PRESS RELEASE

【2018シーズン情報】2016年全日本チャンピオン、初山翔と選手契約を締結

2017年10月20日

ブリヂストンアンカー所属の初山翔とNIPPOヴィーニファンティーニは、2018年の選手契約を締結しました。現在、初山は29歳、U23時代にNIPPOのサポートによりイタリアのアマチュアチームに所属し、その後は国内コンチネンタルチームで活躍しました。2016年には全日本選手権ロードレースで優勝し、今年はツアー・オブ・ジャパンでの毎ステージ逃げに乗り、山岳賞を獲得する積極的な走りに大きな注目が集まりました。

写真: 2016年に東京都大島町で開催された全日本選手権ロードレースを制した初山翔

来季はNIPPOヴィーニファンティーニとともに、ヨーロッパを拠点に世界中のトップレースを転戦します。初山にとって、再びイタリアに戻る形になりますが、所属チームはアマチュアからプロコンチネンタルチームに大きくステップアップし、レースの厳しさも大きく増すなかで、今まで以上の強い意志をもって世界ランキングへの挑戦を始めます。

初山翔のプロフィール
1988年8月17日生まれ、神奈川県出身
身長/体重  175cm/59kg
2013年 ツール・ド・おきなわ 優勝
2015年 ツール・ド・シンカラ 第9ステージ優勝
2016年 全日本選手権ロードレース優勝
2017年 ツアー・オブ・ジャパン 山岳賞

●所属チーム
2008年〜2009年 A.S.D CICLISTICA MALMANTILE(イタリア・アマチュア)
2010年 CENE VALLE SERIANA(イタリア・アマチュア)
2011年〜2012年 宇都宮ブリッツェン(日本・UCIコンチネンタル)
2013年〜2017年 チームブリヂストンアンカー(日本・UCIコンチネンタル)



初山翔のコメント
高校生のときからヨーロッパプロを目指してきました。かなり遠回りしましたが、曲がりなりにも到達できて率直に嬉しく思います。U23時代にNIPPOからのサポートを受けてイタリアアマチュアチームに所属していましたので、ヨーロッパでのプロ入りの厳しさは心得ているつもりです。来年は今まで以上に厳しい環境に身を投じ、成長スピードに拍車をかけたいと思っております。もう多くの時間は残されていませんので、後悔することのないよう選手活動を行うつもりです。

また5年間ブリヂストンアンカーにお世話になりましたが、入団当初は主にアシストとしてレースを走り、多くのことを勉強させていただきました。ここ数年はエースを任されるレースもあり、勝つことの難しさと責任を教えていただき、様々な面で成長させていただきました。5年間のチームメイト、スタッフ、ブリヂストンサイクルの皆様、並びにスポンサー各社様に大変感謝しております。

引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

大門宏監督のコメント
初山も西村同様にU23カテゴリー1年目から注目していた選手の1人。イタリアでアマチュア時代を過ごしたのち宇都宮ブリッツェンに在籍。もうヨーロッパへの挑戦は懲りたのか、まだ気持ちのなかで “世界ランキングへの挑戦” に興味があるのか、と久しぶりに連絡を取り合ったことがあったが、まだ魂にみなぎるモノを感じ、ホッとしたことを覚えている。

その後、ブリジストンアンカーに移籍したので、その ”狼煙”は再挑戦の証とも見受けられ、陰ながら見守っていた。昨年、全日本チャンピオンになったシーズン後半に打診を受けたが、タイミング的に遅かったので止むなく見送ったが、今シーズンは春からツアー・オブ・ジャパンにかけ、決して 全日本チャンピオン”に慢心することなく「さらに上を目指したい」と言う強い意志が彼の走りから伝わってきた。

実力はあるが結果には恵まれなかった選手に良くあることだが、全日本チャンピオンのタイトルを取ったということより、世間から注目されている大会で勝てたことで、周りからの評価されたことが彼にとって大きな自信になったのだと思う。

ツアー・オブ・ジャパンで3勝を挙げたカノラが初山の積極的な走りと結果(山岳賞獲得)を高く評価したことも決め手となった。もちろん20代前半、イタリアで試行錯誤を重ね苦労していたころ必死に覚えたであろうイタリア語で、彼とコミュニケーションが取れたこともプラスに作用したことは言うまでもない。

日本人のUCIポイントの獲得状況によっては、誰が勝ってもポイントが日本に加点される全日本選手権への出場をあえてキャンセルして、前後のレースを優先させることも容赦しないというチームオーダーの極端なシフト、スケジュールの割り当てもありえることを説明したときは、さすがに本人も戸惑っていたが、来季は、レースの数、レベル、転戦の移動距離、与えられるミッション等、これまでとは全く別世界だと言うことは、彼にはクドいくらい再確認した。他のメンバーと共に少しでも世界との距離を縮め、日本のレベルアップに貢献できる選手に成長してくれることを願っている。

写真: ツアー・オブ・ジャパンで山岳賞を獲得した初山(右)、ポイント賞のマルコ・カノラ(左から2番目)とともに表彰台に上がった

 

RACE

【ジャパンカップサイクルロードレース/事前情報】今季5勝のカノラを軸にアジア最高峰ワンディレースに挑む!

2017年10月20日

10月22日(日)に栃木県の宇都宮市森林公園周回コースにて開催される「ジャパンカップサイクルロードレース(UCIアジアツアー1.HC)」に、今年も過去2回(2005年、2008年)の優勝経験をもつダミアーノ・クネゴをキャプテンとして、登坂力重視のチーム編成にて参戦します。

1990年に開催された世界選手権ロードレースで使用されたコースをベースに、1992年に初開催されたジャパンカップは、現在UCIアジアツアー最高峰となる超級(HC)カテゴリーのワンディレースとして開催されています。今年は4つのワールドツアーチームが参戦しますが、毎年多くのトップチームが参戦し、厳しい古賀志林道を含む山岳コースで名勝負が繰り広げられており、世界的にも有名な大会になっています。

レースコースは10.3kmの周回コースを14周回する144.2km。スタート/フィニッシュラインをすぎて、すぐに始まる古賀志林道の登坂区間が大会最大の見所となっており、毎周回、選手たちは標高差185mの急坂を一気に駆け上がります。

NIPPOヴィーニファンティーニのエースを務めるのは、ツアー・オブ・ジャパンでの区間3勝を含め、今季5勝を挙げ勢いにのるオールラウンダーのマルコ・カノラ。ジャパンカップへの参戦は初めてとなりますが、彼が得意とするコース設定であり、活躍に期待がかかります。

カノラ以外のイタリア人3選手は、みなジャパンカップ参戦経験のある選手で、クライマーのイヴァン・サンタロミータも2009年に3位入賞し、表彰台に立っています。経験豊富なクネゴやアラン・マランゴーニとともに、チームをまとめて勝利をめざします。

日本人選手は世界のレースを転戦し、大きな成長を遂げた中根英登がメンバー入り。登坂力を武器に「ツール・ド・ランカウイ」にてアジア人最高位、「ツアー・オブ・アゼルバイジャン」にて個人総合9位でフィニッシュするなど、今季は多くの好成績を残しており、母国でのシーズン最後のビッグレースへ、高いモチベーションをもって挑みます。

またチームを指揮するのはマリオ・マンゾーニ監督。監督としては初来日となりますが、1990年の世界選手権に選手として出場しており(アマチュアカテゴリー)、チームメートのミルコ・グアルディの優勝に貢献しました。その思い出深い宇都宮に、今回27年ぶりに戻ることをとても楽しみにして来日しました。

●10月22日/ジャパンカップサイクルロードレース出場選手
中根英登
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
監督:マリオ・マンゾーニ

クリテリウムには小林海が出場!
また土曜日には宇都宮市内にて「ジャパンカップクリテリウム」が開催されます。2.25kmの平坦コースを15周する38.25kmのクリテリウムレースで、目抜き通りを閉鎖して行われるため、自転車ファン以外にも街を行き交う大勢の方が足を止めて観戦します。そしてこの「ジャパンカップ・クリテリウム」には小林海が出場する予定です(※サンタロミータが不出場)。

●10月21日/ジャパンカップクリテリウム出場選手
中根英登
小林海
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
監督:マリオ・マンゾーニ

特別ジャージでジャパンカップに参戦
ジャパンカップクリテリウム、ジャパンカップサイクルロードレースともに、NIPPOヴィーニファンティーニは通常とはデザインの異なるスペシャルジャージにて参戦します。19日(金)に開催されるチームプレゼンテーションにて披露する予定で、今大会のみの着用となりますので、ぜひご注目ください。


中根英登のコメント
今シーズン最終戦となるジャパンカップ。秋のイタリア連戦の疲れは抜けて、かなり調子が良い状態に持ってこれていると感じている。今年の集大成として、このレースで力を出しきりたいと思います。NIPPOヴィーニファンティーニへの応援よろしくお願いします!


マリオ・マンゾーニ監督のコメント
カノラには大きな期待をしている。彼にとって今シーズンは、とても長く、すでに充分に成功したシーズンであったと言えるが、彼はまだまだ勝利に飢えてる。

天候が不安だが、中根もこういうコースを得意としておりカノラ同様やる気に満ちている。クネゴ、サンタロミータ、マランゴーニらチームメイトの近くで勝負に関わるアタックに加われることを期待し、楽しみにしている。

再び宇都宮に戻ってくるとは夢にも思わなかっただけに今回の来日はとても嬉しい。今から27年前にイタリアのナショナルチームのメンバーとして参加した1990年世界選手権の遠征は、私の選手人生にとって刺激的な出来事だった。だから、今回の来日は、とても楽しみにしていた。さっそく、今日は選手たちのトレーニングでコースに行くが、27年前の微かな記憶をチームカーで辿りながら満喫したい。

●レース情報
2017 Japan Cup Cycle Road Race(2017 ジャパンカップサイクルロードレース)
開催期間/2017年10月22日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー1. HC
開催国/日本 栃木県宇都宮市

公式サイト http://www.japancup.gr.jp/
公式ツイッター https://twitter.com/Japancup_ofc
公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/JapancupOfficial/