RESULT

【ツアー・オブ・タイフーレイク/第3ステージ】マリーニが区間2位で個人総合リーダーに浮上

2017年10月13日

写真: 騎盟 http://www.qqride.com

10月13日、タイフーレイクの南に位置するHuzhou(湖州)からChangzing(長興)までの134.4kmでツアー・オブ・タイフーレイク第3ステージが開催されました。終盤に1周18kmの周回コースを約3周回するコース設定で、スタートからフィニッシュまで平坦基調となっていました。
NIPPOヴィーニファンティーニは、スプリンターのニコラス・マリーニが今大会好調なため、彼のスプリントによる区間優勝に狙いを定めてスタートを切りました。湖沿いは強い横風が吹いており、集団分裂のリスクもありましたが、なかなか決定的な動きはなく、スタートから50kmが経過してから、小石祐馬を含む18選手が先行しました。しかし、集団はこの逃げを容認せず、集団をペースアップさせ吸収。その後、100km地点で4選手の新しい逃げが形成されました。

残り30kmを切ってから、内間康平がウィリエールトリエスティーナ、リーダーチームであるイスラエルサイクリングアカデミーらとともに集団の牽引に参加。残り4km地点で逃げていた選手たちを捕らえ、今日も集団ゴールスプリントの展開へと持ち込みました。

最後はアラン・マランゴーニがマリーニの発射台を務め、完璧なチームワークによりマリーニはスプリント勝負に挑みましたが、勝者には一歩及ばず、区間2位でフィニッシュしました。そして今日のボーナスタイムによりマリーニは個人総合成績で首位に浮上。レースリーダーの証となるオレンジ色のジャージに袖を通しました。

明日のステージは総合リーダーチームとして、ジャージを守るべくレースをコントロールする立場となりますが、今日の完璧なチームワークに福島監督は大きな手応えを感じています。


●リザルト
第3ステージ
1 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia 2:52:51
2 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
3 GIRAUD Benjamin Delko Marseille Provence KTM
4 MACANALLY Ryan H&R Block Pro Cycling
5 ABERASTURI Jon Team UKYO
6 KULYK Andriy Kolss Cycling Team
7 BOIVIN Guillaume Israel Cycling Academy
8 THÖMEL Tino Bike Aid
9 PACHER Quentin Delko Marseille Provence KTM
10 CHIA BERMUDEZ Luis Carlos Manzana Postobon

19 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
48 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini
59 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
104 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini
115 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini 8:04:13

2 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia +0:01
3 ALZATE Carlos Eduardo UnitedHealthcare Pro Cycling Team +0:04

32 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +0:21
66 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini +0:35
67 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +0:31
71 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +0:35
86 ITO Masakazu NIPPONIPPO – Vini Fantini +0:42



内間康平のコメント
今日のステージでの作戦はただ一つ! マリーニでゴールスプリントに挑むこと。序盤から交互にアタック合戦に入り、途中小石が先頭グループで先行。それも吸収され、ようやく次の逃げが決まったのが100k地点。すかさずウィリエールとコントロールを行い、うまくタイム差を縮めラスト4kmで吸収。そこからチームメイトがマリーニを前まで運びゴールスプリントへ。マリーニはステージ2位となり、リーダージャージを獲得! 明日からはリーダーチームとなるが、他のチームの思惑も利用しながら、うまくレースを進めていきたい。


伊藤雅和のコメント
今日もマリーニのスプリントで勝負する作戦。途中のアタック合戦で日本人4人がみんなよく反応できてたと思う。最後は内間がコントロールに入って、他のみんなはマリーニの後ろに他のチームが入らないように位置どりを手伝ってゴール。明日からはリーダーチームなので、気を引き締めて頑張りたい。


窪木一茂のコメント
マリーニが2位となり総合リーダーとなった。レース後半に集団が割れた時も前に小石が入っていたので、僕らとしては落ち着いて走れた。終盤はチームから内間さん1人がコントロールに加わる。伊藤さんと自分でマリーニのポジションキープを手伝い、勝利したマレツコの後ろに付けさせる。左に曲がってゴールまで約1km、良いポジションをキープさせて後ろへ下がった。下り基調で追い風だった。マリーニは勝ったマレツコの番手から離れずスプリント。マレツコの後ろでポジション争いがかなり激しかったが、結果として2位。明日からも勝つために状況判断し皆で一丸となって勝ちを目指したい。


小石祐馬のコメント
今日もド平坦ステージ。湖沿いの道を通るところがあり、横風の影響を受ける可能性があるステージだった。 最後はもちろんスプリント、ラスト1キロまでみんなでマリーニをサポートし、ウィリエールのスプリンター、マレツコの後ろにつけて万全の位置でスプリントさせることができた。結果は区間2位と総合リーダー獲得。 明日からリーダーチームになり、走り方が変わるかもしれないが、しっかりと協力してジャージを守っていきたい。

●NIPPOヴィーニファンティーニ出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂

小石祐馬
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

写真: 騎盟 www.qqride.com

●レース情報
Tour of Taihu Lake(ツアー・オブ・タイフーレイク)
開催期間/2017年10月10日(火曜日)〜17日(火曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/中国(日本との時差 1時間)

10月10日(火) プロローグ   Wuxi   5.3km(ITT)
10月11日(水) 第1ステージ   Wuxi Binhu Circuit   111.3km
10月12日(木) 第2ステージ   Wujin West Taihu Lake Circuit  117.1km
10月13日(金) 第3ステージ   Huzhou Taihu Tourist Resort – Wuxing Changxi   139.5km
10月14日(土) 第4ステージ   Wujiang Taihu New City Circuit    117.4km
10月15日(日) 第5ステージ   Nantong – Haimen   148km
10月16日(月) 第6ステージ   Jiangyan Qinhu Ave.    109.4km
10月17日(火) 第7ステージ   Jurong Chishanhu Lake – Maoshan  130.6km

※第1、3、5、6、7ステージはDAZNにてライブストリーミングが予定されています。

PRESS RELEASE

【2018シーズン情報】西村大輝と2年間のプロ契約締結。ケガを乗り越えて世界をめざす!

2017年10月13日

7月末日よりトレーニー(研修生)として活動してきたシマノレーシングチーム所属の西村大輝(にしむら・ひろき)とNIPPOヴィーニファンティーニは、2018年から2年間の選手契約を結びました。現在22歳、エリートカテゴリー1年目の西村は来季より本格的にヨーロッパを拠点として、UCIワールドツアーも含めた世界のトップレースを転戦。世界ランキングを見据えた厳しい挑戦を始めます。

高校時代にジュニアカテゴリーのアジア選手権ロードレースで優勝するなど、今後が期待される若手選手として注目され、日本代表として世界選手権への出場も果たした西村でしたが、高校卒業後、シマノレーシングチーム所属1年目の秋に腰のヘルニアを発症。その後、3度の手術を経験し、2年以上も自転車に乗れない辛い日々を過ごしました。しかし、競技復帰を諦めることなく、リハビリやトレーニングに打ち込み、2016シーズンより本格復帰しました。

写真: UCIポイントを獲得したツアー・オブ・チャイナ2にて。初日の山岳ステージで総合成績を上げ、その後体調不良もあったが、最終日までリードを守った

そして今年はエリートカテゴリー1年目ながら、全日本選手権ロードレースで5位に入る力走をみせました。とくに前半から積極的に攻める姿勢が評価され、夏よりNIPPOヴィーニファンティーニにトレーニーとして加入。UCIヨーロッパツアー超級のステージレース、ブエルタ・ア・ブルゴス(スペイン)、アークティックレース・オブ・ノルウェーを走破し、9月に開催されたツアー・オブ・チャイナ2(UCIアジアツアー2.1)では、スプリンターのアシストとして展開に加わりながらも、個人総合成績20位でレースを終え、海外レースで自身初となるUCIポイントを獲得しました。

写真: 8月にオーストリアで初開催された山岳ワンディレース「プロエッツタール5500(UCIヨーロッパツアー1.1)」

西村大輝のプロフィール
1994年10月20日生まれ、兵庫県出身
身長/体重  171cm/57kg
2011年 ジュニア全日本選手権ロードレース 優勝
2012年 ジュニアアジア選手権ロードレース 優勝
ジュニア全日本選手権個人タイムトライアル優勝
ジュニア世界選手権ロードレース 23位
2013年 国民体育大会ロード(青年の部) 2位
2017年 エリート全日本選手権ロードレース 5位


西村大輝のコメント
来季からNIPPOヴィーニファンティーニに加入できることが決まり、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。 7月末日より、トレーニーとしてレースに出場させて頂き、今までには全く経験したことのないハイレベルなレースを走りました。世界で活躍するプロ選手たちのレースを直に体験して感じたことは、「一刻も早くヨーロッパへ渡らなければいけない」といった危機感にも近いようなものでした。

来季からはイタリアを拠点に世界中のレースを飛び回り、所属チームのカテゴリーもコンチネンタルチームからプロフェショナルコンチネンタルチームへと格上げになります。 今までとは走るレースのレベルや住む場所、話す言葉まで全てが異なったものとなり、今からチャレンジ精神を掻き立てられる思いです。

そして、今回NIPPOヴィーニファンティーニへ移籍するにあたり、快く僕を送り出して下さった現所属チームのシマノレーシングには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2013年の10月から腰のケガにより、三度の手術を受け2年6ヶ月もの間、全く走れなかった僕を温かく見守って下さり、三度目の手術後も数ヶ月間痛みが引かずに精神的にも限界を迎え、本気で選手を止めようと相談しに行った際に「まだ諦めるのは早いぞ」と、チームには迷惑を掛けっぱなしであった僕の背中を押して下さった野寺監督。実力的には、まだまだ足りていない僕をチームに迎えて下さった大門監督。たくさんの方々のサポートを受けてようやく手にした世界への挑戦権なので、その想いに応えるためにも全力で戦い抜きます。


福島晋一監督のコメント
西村選手の加入は、非常に喜ばしいです。引退する前のツール・ド・北海道で、同じレースを走りましたが、彼からは確かな才能を感じました。そのあと、故障により引退の狭間から、再び競技界に戻ってきたこの経験を生かせば、素晴らしい選手になれると思います。中国のレースでは毎日、追いこんでヘロヘロになりながらも、よく走り切りました。力を使い切ることを勧められる選手と、勧められない選手がいますが、彼には使い切った後に湧いてくる力を体感して欲しいと思います。身体も心も幹を太くして、大きな選手になるのを手伝いたいと思います。

写真: ヨーロッパのレースで第一監督のマリオ・マンゾーニからレース前にアドバイスを受ける

RESULT

【ツアー・オブ・タイフーレイク/第2ステージ】雨のスプリントでマリーニが区間3位、ポイント賞&新人賞で首位に

2017年10月13日

写真 : 騎盟   http://www.qqride.com

10月12日、西太湖の近くWujin(武進)にてツアー・オブ・タイフーレイク第2ステージが117.1kmの平坦コースにて開催されました。昨ステージに引き続き、雨が降る中でのレースとなりました。

NIPPOヴィーニファンティーニは昨日の第1ステージのゴールスプリントを制したニコラス・マリーニのスプリントで勝負する作戦で、序盤より危険なアタックに警戒しながらレースを進めていきました。

2選手が逃げる展開となり、内間康平と伊藤雅和が集団のコントロールに加わり、逃げの吸収に貢献し、最後は狙いどおりの集団ゴールスプリントの展開へと持ち込みました。そして昨日に引き続き、ライバルのヤクブ・マレツコ(ウィリエールトリエスティーナ)との勝負となり、今日はマレツコが区間優勝。マリーニは3位でフィニッシュしました。

写真 : 騎盟  http://www.qqride.com

マリーニはポイント賞ジャージをマレツコと同点としながらもキープ。総合成績を4位とし、25歳以下の選手が対象となる新人賞にて首位に立ちました。


●リザルト
第2ステージ

1 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia 2:38:40
2 MUZYCHKIN Anton Minsk Cycling Club
3 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
4 GIRAUD Benjamin Delko Marseille Provence KTM
5 ABERASTURI Jon Team UKYO
6 BOIVIN Guillaume Israel Cycling Academy
7 ALZATE Carlos Eduardo UnitedHealthcare Pro Cycling Team
8 RUPNIK Jure H&R Block Pro Cycling
9 CHEN Zhiwen Giant Cycling Team
10 BAZHKOU Stanislau Minsk Cycling Club

20 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
79 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini
90 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini
114 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
124 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 BOIVIN Guillaume Israel Cycling Academy 5:11:26
2 SMITH Morgan St. George Continental Cycling Team +0:01
3 TVETCOV Serghei Jelly Belly p/b Maxxis

4 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
33 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +0:17
70 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini +0:30
71 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +0:31
75 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini
92 ITO Masakazu NIPPONIPPO – Vini Fantini +0:38



内間康平のコメント
今日のステージも最後はまとめて、スプリントにすべくスタート! 最初のアタック合戦をチェックしていくが、一歩引きすぎて8人の逃げに入れず…。とりあえず、チームで振り出しに戻し、ようやく2人先行。そこからレースは落ち着き、伊藤、自分の順でコントロールに入り、逃げを全て吸収。ゴールスプリントの展開となりニコラスが3位!明日も作戦をこなしながら、チーム皆で頑張っていきたい。


伊藤雅和のコメント
今日もマリーニのスプリント狙いのコース。自分の役目は逃げが決まった直後に集団コントロールに入ること。逃げが決まってコントロールを開始し、残りの距離が短くなってコントロールから離脱し、集団内でゴールした。 明日もチームの仕事をこなしてしっかり走り抜きたい。


窪木一茂のコメント
今日のステージも平坦基調、風も吹いて雨も降っていた。50km地点過ぎたあたりで2名が逃げを決め、集団が落ち着く。タイム差2分弱をキープしながら内間さん、伊藤さんが集団コントロールに加わり、ラスト15kmから固まってゴールへ走る。ラスト1kmでマリーニと話をして前へとポジションを上げる、後ろに付いてと言われたが、マリーニの後ろを取られ、後ろ二番手に付けてしまい残り約500m。マリーニの加速に反応できずスプリントに付いていけなかった。 今日はスプリントに向けて、アランも自分もマリーニも外を踏まされてパワーを消耗していたのは、良くなかったと思う。明日からもスプリントで勝負することになると思うので、マリーニをサポートしながら自分でも狙いたい!


小石祐馬のコメント
今日も平坦ステージ。スプリントになる可能性が高いコースだった。基本的な作戦は昨日と同じ。今日は風があったが最終的にはまとめてスプリントに。 明日からもこのようなレースが予想されるのでチームで勝利を狙っていきたい。

●NIPPOヴィーニファンティーニ出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂

小石祐馬
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
Tour of Taihu Lake(ツアー・オブ・タイフーレイク)
開催期間/2017年10月10日(火曜日)〜17日(火曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/中国(日本との時差 1時間)

10月10日(火) プロローグ   Wuxi   5.3km(ITT)
10月11日(水) 第1ステージ   Wuxi Binhu Circuit   111.3km
10月12日(木) 第2ステージ   Wujin West Taihu Lake Circuit  117.1km
10月13日(金) 第3ステージ   Huzhou Taihu Tourist Resort – Wuxing Changxi   139.5km
10月14日(土) 第4ステージ   Wujiang Taihu New City Circuit    117.4km
10月15日(日) 第5ステージ   Nantong – Haimen   148km
10月16日(月) 第6ステージ   Jiangyan Qinhu Ave.    109.4km
10月17日(火) 第7ステージ   Jurong Chishanhu Lake – Maoshan  130.6km

※第1、3、5、6、7ステージはDAZNにてライブストリーミングが予定されています。