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【ツアー・オブ・ユタ/第4ステージ】集団ゴールスプリントでマルコ・カノラが8位フィニッシュ

2017年08月04日

8月3日、アメリカにて開催された「ツアー・オブ・ユタ」第4ステージは、South Jordan Cityを始点・終点とした200km平坦基調のステージで、厳しい2連続山岳ステージを終えたものの、30度を優に超す厳しい暑さと強い風のなかでのタフなレースとなりました。

序盤よりアタックが繰り返され、それに乗ろうと小石祐馬も積極的に動きましたが、逃げが決まったのは最初の中間スプリントポイントを過ぎた約60km地点で、6名が先行していきました。

その後、集団はゴールスプリントに向けた動きとなり、NIPPOヴィーニファンティーニもオールラウンダーのマルコ・カノラをエースにスプリントを組み立てましたが、最後の局面でカノラは前に出れず、8位でレースを終えました。表彰台は狙えたはず…と悔しさが滲みますが、気持ちを切り替えて、翌日の第5ステージに挑みます!

リザルト
第4ステージ

1 MURPHY John Holowesko-Citadel Racing Team 4:22:23
2 RODRÍGUEZ José AlfredoElevate – KHS Pro Cycling,,
3 RAIM Mihkel Israel Cycling Academy
8 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini
63 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini
94 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini
102 KOISHI Yuma Nippo – Vini Fantini +0:23
116 MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini +0:55

個人総合成績
1 BRITTON Rob Rally Cycling 13:15:55
2 MANNION Gavin UnitedHealthcare Pro Cycling Team +0:26
3 TVETCOV Serghei Jelly Belly p/b Maxxis +0:28
31 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini +5:48
44 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini +13:22
63 KOISHI Yuma Nippo – Vini Fantini +20:09
67 BERLATO Giacomo Nippo – Vini Fantini +20:36
101 MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini +26:55
105 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini +31:39


小石祐馬のコメント
今日は平坦基調のステージ。
レースも4日目なのでそろそろに逃げ切りの可能性が出てくるので、
積極的に逃げを狙っていく。
スタートして、強い向かい風の中アタック合戦するも、
リーダーチームの強力な牽引で危ない逃げは全て潰される。
1時間半ほどしたら6人の逃げが決まり、そこからはペースも落ち着く。
最後はスプリントになるのでエースのカノラのサポート。
特に暑かったので脱水や熱中症にならないように補給して、
ラストの周回に入ってからもいい位置でカノラをサポートできたが、
スプリントはうまく噛み合わず8位。

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
小石祐馬
マルコ・カノラ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ジャコーモ・ベルラート(イタリア)
ダミアーノ・チーマ(イタリア ※トレーニー)
監督:マリオ・マンゾーニ

●レース情報
The Larry H.Miller Tour of Utah (ツアー・オブ・ユタ)
開催期間/2017年7月31日(月曜日)〜8月6日(日曜日)
カテゴリー/UCIアメリカツアー2.HC
開催国/アメリカ(日本との時差ー15時間)

公式サイト  https://www.tourofutah.com
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofutah/
ツイッター  https://twitter.com/TourofUtah
ハッシュタグ  #TOU2017

7月31日 Stage 1 – Logan › Logan  215k
8月1日 Stage 2 – Brigham City › Snowbasin Resort  152k
8月2日 Stage 3 – Big Cottonwood Canyon › Big Cottonwood Canyon    9k, ITT
8月3日 Stage 4 – South Jordan City › South Jordan City  203k
8月4日 Stage 5 – Layton › Bountiful  185k
8月5日 Stage 6 – Heber Valley › Snowbird Resort  99k
8月6日 Stage 7 – Salt Lake City › Salt Lake City  118k

RESULT

【ブエルタ・ア・ブルゴス/第3ステージ】「競技人生で経験したなかでもっとも苦しい」超級山岳ステージ

2017年08月04日

8月3日、ブエルタ・ア・ブルゴス第3ステージがOjo GuareñaからPicón Blancoまでの173kmで開催されました。序盤に1級山岳を越え、その後、3級山岳が4つ組み込まれ、最後は超級山岳(平均勾配10%の登坂区間が10kmに渡り続く)山頂にフィニッシュするとても厳しい山岳ステージでした。

レースは序盤より10名の先頭集団が形成され、メイン集団はリーダーチームであるチームスカイがコントロール。そして最後の超級山岳で総合成績争いとなる山岳バトルが展開され、集団は一瞬にして崩壊しました。

ビソルティは山頂まで4kmを残して集団から脱落。しかし、徐々にコンディションが上がってきており、これからのレースに向けて、確かな手応えをつかみました。そして今大会調子のいいデネグリとバジョーリは翌日のステージに向けて温存。それぞれのペースで無理なく登りました。

小林は途中、ハンガーノックにより失速。しかし無事にフィニッシュし、残りのステージに焦点を絞ります。またトレーニーの西村にとっては、これまでに経験したことのない厳しい山岳ステージでしたが「完走して明日に繋げること」というチームオーダーを最低限の目標とし、必死に粘りの走りを見せました。世界トップクラスの山岳ステージは想像を絶するものでしたが、走り切ることができたこと、またトップとの差を実感したことを、次のステップへと繋ぎます。


●リザルト
第3ステージ

1 LANDA Mikel Team Sky 4:36:40
2 DE LA CRUZ David Quick-Step Floors +0:09
3 MAS Enric Quick-Step Floors +0:41
47 BISOLTI Alessandro Nippo – Vini Fantini +7:00
49 BOU Joan Nippo – Vini Fantini +7:15
69 KOBAYASHI Marino Nippo – Vini Fantini +11:48
97 DE NEGRI Pier Paolo Nippo – Vini Fantini +17:35
117 FILOSI Iuri Nippo – Vini Fantini +21:25
118 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini +21:27
129 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini +30:49

個人総合成績
1 LANDA Mikel Team Sky 11:41:32
2 DE LA CRUZ David Quick-Step Floors +0:27
3 MAS Enric Quick-Step Floors +0:46
41 BISOLTI Alessandro Nippo – Vini Fantini +7:07
64 KOBAYASHI Marino Nippo – Vini Fantini +14:40
73 DE NEGRI Pier Paolo Nippo – Vini Fantini +17:42
78 BOU Joan Nippo – Vini Fantini +19:31
96 FILOSI Iuri Nippo – Vini Fantini +22:58
109 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini +27:16
116 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini +30:56



小林海のコメント
第4ステージでは久しぶりにこんなに厳しいコースのステージを走った。
逃げに乗るべく序盤から動いたが、スカイがすぐに逃げを行かせる動きをとるので、
焦って上手くいかず。そこからはメイン集団に出来るだけ付いて行こうと、集中して走る。
しんどいが、身体が動いているしんどさで心地良かった。
しかし最後の超級山岳に突入して3kmほど走ってから一気に踏めなくなる。
補給にはいつも気をつけているつもりだが、おそらくハンガーノック。
そこからはハンガーノック、疲労、勾配、暑さ、風に苦しめられフラフラでゴール。
本当に苦しい思いをしたステージだった。ゆっくり休みます。


西村大輝のコメント
第3ステージを終えた。 今日は1級山岳の後に3級山岳を4つ上り、
最後に超級山岳を上るという、信じられないコースレイアウトだった。
チームからの指示は、ビソルティやバジョーリ等の後半に動く選手の近くに位置し、
とにかく完走して翌日のステージに進むこと。
1級山岳と最後の超級山岳は、景色が開けては、
上りの遥か彼方に観客の姿が見えるという事がひたすら繰り返され、
この上りには頂上という物が存在しないのではないかと感じるほどだった。
全ての山岳、そしてコースプロフィールには表れないような上りなど、
集団で走っているだけで脚や腕など全身を乳酸が駆け抜け、
口から心臓が飛び出そうなほどに苦しかった。

最後から二つ目の山岳で集団から遅れ、その後はグルペットでゴールを目指した。
このステージがどれ程苦しいかというと、上記の山岳を越えた後に、吹きさらしで
強風に様変わりしたTOJの富士山ステージを上るようなな物だと思って頂いたらわかりやすい。
標高も高いため、当然ゴール地点は雲の中だった。
今日のレースは僕が今までの競技人生で経験した中で最も苦しいレースとなった。
それも他に比較対象が見当たらないほどの断トツの苦しさだった。
よく「意識が遠のく」というが、初めてそれを経験した。
ゴール後は、苦しさなのか悔しさなのか自分でも訳がわからなかったが、
自然と涙がボロボロと溢れ出し、これもまた初めての経験だった。
今、僕は地球上で最も過酷なスポーツと言われる競技の、
世界トップクラスの選手たちが集まるレースに挑戦している。
そしてテスト生として、上のカテゴリーのチームに上がるチャンスを頂いてる。
そのありがたみを噛み締ながら走り、どんなにボロボロになろうが、
どんなにフラフラになろうが、地面を這ってでも、必ずやこのチャンスを物にする。
絶対に最後まで諦めない。

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
小林海
西村大輝(※トレーニー)
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
アレッサンドロ・ビソルティ(イタリア)
イウリィ・フィロージ(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
ジョアン・ボウ(スペイン ※トレーニー)
監督:ヴァレリオ・テバルディ、ステファノ・ガルゼッリ

●レース情報
Vuelta a Burgos(ブエルタ・ア・ブルゴス)
開催期間/2017年ヨーロッパツアー2.HC
開催国/スペイン(日本との時差7時間)

公式サイト  www.vueltaburgos.com/
ツイッター www.twitter.com/vueltaaburgos
ハッシュタグ #VueltaBurgos