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【ツアー・オブ・タイフーレイク/第1ステージ】集団ゴールスプリントでニコラス・マリーニが区間優勝!

2017年10月11日

10月10日に開幕した全8ステージの「ツアー・オブ・タイフーレイク(UCIアジアツアー2.1)」は、初日に5.3kmの個人タイムトライアルのプロローグを終え、10月11日にWuxi(無錫・むしゃく)にて113kmの第1ステージが開催され、ニコラス・マリーニが集団ゴールスプリントを制して区間優勝を挙げました。

第1ステージは平坦基調のステージで、あいにくの小雨が降るなかスタートを迎えました。そして序盤より7名の選手が先行する展開でレースは進んでいきました。メイン集団はリーダーチームであるイスラエルサイクリングアカデミー、昨年の同コースを使用した第1ステージで区間優勝を挙げているスプリンターのヤコブ・マレツコ擁するウィリエールトリエスティーナによってコントロールされました。

滑りやすい路面もあり、何度か落車も起こりましたが、集団は残り4kmを切って逃げ集団を吸収。その後、ゴールスプリントに向けて各チームで体制を整え、NIPPOヴィーニファンティーニもマリーニをエースとし、アラン・マランゴーニが位置どりをサポートして、最後は横一線に広がったスプリントとなりましたが、マリーニが伸びのあるスプリントを披露して見事先着。喜び溢れるガッツポーズを掲げて、区間優勝を挙げると同時にポイント賞でも首位に立ちました。

マリーニは8月下旬のベルギーでの「GPスタッド・ゾッテヘム」にて落車して左手首を骨折。9月はリハビリやトレーニングに打ち込み、今大会がケガからの復帰戦です。また今回の勝利が今季、ツアー・オブ・チンハイレイクでの第12ステージ区間優勝に次ぐ自身2勝目。チームにとっては今季10勝目となります。


●リザルト
1 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini   2:26:35
2 MACANALLY Ryan H&R Block Pro Cycling
3 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia
4 HAEDO Lucas Sebastian UnitedHealthcare Pro Cycling Team
5 MUZYCHKIN Anton Minsk Cycling Club
6 ABERASTURI Jon Team UKYO
7 TESHOME Meron Bike Aid
8 RAIM Mihkel Israel Cycling Academy
9 GROVES Kaden St. George Continental Cycling Team
10 ALZATE Carlos Eduardo UnitedHealthcare Pro Cycling Team

78 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini
92 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini
110 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
128 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
129 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini



ニコラス・マリーニのコメント
献身的なチームメートの走りがあってのこの勝利をとても嬉しく思っている。8月末にケガをして、9月はレースに出場できなかった。復帰戦ではできるだけ早く勝ちたいと思っていたので、今日勝つことができて本当に良かった。この先のステージもさらに勝利を掴みたいと高いモチベーションをもっている。今日のレースでは日本人のチームメートたちが自分を勝たせるためによく働いてくれ、最後はアラン・マランゴーニが経験を生かした素晴らしいアシストをして、良い位置からスプリントに挑むことができた。最後に、今日の勝利を先週、手術を受けたばかりの母親に捧げたい。


内間康平のコメント
雨のステージとなった今日はマリーニがステージ優勝! 自分はと言うと、今日はかなり脚が重くほとんど動くことができなかった。 さらに終盤、自転車も交換して、ただ着いていくだけの形でゴール。 明日、今日の分もしっかり働いてチームに貢献したい!


伊藤雅和のコメント
今日は平坦ステージでマリーニのスプリント勝負にする作戦。自分の仕事は大人数の逃げが先行したときに自分のチームが入っていなかったら集団を引いて逃げを捕まえること。途中までずっとマリーニの近くで走り、ゴールに向けてみんなの雨具を回収して、最後は無理せずにゴールした。 明日もマリーニのスプリントになると思うので、チームの仕事をしっかりこなしたいと思います。


窪木一茂のコメント
チームとしての作戦はゴールスプリントで勝負。 雨の中レースが進み、序盤に落車が起きて僕が巻き込まれた。ケガを負ったが終盤には身体がラクになり、20kmあたりから前に上がり皆で固まって走った。ラスト2km付近の路面の段差による衝撃で自転車がメカトラを起こし、残念だが、スプリントには参加せずに集団後方へ退くことになった…。ロードレース初日からマリーニが勝ったのでチームの雰囲気が良い。明日からもチームワークを生かして勝ちたい。


小石祐馬のコメント
今日はゴールスプリントになる可能性が高いので、もちろんマリーニで勝負の作戦。ただ、多い人数がゴッソリと行ってしまうことや、他の有力なチームが行ってしまい、僕たちだけが集団をひくような状態にならないように注意した。レースは比較的早い段階で逃げが行ったので、そこからリーダーチームとウィリエールがコントロールしていたので、マリーニの側で待機。途中落車などのトラブルもあったが、マリーニは無事に最後までトラブルなくスプリントを迎えた。明日も同じような平坦、似たような作戦になるだろうが、気を抜かずに勝利を狙っていきたい。


福島晋一監督のコメント
昨日の結果は良くなかったが、レースは今日からと切り替えて挑んだ。悪天候の中、落車が相次ぎ、窪木、アランが負傷したが、最後に2人ともよく動いてくれた。ケガ上がりの小石、伊藤もできる仕事をこなし、最後にマリーニが決めてくれたのは非常に嬉しい。この優勝に気を良くすることなく、貪欲にこの先も勝利を目指していきたいと思う。

●NIPPOヴィーニファンティーニ出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂

小石祐馬
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
Tour of Taihu Lake(ツアー・オブ・タイフーレイク)
開催期間/2017年10月10日(火曜日)〜17日(火曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/中国(日本との時差 1時間)

10月10日(火) プロローグ   Wuxi   5.3km(ITT)
10月11日(水) 第1ステージ   Wuxi Binhu Circuit   111.3km
10月12日(木) 第2ステージ   Wujin West Taihu Lake Circuit  117.1km
10月13日(金) 第3ステージ   Huzhou Taihu Tourist Resort – Wuxing Changxi   139.5km
10月14日(土) 第4ステージ   Wujiang Taihu New City Circuit    117.4km
10月15日(日) 第5ステージ   Nantong – Haimen   148km
10月16日(月) 第6ステージ   Jiangyan Qinhu Ave.    109.4km
10月17日(火) 第7ステージ   Jurong Chishanhu Lake – Maoshan  130.6km

※第1、3、5、6、7ステージはDAZNにてライブストリーミングが予定されています。