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【ツール・ド・アゼルバイジャン/第4ステージ】最難関ステージで中根英登が11位、個人総合成績9位にジャンプアップ成功

2017年05月07日

5月6日に開催されたツール・ド・アゼルバイジャン第4ステージは、GabalaからPirguluまでの164kmのステージでした。前半は下り基調ですが、終盤にかけて1級山岳を越え、ゴール前2km地点に標高1420mの超級山岳が控える厳しい山岳ステージ、本大会の最難関となるステージでした。

NIPPO・ヴィーニファンティーニはサンタロミータ、もしくはデネグリでの区間優勝、そして暫定個人総合成績11位につける中根英登の総合成績ジャンプアップを目標にスタートを切りました。

長いアタックの攻防のあと、70km地点でブリヂストンアンカーの石橋学ら3名が先行する展開となり、内間と窪木がリーダーチームと協力しながらメイン集団をコントロールしました。

その後、1級山岳の登りでメイン集団からアタックがかかり、4選手が先行し、下り区間にて逃げていた全選手を吸収しました。

最後は約23kmの登坂区間となりますが、残り10kmを切ってサンタロミータがアタックを仕掛け、この動きにより、すでに人数を減らしていたメイン集団は崩壊しました。そこからサンタロミータや中根が含まれる追走集団ができ、懸命に逃げている4選手を追いましたが、結果的に4選手は逃げ切りとなり、サンタロミータがトップと1分46秒差の10位、中根がサンタロミータと同タイム11位でフィニッシュ。さらにデネグリも1分51秒差の12位に続きました。

今日の結果を受け、中根は個人総合成績を11位から9位にジャンプアップさせることに成功しました。中根自身もとても好調な走りをみせていますが、その成績には素晴らしいチームワークも大きく貢献しています。

大会は明日7日の第5ステージをもって閉幕しますが、最終日は首都バクの旧市街を抜ける登坂区間が周回コースに組み込まれており、最後まで気を抜けないステージが続きます。引き続き、チーム一丸となり区間優勝、そして中根の個人総合成績のために走ります。



中根英登のコメント
サンタロミータ、デネグリのステージ優勝を狙いながら自分も総合ジャンプアップを狙うことが目標。
スタートして2つの丘があったが、ほぼ下り基調。 激しいアタック合戦が70km過ぎまで続いた。
ようやく逃げが決まり、そこからは内間さん・窪木さんが集団コントロール。
最初の1級山岳に入り、ハイスピードで進む。 ギリギリで山頂通過。
集団は人数を減らすもまだ20人以上。 山頂からギリギリで越えたために、
その先の微妙なアップダウンがかなり苦しかったが、
サンタロミータがずっと助けてくれたおかげでなんとか回復。
下りに入り、伊藤さんも集団に復帰してきて、
サンタロミータ、デネグリ、伊藤さん、自分の4人で最後の超級山岳へ。
残り10km切ってからサンタロミータがアタック! ここで集団崩壊。
サンタロミータに追走をかけたグループに自分は乗って、7人の追走集団ができる。
先頭4人のグループを捕まえるべく走ったが、ここの集団もかなり速く、
ラスト4kmでサンタロミータ、自分含む3人が遅れてしまった。
3人で必死に前を追いかけたが追いつかず、ステージ11位でゴール。
総合は少しだけジャンプアップしたが、ステージ優勝は叶わず。
明日で最終日。最後までステージ優勝目指してみんなで頑張ります!


内間康平のコメント
いよいよやってきた第4ステージ!
最初に逃げを行かし、あとはリーダーチームとともに
山の麓までコントロールに入るようオーダーを受けスタート!
3人の逃げが先行。 そこから予定どおりリーダーチームと共にコントロール。
山の麓でペースを上げ、その後は50人ほどのグルペットでゴール。
明日が最終日! 最後の周回コースは決して簡単なレイアウトではないので、気を引き締めて!
チームメイトの個人総合&ステージ優勝を目指して頑張ってきます!


伊藤雅和のコメント
今日の自分の役割は最初のアタック合戦で大きな逃げができそうな時に入ることと、
最初の上りに入ったら、サンタロミータとデネグリと中根が落車しないように、
集団をコントロールすること。
アタック合戦は70キロ過ぎまで続き、少人数の逃げができる。
上りに入るまで内間、窪木が集団コントロール。
上りに入ると麓のハイペースで番手を落とすが、途中から前に入り先頭でペースをつくる。
自分の前に入った選手のペースが速くて、
自分もそのペースで引っ張ってたら限界が来て後ろに戻る。
そこからしばらくして集団から千切れ下りで復帰する。
最後の上りに入っても脚は回復せずに残り15キロほどで千切れる。
もっと3人の助けをできれば良かった。
最後まで集団で戦ったサンタロミータと中根は素直にすごいと思った。
自分のコンディションも上がってきてるので明日もチームのためにしっかり働いて、
いい形で大会を終えたい。


窪木一茂のコメント
今日の作戦は、大きな人数の逃げに気をつけること。
スタートしてからアタック合戦がしばらく続いた。
僕は先頭付近で逃げのメンバーの選別をし、ようやく約70km地点過ぎてから逃げが3名形成された。
逃げができてからはチームの指示どおり、
内間さんと一緒にリーダーチームのシナジーバクと集団を牽引開始。
約105km地点の登りでは落車の危険回避のために先頭で登りに突入。
ハイペースで登りに入り途中で千切れてしまい、今日の仕事を終えた。
その後約50kmはメイン集団から千切れた選手たちの大集団でゴールを目指した。
明日は最終ステージ、気持ちを切り替えて力を出し切る走りをしたい。
応援よろしくお願いします。


●リザルト
第4ステージ 結果
1 AVILA Edwin Team Illuminate 4:02:01
2 ARSLANOV Ildar Gazprom-RusVelo +0:02
3 TURRIN Alex Wilier Triestina – Selle Italia +0:05
10 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini +1:46
11 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini
12 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini +1:51
43 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini +7:28
94 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +26:54
106 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 POZDNYAKOV Kirill Synergy Baku Cycling Project 16:15:51
2 PERNSTEINER Hermann Amplatz – BMC +0:46
3 POLIVODA Oleksandr Kolss Cycling Team +1:12
9 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +2:15
17 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini +5:33
18 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini
28 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini +14:07
84 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini +52:24
85 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +53:07

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂
中根英登

イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ

●レース情報
Tour d’Azerbaïdjan(ツール・ド・アゼルバイジャン)
開催期間/2017年5月3日(水曜日)〜7日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/アゼルバイジャン(日本との時差 マイナス5時間)

公式サイト http://tourdeazerbaidjan.com/en/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/TourdAz
公式ツイッター  twitter.com/tourdaz/  
ハッシュタグ #tourdaz #tda

5月3日 Stage 1 – Baku › Sumgayit (148.6k)
5月4日 Stage 2 – Baku › Ismayilli (186.5k)
5月5日 Stage 3 – Gabala › Gabala (177.2k)
5月6日 Stage 4 – Gabala › Pirgulu (164.2k)
5月7日 Stage 5 – Baku › Baku (158k)