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【ツアー・オブ・タイフーレイク/第7ステージ】絞られた集団でのゴールスプリントで窪木一茂が8位入賞

2017年10月18日

写真: 騎盟 www.qqride.com

10月11日に開幕した8日間のツアー・オブ・タイフーレイクが17日、南京郊外のJurong(句容)での最終ステージをもって閉幕しました。最終、第7ステージは今大会を通じて唯一の登坂区間が組み込まれた130.6kmのステージで、終盤に高低差約200mの上りを含む周回コースを2周回するコース設定でした。

スタート直後より15名ほどの大きな逃げが決まり、NIPPOヴィーニファンティーニは選手を乗せなかったために、他のチームと協調しながら逃げを吸収。スタートから20km地点でレースは振り出しに戻りました。その後は6名の逃げが先行し、集団は落ち着きました。

しかし、約100地点にある最初の登坂区間が近づくにつれ、集団は徐々にペースアップされ、最初の登坂にて、コルスサイクリングチームやマンザナ・ポストポンらが積極的に集団を牽引して逃げていた選手を吸収。そこからアタックが何度もかかり、集団はすぐに小さくなりました。

登坂区間の前の落車に小石祐馬と伊藤雅和が巻き込まれ後退。また登坂区間でニコラス・マリーニと序盤の集団コントロールで力を使った内間康平も遅れます。その一方で、激しいペースアップが図られた先頭集団にアラン・マランゴーニが残り、あとから窪木一茂も合流しました。

一時はレースリーダーのヤクブ・マレツコも遅れたため、総合成績逆転を狙う登坂に強い選手たちは懸命にリードを広げようとしましたが、マレツコはチームメートたちの素晴らしい仕事により集団復帰。最終的にはマレツコを含む30名ほどの集団でのゴールスプリントとなり、マレツコが区間5勝目をマーク。圧倒的リードで個人総合優勝にも輝きました。

NIPPOヴィーニファンティーニは窪木とマランゴーニが先頭集団に残り、マランゴーニの献身的なアシストにより窪木がスプリントに挑み、区間8位でフィニッシュ。マリーニは今日のステージで遅れたため、個人総合成績では順位を下げましたが、ポイント賞2位でレースを終えています。

写真: 騎盟 www.qqride.com

●リザルト
第7ステージ
1 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia 2:58:58
2 BOIVIN Guillaume Israel Cycling Academy
3 GIRAUD Benjamin Delko Marseille Provence KTM
4 BUTS Vitaliy Kolss Cycling Team
5 COUANON Jonathan Delko Marseille Provence KTM
6 VASYLYUK Andriy Kolss Cycling Team
7 BAZHKOU Stanislau Minsk Cycling Club
8 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
9 VILLEGAS Juan Pablo Manzana Postobon
10 CASTILLO Ulises Alfredo Jelly Belly p/b Maxxis

32 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini
94 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +14:26
97 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini
98 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini
DNF KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini


個人総合成績
1 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia 19:10:46
2 BOIVIN Guillaume Israel Cycling Academy +0:30
3 ALZATE Carlos Eduardo UnitedHealthcare Pro Cycling Team +0:36

19 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +0:56
28 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +1:10
89 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +14:55
95 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini +15:43
100 UCHIMA Kohei NIPPO – Vini Fantini +17:50



内間康平のコメント
序盤に15人が先行、そこには誰も入れなかったため、他のチームと協力してキャッチ。終盤にかけてのアップダウン区間では落車が多発。位置取りが悪かったため、そこで後退してグルペットでゴールとなった。 8日間、応援していただき、ありがとうございました!


伊藤雅和のコメント
最終日は上りがあるコースなので、そこで頑張るように指示を受けてスタート。序盤大人数の逃げが決まって、チームに誰も入ってなかったが、内間がコントロールに入り吸収。そこから細い道のアップダウンを右へ左へ。上りの前の位置どりをしているとき、下り区間で落車に巻き込まれて自分も落車。自転車が複雑に絡んでて、なかなかスタートできなかったため、再スタートを切るも集団は遥か彼方でレースは終了。そこからは前にいたマリーニと内間とゴールを目指した。 幸いケガもないので、次戦をしっかり走りたいと思う。


窪木一茂のコメント
最終ステージは登りを含むステージだった。作戦としては先頭集団に残って勝負すること。序盤の15名の逃げのコントロールに内間さんが加わり、登りを前に6人だけを先行させる展開へとなりペースが落ち着く。落車のリスクを減らすために集団前方で走り続け登りに突入。アランと15番手以内で脚を使いながら場所取りし、一緒に良い位置で走っていた。最後の登りで、スプリンターたちが遅れたのでチャンスだと思えたが、サウスイーストが登りの後に、全開ローテーションでエーススプリンターのマレツコ、他チームの選手たちを率いて集団に復帰してきた。ラスト5kmからアランが僕のために自らを犠牲にしてアシストしてくれてスプリントをした。風も吹いており、捲ることに徹してしまい、しっかり力を出しきれず8位となった。脚が削られた中でのスプリントで、自分にとってはチャンスだっただけに悔しさが残った。 続く、ワールドツアーのレースも頑張りたい。 応援ありがとうございました。


小石祐馬のコメント
最終日、雨は上がっていたが、路面は濡れているなかでスタート。序盤に20人弱が先行するも、内間さんが牽引に加わり、振り出しに戻った。そのあとは5人ほどが行って集団はブラジルがずっとコントロール。雨の影響で路面に泥が流れてで落車多発。位置取りもしているときに巻き込まれてしまった。この大会に参加したときから前回のケガは完治していなかったので、まずは回復に専念してしっかりとした状態で戻ってきたい。

写真: 騎盟 www.qqride.com

●NIPPOヴィーニファンティーニ出場選手
内間康平
伊藤雅和
窪木一茂

小石祐馬
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
Tour of Taihu Lake(ツアー・オブ・タイフーレイク)
開催期間/2017年10月10日(火曜日)〜17日(火曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/中国(日本との時差 1時間)

10月10日(火) プロローグ   Wuxi   5.3km(ITT)
10月11日(水) 第1ステージ   Wuxi Binhu Circuit   111.3km
10月12日(木) 第2ステージ   Wujin West Taihu Lake Circuit  117.1km
10月13日(金) 第3ステージ   Huzhou Taihu Tourist Resort – Wuxing Changxi   139.5km
10月14日(土) 第4ステージ   Wujiang Taihu New City Circuit    117.4km
10月15日(日) 第5ステージ   Nantong – Haimen   148km
10月16日(月) 第6ステージ   Jiangyan Qinhu Ave.    109.4km
10月17日(火) 第7ステージ   Jurong Chishanhu Lake – Maoshan  130.6km

※第1、3、5、6、7ステージはDAZNにてライブストリーミングが予定されています。