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【ツール・ド・アゼルバイジャン/第5ステージ】中根英登が個人総合成績9位、ヨーロッパツアーでUCIポイント二桁獲得

2017年05月08日

5月3日に開幕したアゼルバイジャン共和国での5日間のステージレース「ツール・ド・アゼルバイジャン(UCIヨーロッパツアー2.1)」は、7日に最終ステージとなる第5ステージが首都バクにて開催されました。

最終ステージは、スタート直後から内間康平ら6名が先行する形で進み、最後は1選手が単独で逃げ切り、優勝。NIPPO・ヴィーニファンティーニはピエールパオロ・デネグリが7位でフィニッシュしました。そして中根英登がメイン集団でゴールし、山岳ステージで獲得したタイム差を守りきり、個人総合成績9位で本大会を走り終えました。

中根は山岳ステージ初日となる第2ステージで先頭集団に入り、アタックを仕掛けるなど積極的に走り、メイン集団に先行して区間12位でゴール、個人総合成績も12位としました。その後、第3ステージでは、ゴール前8km地点にて不運のパンクに見舞われましたが、窪木一茂がすかさず自分のホイールを差し出すなど、素晴らしいチームワークにより、残り距離が少ないなかで無事に集団復帰に成功。そして最難関ステージ、超級山岳でのゴールとなった第4ステージでは、もっている力を出しきり、渾身の走りで世界中のトップクライマーを相手に区間11位。総合成績を9位にジャンプアップさせ、最終日もその成績を守りました。

この成績により中根はUCIポイントを25点獲得。日本人選手によるヨーロッパツアーでのUCIポイント二桁獲得は久しぶりであり、チームのヨーロッパツアーランキングのジャンプアップに貢献しました。また、中根にとってヨーロッパツアーでのポイント獲得は初めてとなります。中根は勝利に届かなかった悔しさを感じていますが、今回のポイント獲得は大きな自信に繋がります。また本大会、ベテランのイタリア人選手と日本人選手とのあいだでチームワークがとても良く機能しており、チーム一丸となり掴んだ好成績でした。


中根英登のコメント
最終日のステージとはいえ、前半は平坦基調ながら強い風が吹き、
後半の周回コースにはパヴェを含む上りが設定されている気を抜けないコースだった。
自分は総合成績を落とさないために中切れなどに気をつけること、
そしてデネグリのステージ優勝を目指してスタートを切った。
スタートして内間さんがアタックし、これが一発で決まった。 しかし風が強いため、
逃げが決まった後でもチームで固まって集中して位置取りをしていく。
風を利用して集団を分断させようとしたり、単発アタックがあったりと、
時折ペースが上がるがメイン集団は崩れることなく周回コースへ。
パヴェの上りの入り口は狭くなるので、毎周回スプリントのごとく激しい位置取り。
窪木さん、伊藤さんが毎回前に連れてってくれた。
3周目に内間さんが乗った逃げが捕まり、新たに逃げができる。
1人には逃げ切られてしまい、メイン集団でゴールした。

チームとしてステージ優勝が叶わなかったのは非常に残念。
しかし、1クラスのUCIヨーロッパツアーで初めて総合でポイントを取ることができた。
これも、連日素晴らしいチームメイト、スタッフに支えてもらったからこそ。
ここまでサポートしてもらって勝てなかったのは自分の力不足。
もっと強くなって、勝てるように、またトレーニングに励みたい。


内間康平のコメント
「もし可能ならば逃げに乗れ」という指示で迷いながらスタートラインに並んでると、
後ろにいた窪木から 「スタートアタック!」とジェスチャー。
迷った結果、アタック。 その結果、6人の逃げに入った。
最後の周回コースからが勝負だ、と考えながら距離をこなし、周回コースへ。
逃げは数回分裂、二人が飛び出していき、
僕らはラスト3周で捕まったところでメイングループから数人アタック。
それをまとめるべく前を引き、全員引き戻したところでメイングループから遅れた。
最後まで残れず、まだまだと感じたが、うまく逃げに乗れたのはすごく良かった!
チームメイト全員が力を合わせて全力で戦えたツール・ド・アゼルバイジャン。
応援ありがとうございました!!!


伊藤雅和のコメント
今日は中根、サンタロミータ、デネグリにトラブルがあったら助けるという指示だった。
内間が逃げて周回まで比較的穏やかに集団内で走る。
周回に入ると石畳の前の位置取りなど集団内も激しくなった。
中根がトラブルがあったときに、
すぐ助けられるように常に中根の後ろを走ることを心がけた。
今日はゴールまでこれといった仕事はできなかったけど、
走った感覚としては今日が1番良かった。

サンタロミータ、中根、デネグリと毎日チームメートを助ける日々が続いて、
彼らがそれに応えてくれる走りを見せた。
自分もそういった走りができるように、今後もしっかりトレーニングを積みたい。


窪木一茂のコメント
今日は、中根の総合順位を守ることと、何かトラブルがあった時のために
すぐに対応できる場所で走ることがチームからの指示だった。
スタートから内間さんが勢いよくアタックを決め、6名が逃げる。
すぐに集団はペースを落としリーダーチームがコントロール。
今日は風が吹いていたので集団内は危なかった。
集団の前で走ることで危険を回避できた。
周回に入ると約2kmの登りと石畳区間があるため、
中切れに合わないよう集団先頭付近にて走った。
今日はチームメイトのために石畳区間の前に先頭に出て危険を回避する走りをした。
ラスト2周の登りで千切れてしまった。調子が良くコースも得意と思っていたので、
ゴール前までデネグリのスプリントのアシストをしたかった。

今大会では、第2ステージで中根選手と同じ逃げに乗っていたので、
途中で遅れることなく最後の局面まで残れていたら…と思うと残念だった。
それでも、毎日、中根選手がチームのエースとして、
期待に応えてくれる走りをしてくれて、気持ちも熱くなりとても嬉しかった。
自分のチャンスを掴むために、また次のレースに向けてトレーニングをしたい。
応援ありがとうございました。

●リザルト
第5ステージ 結果
1 NEILANDS Krists Israel Cycling Academy  3:53:56
2 ÖRKEN Ahmet Torku Şekerspor  +0:21
3 AVILA Edwin Team Illuminate
7 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini
39 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini
41 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini
46 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
66 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini  +5:18
90 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini  +8:14

個人総合成績
1 POZDNYAKOV Kirill Synergy Baku Cycling Project  20:10:08
2 PERNSTEINER Hermann Amplatz – BMC  +00:46
3 POLIVODA Oleksandr Kolss Cycling Team  +1:12
9 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini  +2:15
17 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini  +5:33
18 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini
27 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini   +14:07
71 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini   +58:04
78 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini   +1:00:17


第4ステージですべてを出し切ってゴールした中根英登。写真クレジット:Anne WU / 7cycling

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂
中根英登

イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ

●レース情報
Tour d’Azerbaïdjan(ツール・ド・アゼルバイジャン)
開催期間/2017年5月3日(水曜日)〜7日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/アゼルバイジャン(日本との時差 マイナス5時間)

公式サイト http://tourdeazerbaidjan.com/en/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/TourdAz
公式ツイッター  twitter.com/tourdaz/  
ハッシュタグ #tourdaz #tda

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