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【ボルタ・ア・バレンシアーナ/第2ステージ】激坂の1級山岳で集団が細分化

2018年02月02日

5日間のステージレースの2日目、第2ステージは3級山岳が3つ、中盤から1級山岳を2つ越える厳しい154KMの山岳ステージでした。レースは序盤より5選手がリードする展開で進み、集団はリーダーチームらのコントロールで落ち着きながら最初の3つの3級山岳を越えていきました。

折り返しをすぎた残り75KM地点の1級山岳では集団のなかからアタックがかかり、集団は活性化しペースアップ。逃げ集団との距離が大きく縮まり、残り30KM地点の最後の1級山岳で集団は逃げていた選手を捉えました。最大勾配が20%を超える厳しい激坂区間もあった最後の山岳では、選手たちが次々に脱落。その一方、集団の前方では3選手がアタックを仕掛けて先行。

下り区間ではいくつもの追走集団が形成され、懸命に逃げていた3選手を追いましたが、2対1の劣勢を振り切ってベテランのアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が優勝する結果となりました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、第2追走集団でサンタロミータ、カノラ、ティッツァ、バジョーリがフィニッシュ。カノラのために前の集団に追いつこうと懸命に走りましたが、トップから2分38秒差でのフィニッシュとなりました。

激坂の最後の山岳で必死に先頭集団に食らいつく走りを見せた中根英登は、頂上手前で惜しくも脚が攣ってしまい、第3集団でゴール。脚が攣るまでは世界のトップ選手たちと張り合い、前方に残れていただけに悔しさが残りましたが、一方で調子の良さも実感することもできました。

結果の残らないステージとなりましたが、選手たちはベストを尽くして戦いました。「今日のレースを評価するのは難しい。自分たちが決して悪かったわけでないが、それ以上に他のチームが強かった」とマンゾーニ監督。明日からのレースでさらに調子を上げながら、格上チームとの戦いですが、貪欲にチャンスを狙っていきます。


成績
第2ステージ
1 VALVERDE Alejandro Movistar Team 3:53:55
2 SANCHEZ Luis LeonAstana Pro Team
3 FUGLSANG Jakob Astana Pro Team

72 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:28
94 CANOLA MarcoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
95 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
97 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
102 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:55
123 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +10:54
127 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +12:31

個人総合成績
1 VALVERDE Alejandro Movistar Team 8:27:58
2 SANCHEZ Luis Leon Astana Pro Team +0:04
3 FUGLSANG Jakob Astana Pro Team +0:06

46 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:38
72 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
78 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
87 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
105 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +6:05
123 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +11:04
136 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +12:41

 

中根英登のコメント
3級山岳3つ、1級山岳2つが組み込まれた第2ステージ。今日もスタートしてすぐに逃げ集団ができてロットNL・ユンボ、チームスカイ、モビスターあたりが集団をコントロール。チームで固まって走り3級山岳3つと1級山岳を越えていく。ココの1級山岳はアタックが掛かったものの、スカイが良いペースでコントロールしていたので、アタックした選手は吸収された。自分は少しキツめだったがバジョーリと共に前方で越えた。
最後の約18%の勾配区間もある1級山岳へ。かなりキツい勾配がずっと続き、どんどん選手が後退していく。自分は少し後方から上りに入ってしまったので落ちてくる選手をパスしながら前方グループへ。この激坂もスカイがコントロール。25人前後くらいまで絞られた集団に食らいついていたが、山頂までラスト2kmくらいのとこで脚が攣ってしまい遅れてしまう。
攣った脚がなかなか回復せず、サンタロミータのいる追走グループ、バジョーリやカノラの第3グループにも付くことが出来ずに、さらに後ろのグループでのゴールとなってしまった攣るまではとても良い感じで上れていた。勾配がキツいほど自分にチャンスがあると思うが、やはりまだまだ力が足りない。この環境にチャレンジ出来ることに改めて感謝すると同時に、これを生かしてもっと強くならなければいけない。
今日の結果をポジティブに捉えて、シーズン初めのレースで上りでの好感触が掴めたのは良かったと思う。気持ちを切り替えて、明日のチームTTに備えます。
レース情報
Volta a la Comunitat Valenciana

(ボルタ・ア・ラ・コムニタト・バレンシアーナ)
開催期間/2018年1月31日(水曜日)〜2月4日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー 2.1開催国/スペイン公式サイト https://www.vueltacv.com
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ハッシュタグ #VCV2018

1月31日(水)Oropesa El Mar › Peñiscola (191.4k)
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