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【ツール・ド・アゼルバイジャン/第3ステージ】デネグリが4位入賞、チームワークで中根の総合成績をキープ

2017年05月06日

5月5日、ツール・ド・アゼルバイジャン第3ステージが、GabalaからGabalaまで、2級山岳を越えて同じ道を折り返す177kmで開催されました。山岳ポイントは2級山岳が1つですが、起伏に富んだステージで、フィニッシュラインにかけても登り基調となっていたステージです。

NIPPO・ヴィーニファンティーニの目標は、登り基調のゴールということで、スプリントのエースをピエールパオロ・デネグリとして区間優勝をめざすこと、また現在総合11位につけている中根英登のタイムを失わなこと、また明日の厳しい山岳ステージに向けて、中根を温存させることでした。

レースは序盤から5選手が逃げる展開で進んでいきます。NIPPO・ヴィーニファンティーニは逃げに選手を乗せていなかったので、内間が中心となり、リーダーチームや他の有力チームとともに集団をコントロール。ラスト8kmで逃げていた選手を全員吸収しました。

同じく残り8km地点付近で、中根が不運のパンクに見舞われるアクシデントが。近くにいた窪木が自分のホイールを差し出し、内間や伊藤が集団復帰に力を発揮。「彼らがいなければ、タイムを失っていただろう」と中根が話すとおり、チームワークにより無事、総合上位につける中根をメイン集団でゴールさせることに成功しました。

ゴール前は何度も落車が繰り返される危険な展開となりましたが、うまく落車を交わしたデネグリが集団ゴールスプリントに挑み、区間4位でフィニッシュしました。



中根英登のコメント
今日は無理をせず落ち着いて走ること、
そして上りゴールなので、デネグリ、サンタロミータと共に連携していくことがオーダー。
スタートから約30kmで逃げが決まると、同時に雨が降ってきた。
チームで固まって集団内で走り、内間さんがメイン集団のコントロールに入る。
順調に距離を消化して最後のゴールに向けて速度が上がっていくなか、
チームで固まって位置取りを始めていく。
ラスト8kmでまさかの後輪パンク!
しかしチームで固まっていたため、窪木さんがすぐさまホイールを交換してくれて再スタート!
再スタートしてすぐ先で集団内で落車があったらしく、道が塞がっていた。
上手く抜ける道がなく、またゼロスタートで全開走行で集団を追う。
ラスト6kmからゴールに向けて上り坂。ここも全開走行で集団を追っていると、
100km以上の集団コントロールの仕事を終えた内間さんが助けに来てくれた。
全開で引いてくれて発射してもらい、なんとか集団に追いつきそのままの勢いで前方に上がる。
デネグリ、サンタロミータのいる集団前方に追いついてラスト3km。
位置取り激しく3回ほど集団内で落車が起きるが巻き込まれることなく、
ラスト1km切ってサンタロミータがペースアップしてデネグリ、自分の順で行くが、
限界が来てしまい離れてしまう。
しかし、ここで伊藤さんが前に入ってくれたおかげでギリギリ先頭集団でゴール。
デネグリがステージ4位。
窪木さん・内間さん・伊藤さんのアシストがなければ、
今日で暫定総合順位を大きく落としていたと思う。
明日はいよいよ山頂ゴール。
ここまで助けてもらっている分、自分の力を悔いなく発揮できるように頑張りたい。


内間康平のコメント
今日は逃げるか、それか…. メイングループを引くか。 後者はオーダーとして言われてないが、
もし逃げに入らなければそうなるだろう、 と思いながらスタート。
結局のところ…… 後者であった。
逃げが決まってからはリーダーチームと一緒にコントロール。
途中でリーダチームが抜け、プロコン3チーム(3人)でコントロール。
微調整を繰り返し、残り8kmで逃げを吸収。
脚の揃ったコントロールのおかげで思ったどおり吸収できて良かった。
ほんとはこの力を逃げて使うのが一番なのだが…….
明日はそのシチュエーションで行きたい!!!!


伊藤雅和のコメント
今日は逃げに乗れたら乗っていいという指示でスタートした。
アタック合戦が終わり、逃げが決まってから内間が集団コントロールに入った。
そこからはチームで固まって走る。 最後の上りの前に中根がパンクし、
窪木が車輪を交換してくれたので自分は集団最後尾で中根を待つ。
すると、そのあとすぐに大落車があってなんとか避けて再スタート。
集団最後尾で中根を待つが、上りに入るとまたすぐに落車。
また足止めをくらって中根を待つ。 中根が集団に復帰すると、
また自分は落車で足止めをくらって集団に追い付くのに脚を使ってしまった。
最後はデネグリとサンタロミータを助けれず、最後少しだけ中根を助けることができてゴール。
ゴール前7キロからの落車による足止めが4回もあり、
集団に追い付くのに大きく力を使ってしまったのが悔やまれる。
明日は山岳なので総合の良い中根とサンタロミータをしっかり助けていい仕事をしたい。


窪木一茂のコメント
今日の指示はサンタロミータもしくは内間さんを逃げに乗せ、
リーダーチームへの攻撃を行いつつステージ勝利を目指した。
また、窪木にもチャンスがあれば逃げに乗っても良いという指示だった。
僕は序盤から先頭でチェックし、流れに乗って動いた。
NIPPOが入ってない逃げの場合は集団を活性化させる動きをし、逃げを吸収。
しかし、スタートから下り基調でかなりペースが速く、理想とする逃げは決まらず
30km地点過ぎに5人の逃げが先行した。
NIPPOは逃げには乗せられなかったので、リーダーチームと内間さんと数名で逃げをコントロール開始。
ゴールに向けては5人で固まって走り、デネグリや中根の風除け、
または路面の良いところを走れるよう場所どりを行なった。
ゴールに向けてペースが上がる中で、ラスト10km切ったあたりで、
中根のホイールにアクシデントが起きたので止まり、彼のサポートをしてすぐに集団を追った。
しかし、ペースが上がる集団には追いつくことができず、ゴール勝負に絡めずに今日は終った。
明日は登りの厳しいステージで、総合順位が大きく動く日と予想。
中根選手の調子が良いので彼の総合順位アップに貢献したい。


●リザルト
第3ステージ 結果
1 MUGERLI Matej Amplatz – BMC 4:20:32
2 RAIM Mihkel Israel Cycling Academy
3 BUTS Vitaliy Kolss Cycling Team
4 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini
17 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini
28 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
30 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini
103 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini +4:44
108 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +5:27

個人総合成績
1 POZDNYAKOV Kirill Synergy Baku Cycling Project 12:12:32
2 POLIVODA Oleksandr Kolss Cycling Team +0:39
3 KONONENKO Mykhaylo Kolss Cycling Team +0:43
11 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +1:47
14 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini +5:00
27 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini +5:05
30 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini  +7:57
83 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini  +26:52
8 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini  +27:35


●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂
中根英登

イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ

●レース情報
Tour d’Azerbaïdjan(ツール・ド・アゼルバイジャン)
開催期間/2017年5月3日(水曜日)〜7日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/アゼルバイジャン(日本との時差 マイナス5時間)

公式サイト http://tourdeazerbaidjan.com/en/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/TourdAz
公式ツイッター  twitter.com/tourdaz/  
ハッシュタグ #tourdaz #tda

5月3日 Stage 1 – Baku › Sumgayit (148.6k)
5月4日 Stage 2 – Baku › Ismayilli (186.5k)
5月5日 Stage 3 – Gabala › Gabala (177.2k)
5月6日 Stage 4 – Gabala › Pirgulu (164.2k)
5月7日 Stage 5 – Baku › Baku (158k)