RESULT

【ブラバンツペイル】グロスが逃げ、カノラが27位でフィニッシュ

2018年04月12日


旧ブラバント州を舞台にしたベルギーでのワンデイレース「ブラバンツ・ペイル(UCIヨーロッパツアー1.HC)」がルーヴェンからオーベレルエイセまでの201kmで開催されました。石畳が特徴の北のクラシック最終戦パリ〜ルーベと、急坂が特徴のアルデンヌクラシック初戦のアムステルゴールドレースに挟まれる水曜日に開催されるレースで、コースプロフィールとしても、その中間、ややアルデンヌクラシック寄りとなっており、今年はコース内に27箇所の登坂区間が組み込まれていました。


NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、マルコ・カノラをエースに若手のエドゥアルド・グロス、小林海が逃げに乗り、経験のあるシモーネ・ポンツィらが終盤にカノラをサポートする作戦でスタートしました。
パリ〜ルーベで急逝したマイケル・ホーラールツを偲ぶ、ベランダスヴィレムスの選手がファーストアタックを仕掛け、その後グロスを含む7名の先頭集団が形成されました。

先頭は最大で4分ほどのタイム差を稼ぎましたが、23kmを3周回する終盤のサーキットに入ると、タイム差が縮まりはじめ、残り60km地点でのタイム差は1分ほど。そして、メイン集団のペースは上がっていき、アタックがかかり、ロット・ソウダルとミッチェルトン・スコットの2名が追走を仕掛けて先頭に合流、先頭でもグロスがアタックをかけて一時単独でリードする場面もありましたが、決定的な動きとはならず、先頭集団は8名となり、徐々にタイム差を失いながらレースは進んでいきました。
残り2周回時には、先頭は追走をしかけたワールドツアーチームの2選手とグロスのみが残る形となり、集団とのタイム差は30秒、しだいにグロスも遅れました。メイン集団前方では、渾身のペースアップが繰り返され、この地点で風除け等の仕事をした小林は集団からドロップ。集団は大きく縦に伸び、エースを務めるカノラは積極的にレースを進めます。
最終周回に入っても、先頭2名は30秒のタイム差をキープ。集団はディフェンディングチャンピオンのソンニ・コルブレッリ擁するバーレーン・メリダが中心となりコントロール。
そして、残り12KM地点で先頭は集団に吸収され、残り4KM地点でティム・ウェレンス(ロット・ソウダル)が単独で先行する形となり、集団はアタックを掛け合いながらペースアップを測りますが、結果的にウェレンスが単独で逃げ切る形で優勝。
激しい順位争いが繰り広げられた後続では、カノラが27位でフィニッシュ。終盤までポンツィも献身的に走りましたが、最後に脚を攣ってしまったために、上位入賞はならず残念な結果となりましたが、グロスの逃げに始まり、チームとしては良い形でレースを展開することができ、このまま調子をあげて、日曜日のアムステルゴールドレースに挑みます。
●結果
1 WELLENS Tim Lotto Soudal 200 125 4:42:48
2 COLBRELLI Sonny Bahrain Merida Pro Cycling Team 150 85 0:09
3 BENOOT Tiesj Lotto Soudal 125 60 ,,
4 SERRY Pieter Quick-Step Floors 100 50 ,,
5 TRATNIK Jan CCC Sprandi Polkowice 85 45 ,,
6 PASQUALON Andrea Wanty – Groupe Gobert
27 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:29
53 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:18
80 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +6:26
96 KOBAYASHI Marino Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +17:44
DNF CIMA ImerioNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF GROSU Eduard MichaelNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF LOBATO Juan JoséNippo – Vini Fantini – Europa Ovini


小林海のコメント
先週までは今までで1番良い感じで身体が動いていて、
このレースに自信があったが、正直思ったような走りができなかった。

スタートから前で走り、逃げ、集団分裂に警戒しながら走る。
グロスが自ら仕掛けた逃げが決まったので、
そこからはチームの位置取りの拠点になるように常にプロトンの前で位置を確保し続ける。
周回コースに入るときに風を受けながらもチームの位置取りに協力。
ここでかなり脚を使い、登り区間で番手を下げてしまう。
ペースはすでに上がっていて、タイミングをみて前に上がりたいが、
なかなか脚が回復せずゴール地点の石畳&長い登りで一気にペースがあがり千切れる。
あとほんの少し粘れたら、もう一度集団に復帰した集団に入れたが、ギリギリで遅れた。

そこからはひたすら完走を目指して走った。
次に繋げるために思ったような走りができなかったからと言って降りてたら意味がないので、
何分遅れてもしっかり走り切りたかった。

正直ヨーロッパのこの濃いメンバーで走るのは久しぶりで、
やはり上がった時のペースは本当に尋常じゃない。
アルデンヌクラシックに合わせてきてる選手たちがどれだけ速いか思い知った。
少しでも油断したり、要所要所で踏んだ脚を上手く次までに回復させなかったら即千切れる。

とにかく今はしっかり休んで、先日までの好感触の脚、
パーソナルベストの脚で日曜日のレースで1番のパフォーマンスを発揮したい。
もっとチームの役に立つような走りをしたい。頑張ります。


レース情報
De Brabantse Pijl
開催期間/2018年4月11日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー1.HC
開催国/ベルギー

公式サイト http://www.debrabantsepijl.be/nl/dbp/elite-mannen
フェイスブック https://www.facebook.com/brabantsepijl
ツイッター https://twitter.com/DeBrabantsePijl
ハッシュタグ #BP18



今後のレーススケジュール(予定)
4月15日 Amstel Gold Race オランダ 1.ワールドツアー
4月16日〜20日 Tour of the Alps イタリア ヨーロッパツアー2.HC
4月17日〜22日 Tour of Croatia クロアチア ヨーロッパツアー2.1
4月22日 Giro dell’Appennino イタリア ヨーロッパツアー1.1
5月8日〜13日 4 Jours de Dunkerque フランス ヨーロッパツアー2.HC
5月21日〜28日 Tour of Japan 日本 アジアツアー2.1
5月22日〜24日 Tour des Fjords ノルウェー ヨーロッパツアー2.HC
5月25日〜27日 Hammer Stavanger ノルウェー ヨーロッパツアー2.1
5月30日〜6月3日 Tour de Korea 韓国 アジアツアー2.1
6月1日〜3日 Hammer Sportzone Limburg オランダ ヨーロッパツアー2.1
6月3日 Gran Premio Città di Lugano スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月7日 GP du canton d’Argovie スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1