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【ツアー・オブ・アルプス/第5ステージ】最後の山岳ステージでバジョーリが逃げ、クネゴが21位でフィニッシュ

2018年04月21日

イタリアからオーストリアにかけての山岳地域を舞台に開催された5日間のステージレース、ツアー・オブ・アルプス。4月20日に最終日となる第5ステージを迎えました。最終ステージは円半に1級山岳を越え、終盤には2級山岳(オリンピアクライム)が組み込まれたインスブルックの周回コースを3周回します。インスブルックは今年の世界選手権ロードレースの開催地で、今回の周回コースは世界選手権で使用するコースと重複していました。

レースは、ニコラ・バジョーリを含む9名の逃げが先行する展開でスタートしました。彼らは最大で集団とのタイム差を10分ほどに広げ、周回コースに入ってもリードを保ちますが、周回コース最初の登坂区間で先頭から3選手が脱落、2回目の登坂区間では先頭から1選手のみが先行を続け、人数を減らしたメイン集団からはアタックがかかります。

その下り区間では有力選手のみに絞られた20名ほどが先行する展開となり、残り10km地点では総合成績3位につけるロペス(アスタナ)がアタック。それに総合首位のピノー(グルパマFDJ)と総合2位のポッツォヴィーボ(バーレーン・メリダ)が反応し、一時は総合トップ3が先行する形となりました。それを追ったのは総合成績4位のフルーム擁するスカイ。10名ほどの追走集団を形成し、ゴール前に吸収。そこから単独でアタックを仕掛けた21歳の新人選手マーク・パデュン(バーレーン・メリダ)がプロ初勝利を飾りました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの最高位はダミアーノ・クネゴの21位。そしてサンタロミータが33位に続きました。中根英登は周回コースに入り、先頭との差が詰まったために降ろされる形となりましたが、チームのエース、サンタロミータがトラブルにて遅れた際に集団復帰を手伝うなどチームに貢献しました。また今季初レースとなった伊藤雅和は、チームの仕事をこなしながら、日に日にコンディションを上げ、厳しい山岳レースを個人総合成績77位で完走を果たしました。


成績
第4ステージ
1 PADUN Mark Bahrain Merida Pro Cycling Team 20 30 4:16:10
2 BENNETT George Team LottoNL-Jumbo +0:05
3 HIRT Jan Astana Pro Team +0:06

21 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:24
33 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:06
39 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +6:17
54 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +6:18
86 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +15:59
DNFNAKANE HidetoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNFZACCANTI FilippoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini


個人総合成績
1 PINOT Thibaut Groupama – FDJ 18:28:48
2 POZZOVIVO Domenico Bahrain Merida Pro Cycling Team +0:15
3 LOPEZ Miguel Angel Astana Pro Team

21 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +10:00
24 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +11:09
53 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +40:45
69 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +56:46
77 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:07:11

 


伊藤雅和のコメント
今日のレースも集団待機でギリギリまで粘るということでスタートした。 スタートして上りもあるのにずっと一列棒状のハイペース。チームメートが逃げに対応しているのは見えるものの、最初にポジションをかなり後ろに落としてしまったせいで全然前に上がれずに、申し訳なかった。 逃げが決まってからは、今大会最終日にして初めてゆっくりなペースになった。 その後一級山岳では集団から遅れて、遅れたメンバーと全開で前を追った。 周回コースの前にある山岳で追い付く。 この山岳で全力で上って先頭集団がなんとか見える位置で上りきり周回コースに入るまでに集団に復帰した。 上りがすぐに始まるので急いで今日のエースの3人にボトルを運び、上りに入った瞬間のハイペースで千切れて、そこからはグルペットでゴールを目指した。
このレースはとにかく上るレースでペースも速くてもっと強くならないといけないと更に思えたレースだった。 しっかり練習して次戦に備えます!


中根英登のコメント
最終日の今日も自分、バジョーリ、ザッカンティ、ボウで逃げにチャレンジしていく。 何度か数名と飛び出して集団から距離が開いて行けるかと思ったが逃してもらえず。 約30km地点でバジョーリが逃げに入ってくれて集団のペースが落ち着く。 最初の1級山岳へ。サンタロミータと共に前方から上りへ突入。ペースが速く、頂上まで残り約2kmくらいのとこで15人くらいのグルペットへ。 下りを攻めていたらサンタロミータがパンクで止まっていたので待ち、まずは15人の集団に戻し、そこからメイン集団に戻すべく全開でローテーションに加わり集団復帰に成功。 次の上りに向かう途中にダミアーノやサンタロミータに補給を渡し、上り入り口に向けて位置取りをしていく。 2人を前に送り込み、自分も限界まで粘るが千切れてくる選手をパスする力が残っておらず20人程のグルペットへ。 周回コースに入り、先頭集団が後ろから迫ってきたので1周回ったところでレース終了を告げられた。 昨日、一昨日は脚が重たかったが今日はしっかり脚が動いた。 次のレースは2日後なので、しっかり回復させたい。


レース情報
Tour of the Alps
開催期間/2018年4月16日(月曜日)〜20日(金曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.HC
開催国/イタリア、オーストリア

4月16日 第1ステージ Arco › Folgaria (134.6k)
4月17日 第2ステージ Lavarone › Fiemme/Alpe di Pampeago (145.5k)
4月18日 第3ステージ Ora/Auer › Merano/Meran (138.3k)
4月19日 第4ステージ Chiusa/Klausen › Lienz (134.3k)
4月20日 第5ステージ Rattenberg › Innsbruck (161.6k)

公式サイト https://tourofthealps.eu/en
フェイスブック https://www.facebook.com/TouroftheAlps
ツイッター https://twitter.com/Tourof_TheAlps
ハッシュタグ #TotA



今後のレーススケジュール(予定)
4月17日〜22日 Tour of Croatia クロアチア ヨーロッパツアー2.1
4月22日 Giro dell’Appennino イタリア ヨーロッパツアー1.1
5月8日〜13日 4 Jours de Dunkerque フランス ヨーロッパツアー2.HC
5月21日〜28日 Tour of Japan 日本 アジアツアー2.1
5月22日〜24日 Tour des Fjords ノルウェー ヨーロッパツアー2.HC
5月25日〜27日 Hammer Stavanger ノルウェー ヨーロッパツアー2.1
5月30日〜6月3日 Tour de Korea 韓国 アジアツアー2.1
6月1日〜3日 Hammer Sportzone Limburg オランダ ヨーロッパツアー2.1
6月3日 Gran Premio Città di Lugano スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月7日 GP du canton d’Argovie スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1