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🏆【トロピカル・アミッサ・ボンゴ/第6ステージ】完璧なチームワークに導かれたビニアム・ギルマイが今大会2勝目をマーク

1月20日にアフリカ中部のガボン共和国で開幕した7日間のステージレース「ラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴ(UCIアフリカツアー2.1)」。26日に開催されたポート・ジャンティル(Port-Gentil)での第6ステージは、集団ゴールスプリントの展開に持ち込まれ、チームメートの完璧なアシストを受けた19歳のエリトリア人選手ビニアム・ギルマイが勝利。第3ステージに続く、今大会区間2勝目をマークした。

第6ステージは、ガボン共和国第二の都市であり、西側のギニア湾に突き出た場所に位置する湾港都市であるポート・ジャンティルにて開催された。選手たち一行は滞在する首都のリーブルヴィルから小型飛行機にてレース会場まで移動、その複雑なロジスティックスから、スタート時間が30分ほど遅れたものの、10.6kmの周回コースを12周回する127.2kmの平坦ステージは無事にスタートが切られた。

序盤よりレースはアクティブに動き、一時、別府史之を含む集団が先行するシーンも。アタックの攻防を繰り返しながらレースは進み、中盤からはNIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスは、ギルマイのスプリントによる勝利をめざして、リーダーチームであるエリトリアナショナルチームとともに集団をうまくコントロール。終盤には岡篤志がアタックに反応し4名で先行し、岡は単独になっても残り3kmまで逃げ続ける。そのおかげでチームはレースを優位に進めることができ、最後は狙いどおりに集団ゴールスプリントの展開に持ち込み、チームメートの完璧なアシストを受けたギルマイがやや大きくリードを奪う形で勝利! 素晴らしいチームワークに支えられ、才能豊かな19歳は早くも今季2勝目を挙げ、第5ステージを終えて首位に立ったポイント賞争いでも、最終ステージを残してライバルたちを引き離す結果になった。

ラスト30kmあたりで逃げを射程圏内に留め、泳がせる形で進む。最後まで抵抗した1人を吸収しようかというタイミングで、モロッコチャンプとアフリカチームがアタック。たまたま後ろにいたので、チェックに付いていくと、集団が離れている。はじめのうちは、「エースが後ろにいるからSorry」と付き位置を決め込んでいたが、集団が目視で直ぐに見えないくらい離れている。4人の逃げだったが、実質先頭を牽くのはモロッコチャンプ1人で、他のメンバーは明らかに脚がない様子。本来僕に課せられた仕事は、チームメイトの為の牽引であり、万が一逃げ切ったとして負けたなら最悪だ。戻るか?しかし今日は脚の感触がかなり良い。このメンバーの中では絶対に負けないと確信できたので、とりあえずローテーションに加わる事にした。

タイム差35秒でラスト1周の鐘を聞く!残り10kmでこのタイム差は、ロードレース的にはあまり希望はない。そんな事は分かっていても、少しワクワクしてしまう。途中で皆牽けなくなったので、悪あがきのアタック!残り8km辺りで単独になり、最後の抵抗をしてみるもラスト4kmであえなく撃沈。あとはチームメイトに託し、後ろでフィニッシュ。すると「NIPPOデルコワンプロヴァンス!ビニアム!」とアナウンスが聴こえて、本当に感動。また彼が勝ってくれた。今大会2勝目! 1回目の勝利は、僕は千切れて何にも出来なくて、惨めな気持ちが勝ってしまったけれど、今日は仕事もこなせたし、皆から「Great job!!」と言ってもらえて、皆と抱き合い、心から勝利を喜ぶことができた。

岡篤志ブログ http://atsushi-blog.jugem.jp/?eid=169

ビニアム・ギルマイのコメント

昨年も同じようなコースを走っていたので、今日のコースプロフィールを知っていた。厳しい登りの途中、フィニッシュラインまであと400mのところでスプリントを開始し、ライバルたちを引き離すことができた。正直、自分のコンディションはベストとは言えないけれど、今日はチームメート全員が自分のためにサポートしてくれたので勝つことができた。今日の勝利の90%は彼らのおかげと言っていい。もちろん明日からのステージでも引き続き勝利を狙っていく。チームの雰囲気はとても良く、チームワークも機能しているので、さらに勝利を重ねられると期待している。

水谷壮宏監督のコメント

今日もビニアム一本でスプリントを狙う作戦。もちろん前半はいつものようにアタック合戦になったが、エリトリアとルーベのコントロールで様子をみた。自分たちは脚を使わず、半分くらい消化。その後はエリトリアも疲れてきたので、自分たちもコントロールに参加して、逃げを1、2分差におさめた。最後の最後はスプリントになったが、終盤残り2周くらいで岡篤志が4名の逃げに乗った。そのおかげで自分たちは脚を残すことができた。ラスト3kmで岡を吸収、そこから自分たちで列車を組み、残り200mまでうまく持ち込んで、ビニアムがもがいて優勝というパーフェクトな展開だった。本当に良かった。ビニアムは今大会で一番強いスプリンターであると確信しているが、勝つということはチームワークのおかげ。そのことを自分はとても嬉しく思っている。また明日のステージも頑張っていきたい。

リザルト

第6ステージ 区間成績
1    ã€€ GIRMAY Biniam    ã€€NIPPO DELKO One Provence        2:47:39
2    ã€€ HAMZA Yacine  ã€€  Algeria   
3    ã€€ VIVIANI Attilio     Cofidis, Solutions Crédits
13      JULES Justin     NIPPO DELKO One Provence           
31    ã€€ NAVARDAUSKAS RamÅ«nas     NIPPO DELKO One Provence            
32    ã€€ BEPPU Fumiyuki     NIPPO DELKO One Provence            
66      OKA Atsushi  ã€€  NIPPO DELKO One Provence        ã€€    +0:40
71    ã€€ MINALI Riccardo     NIPPO DELKO One Provence             +8:10

個人総合成績
1    ã€€  TESFATSION Natnael  ã€€  Eritrea        19:32:29
2        LEVASSEUR Jordan     Natura4Ever – Roubaix Lille Métropole        +0:01
3        MORIN Emmanuel     Cofidis, Solutions Crédits         +0:04
12    ã€€   NAVARDAUSKAS RamÅ«nas     NIPPO DELKO One Provence        ã€€+0:25
17    ã€€   BEPPU Fumiyuki  ã€€  NIPPO DELKO One Provence    ã€€    +1:13
34        GIRMAY Biniam ã€€   NIPPO DELKO One Provence         +15:21
50        JULES Justin  ã€€  NIPPO DELKO One Provence         +19:25
61        MINALI Riccardo  ã€€  NIPPO DELKO One Provence      ã€€  +24:19
71        OKA Atsushi     NIPPO DELKO One Provence         +35:17

ポイント賞
1      GIRMAY Biniam    NIPPO DELKO One Provence    125
2      VIVIANI Attilio    Cofidis, Solutions Crédits    116
3      REGUIGUI Youcef    Algeria    113

フルリザルト(外部サイト)
https://www.procyclingstats.com/race/la-tropicale-amissa-bongo/2020/stage-6

レース情報

La Tropicale Amissa Bongo
ラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴ

日時 2020年1月20日(月)〜26日(日)
開催国 ガボン共和国
レースカテゴリー UCIアフリカツアー2.1

ウェブサイト https://www.tropicaleamissabongo.com/fr
フェイスブック https://www.facebook.com/tropicaleamissabongo/
ツイッター  https://twitter.com/tropicale2020

1月20日 Stage 1 – Bitam › Ebolowa (149k)  ※カメルーン
1月21日 Stage 2 – Bitam › Oyem (107k)  
1月22日 Stage 3 – Mitzic › Ndjolé (186k)
1月23日 Stage 4 – Lambaréné › Mouila (190k)
1月24日 Stage 5 – Lambaréné › BIFOUN (82k) *コース変更
1月25日 Stage 6 – Port Gentil › Port Gentil (127.2k)
1月26日 Stage 7 – Nkok › Libreville (132.2k)

出場選手

ジュスタン・ジュル(フランス)
岡篤志(日本)
ラムナス・ナヴァルダウスカス(リトアニア)
リッカルド・ミナーリ(イタリア)
ビニアム・ギルマイ(エリトリア)
別府史之(日本)

監督; 水谷壮宏

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