたりから、チームで集団の真ん中より前で固まる。
かなりポジション争いが激しく、そしてスピードもかなり早いので前に上がるのが大変だった。
周回コースに入ってから、マリーニを先頭に引き上げるために力を使った。
そしてラスト約4km〜3kmまで先頭でチームの列車の風除けとして走り力を出し尽くして、
ほかの4名に勝負を託した。この時600w前後で踏んでいたと思う。
最終的にはアランがゴールまであと20mのところで捕まり、
カノラの4位がチーム最高位だった。アランの熱い走りに勇気を貰えた。
個人的には、最後の周回は路面も悪く前に上がるのに力が必要だった。
しかし最後に千切れるまでの約20分をしっかり踏みながらも脚を回して休むことができ、
先頭まで上がれた時には、ゴール勝負に絡めるんじゃないか?とも思えた。
いい感触を取り戻せて良かった。最後に先頭で牽引し出し切って千切れたので、
脚の感じは悪くなかった。 明日の山岳ステージでは逃げに乗りたい。


小石祐馬のコメント
自分と窪木さん、マランゴー二とスタキオッティで逃げに入るように指示されスタート。
最初から様子を見つつ、誰も入っていないところには入っていく。
最初の登りから動いていたが容認されず、
下りきったところでマランゴー二含む4人の逃げが決まって落ち着いた。
その後はスプリンターの手助け。
最後はマランゴー二がラスト20メートルで捕まり、カノラがスプリントで4位。
明日はハードな山岳ステージだが、残りも少ないので出し切っていきたい。


●リザルト

第4ステージ
1 RUFFONI Nicola Bardiani – CSF 4:10:15
2 MINALI Riccardo Astana Pro Team
3 SAVITSKIY Ivan Gazprom-RusVelo
4 CANOLA Marco NIPPO – Vini Fantini
6 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini
9 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini
29 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini
81 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +0:07
95 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
133 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +1:16

個人総合成績
1 NIBALI Vincenzo Bahrain Merida Pro Cycling Team 18:13:38
2 ROSON Jaime Caja Rural – Seguros RGA +0:02
3 HIRT Jan CCC Sprandi Polkowice +0:11
16 CANOLA Marco NIPPO – Vini Fantini +1:02
69 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +8:49
106 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +14:26
116 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +14:37
123 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +15:49
129 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +16:57
134 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +17:16

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
小石祐馬

アラン・マランゴーニ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ、大門宏

●レース情報
Tour of Croatia(ツアー・オブ・クロアチア)
開催期間/2017年4月18日(火曜日)〜23日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/クロアチア(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト www.tourofcroatia.com
公式フェイスブック www.facebook.com/TourOfCroatiaRace 
公式ツイッター twitter.com/tour_of_croatia 
ハッシュタグ #TOC2017

4月18日 Stage 1 – Osijek › Koprivnica (227k)
4月19日 Stage 2 – Trogir › Biokovo (sv. Jure) (123k)
4月20日 Stage 3 – Imotski › Zadar (237k)
4月21日 Stage 4 – Crikvenica › Umag (171k)
4月22日 Stage 5 – Porec › Ucka (141k)
4月23日 Stage 6 – Samobor › Zagreb (147k)