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【トロフェオ・マテオッティ】絶好調なティッツァが3位表彰台

2018年09月24日

イタリア中部のアブルッツォ州ペスカーラを拠点としたワンディレース「トロフェオ・マッテオッティ(UCI1.1)」が9月23日に開催されました。アブルッツォ州はメインスポンサーのファルネーゼヴィーニ(ヴィーニファンティーニ)とヨーロッパオヴィーニが本社を構え、チームとは関係の深い土地。そこでの今年で71回目の開催となった伝統ある一線です。

コースはアドリア海に近いペスカーラ市街地をスタート/ゴールとする1周15kmの周回コースを13周回する195km。周回コースには高低差約150mの登坂区間が含まれていました。真夏を感じさせる厳しい暑さのなか、BBQをしながら思い思いにレースを楽しむ沿道の観客たちに見守られ、今年も厳しいレースがスタートしました。

スタート直後よりアタックの攻防が続き、レースはハイペースで進んでいきました。チームからバジョーリが先行するシーンもありましたが、結果的にはバジョーリ、ティッツァ、サンタロミータを含む約30名の先頭集団が形成され、後続も懸命に前を追いましたが、しだいにその差は広がり、レース中盤になると早くも中根英登やマルコ・カノラのメイン集団は足切りとなり全員リタイア。レースは30名ほどの先頭集団に絞られる展開となりました。

先頭集団もアタックが繰り返され、少しずつ人数を減らしていき、最後は15名ほどでの集団ゴールスプリントとなり、マルコ・ティッツァが3位、サンタロミータが11位でゴールしました。

結果
1  BALLERINI Davide Androni Giocattoli – Sidermec   4:42:47
2  VISCONTI GiovanniItaly
3  TIZZA MarcoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
11  SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
24  BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +3:40
DNF  CANOLA MarcoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF  LOBATO Juan JoséNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF  NAKANE HidetoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF  PONZI SimoneNippo – Vini Fantini – Europa Ovini


中根英登のコメント
1周目から、既にラスト周回なのかというくらい速いアタック合戦。
最初にバジョーリが逃げに乗るが、集団は見送る気配なく追走。
捕まった瞬間のアタックに自分が反応していくがこれも見逃してもらえず。
この前のレースの疲労が完全に抜けておらず、自分はこの動きでかなりキツくなる。
これが捕まった瞬間のアタックによってパラパラと抜け出したグループが大きくなり約30人。
NIPPOからはサンタロミータ、バジョーリ、ティッツァが前のグループへ。
先頭グループが大き過ぎるので後ろのグループも緩まずに常に速い。
前のグループに複数乗せていないチームが1分弱で追いかけるが、
牽引していくチームが少なく次第に力尽きていきタイム差が広がっていった。
完全にペースが落ちたので、補給地点の上りでカノラがアタックしていき、数名が追走。
自分の前にいたキンタナが飛び出すのに付いていき、
カノラのグループに合流したが、結局下りで1つになりペースは上がらず。
レースの半分を過ぎたあたりで後ろのグループは全員降ろされた。
切り替えて、世界選手権に向けてベストなコンディションで臨めるように準備していきます。
●●
今後のレーススケジュール(予定)
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー

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【ツアー・オブ・チャイナ2/第5ステージ】全13ステージを走破! 最終ステージはチーマが20位

2018年09月24日

ツアー・オブ・チャイナ2の最終ステージが9月23日に安順にて開催されました。4級山岳が1箇所に設定されていますが、概ね平坦基調の127kmのステージとなっており、今日も集団スプリントの展開が予想されていました。

ツアー・オブ・チャイナ1から大半の選手が連戦しており、合計すると今日のステージが13ステージ目。さらに移動日や休息日があったため、2週間以上におよぶ長いレースとなり、多くの選手に疲労の色が滲むなかで113名の選手がスタートを切りました。

4選手が逃げる展開でレースは進んでいき、リーダーチームがレースをコントロール。残り20kmを切ってタイム差が1分半となったところで、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニも選手を集団の牽引に3名送り、ダミアーノ・チーマと吉田隼人がスプリントで勝負するべくチームで連携して動きました。そして残り5kmで逃げをキャッチ。この日もアラン・マランゴーニのアシストによりチーマと吉田が集団の前方へ。残り250mからスプリントを開始したチーマですが、ギアチェンジの際にトラブルが発生して失速。20位でのフィニッシュとなり、吉田隼人も思うような結果を残せず、最終日は悔しさの残るステージとなりました。

今回の遠征では、若手スプリンターのチーマを軸に好成績を残すことができ、チームワークの良さにも手応えを感じるシーンが多くありました。引き続き、勝利をめざして戦っていきますので、皆様のご支援、よろしくお願いします。

リザルト
第5ステージ
1 MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia 2:38:50
2 GROVES KadenMitchelton – BikeExchange
3 KULYK Andriy Beijing XDS – Innova Cycling Team
20 CIMA DamianoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
55 YOSHIDA HayatoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
68 MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
79 ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
87 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:30
92 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:03

個人総合成績
1 MARQUE Alejandro Manuel Sporting Clube de Portugal/Tavira 10:24:05
2OVECHKIN ArtemTerengganu Cycling Team
3 GROVES Kaden Mitchelton – BikeExchange +0:01
22 MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:28
36 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:06
59 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:40
77 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:10
82 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:28
95 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +8:40

出場選手
吉田隼人
内間康平
伊藤雅和
西村大輝
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ダミアーノ・チーマ(イタリア)
監督: 福島晋一


吉田隼人のコメント
今日はゴール前3km切ってからの位置取りで今日勝ったマレツコ選手と競り合った時に完全に負けてしまった。 そこからまた上がり直そうとしたが上がりきれなくスプリントも厳しい位置で終わった。 ゴール後チームからスプリントを任される身として情けない走りをした自分が今は腹ただしい。 ここまで、またこれからもレースがあり、チャンスをくれているチーム、チームメイトに今日の様な僕自身が気持ちに絶対にならない様にします。 応援ありがとうございました。


内間康平のコメント
プロコン2チームが入る逃げはチェックし、 それ以外は人数が多い場合を除き、
行かせるという動きをチームで上手く協調した結果、 4人の逃げが先行。
終盤にかけて、この逃げを捕まえるために僕ら3人、そしてウィリエールと協力しコントロール。
最後射程距離まで全開で踏み切り、仕事を終えた。
このレースの中盤、調子を落としてしまったが、
最終日の今日はしっかりと調子を戻し、チームのために働けて良かった。
次のレースへ向けてまた一からしっかり準備を行い、今以上のコンディションで臨みたい!



伊藤雅和のコメント
今日もスプリントに向けて集団をまとめることが仕事。
危険な逃げにはしっかりとチェックして4人の逃げが行ったところで集団は落ち着いた。
リーダーチームがコントロールするも差がなかなか縮まらないため、
残り20キロから集団コントロールに入る。
残り2キロでなんとか集団を捕まえて仕事終了。
最終日の今日はやっと脚の感覚が悪くなかったので、帰ってしっかり練習して次戦にそなたい。



西村大輝のコメント
今日もチームはスプリントでの勝利を目指しスタートした。
伊藤さん、内間さん、自分を中心にアタック合戦に対処して行き、
結果4人の逃げグループが形成された。
ラスト20kmから、伊藤さん、内間さん、自分、ウィリエールで集団を牽引し、
ゴールまで残り約2キロの所で捕まえた。
逃げグループが強力で、力を使いきって何とか捕まえる事ができた。
明日、日本に帰国するので、次戦へ向けてしっかりとコンディションを整えていきたい。
そして、今大会はプロローグと個人TTの合計二ステージで独走力が試されるステージが有ったが、
二ステージ共に良いタイムで走れなかったので、独走力、持脚を付けなければと強く感じた。
今後の課題の一つとしてトレーニングの際も、指定ワットだけに気を配るのではなく、
エアロポジションにも気をつける等、いかに速く走れるかという事などを念頭に置いて
トレーニングでも工夫していこうと思う。

レース情報
Tour of China 1 & 2
開催期間/
China1 2018年9月8日(土曜日)〜15日(土曜日)
China2 2018年9月17日(月曜日)〜23日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/中国

●ツアー・オブ・チャイナ1
9月8日 第1ステージ JINTANG・HUAIZHOU 83km
9月9日 第2ステージ PINGCHANG 140.6km
9月10日 第3ステージ BAZHONG・ENYANG 158km
9月11日 第4ステージ CHONGQING LIANGPING 84.6km
9月12日 第5ステージ YICHNG ZHIJIANG 127.4km
9月13日 第6ステージ QIANJIANG 113km
9月14日 移動日(600km)
9月15日 第7ステージ XINNING LANGSHAN 107.2km

●ツアー・オブ・チャイナ2
9月17日 プロローグ XINNING LANGSHAN 6.9km(個人TT)
9月18日 第1ステージ YONGZHOU NINGYUAN 99.4km
9月19日 第2ステージ QINGYUAN FOGANG 128.4km
9月20日 第3ステージ ZHUHAI HENGQIN 92km
9月21日 移動日(1150km)
9月22日 第4ステージ ANSHUN 21.3km(個人TT)
9月23日 第5ステージ ANSHUN 127.8km

今後のレーススケジュール(予定)
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー

 

 

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【メモリアル・マルコ・パンターニ】好調なティッツァがサバイバルレースでトップ10入り

2018年09月23日

2004年にこの世を去ったイタリアの英雄、マルコ・パンターニを偲び、2004年から彼の故郷であるチェゼナティコをフィニッシュ地点として開催されているワンディレース「メモリアル・マルコ・パンターニ(UCI1.1)」。1週間後に開催を控えるロード世界選手権に向けて、ナイーロ・キンタナ(モビスター)やヴィンツェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)など、世界のトップ選手がスタートリストに名前を連ねました。

今年のコースは、高低差300mほどを駆け上がるモンテヴェッキオを含む周回コースを3周回したあと、海沿いのチェゼナティコの小さな周回コースを4周回する199.8km。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、一昨日のレースでフアンホセ・ロバトが優勝、マルコ・カノラが4位、マルコ・ティッツァが11位と好成績を残しており、勢いをつけての参戦となりました。

スタート後に5名の逃げが決まり、集団はバーレーン・メリダらがコントロール。最大で6分のタイム差を集団から奪いましたが、2回目のモンテヴェッキオの登坂区間で早くもキンタナがアタックを仕掛け、マルコ・ティッツァを含む4選手が追走し、一時、5名の強力な集団が形成されましたが、この動きを警戒するメイン集団により吸収。そして序盤より逃げていた選手たちもメイン集団へと戻りました。

3回目のモンテヴェッキオでは、再び集団は活性化し、今度はニーバリ、キンタナ、ドメニコ・ポッツォヴィーボ(バーレーン・メリダ)、そしてティッツァ、サンタロミータを含む18名の大きな先頭集団が作られ、これがレースを決める決定的な動きとなりました。

脚の揃った有力選手で構成された先頭集団は、後続を寄せ付けず、残り3kmではニーバリがアタック。しかし、これは成功せず、18名での集団ゴールスプリントの展開となり、ダビデ・バッレリーニ(アンドローニ)が優勝。ティッツァが9位、サンタロミータが12位に続きました。

3分46秒遅れでメイン集団がゴールとなり、カノラが先頭の19位でフィニッシュ。初山翔は終盤に遅れDNF、完走者はわずか55名でした。


結果

1 BALLERINI Davide Androni Giocattoli – Sidermec 5:03:07
2 GAUDU DavidGroupama – FDJ
3 GAVAZZI Francesco Androni Giocattoli – Sidermec
9 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
12 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
19 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:46
DNF PONZI SimoneNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF LOBATO Juan JoséNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF BAGIOLI NicolaNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini


初山翔のコメント
世界選手権を意識して例年以上にコースが厳しくなった今年は、
コースだけでなくエントリーリストも豪華になった。
大人数の逃げには注意するように言われるも、TVに映るための逃げはいらないと言われる。
つまり自身の成績を求められた。
指示どおり大した仕事もせずに自分の走りに集中するも、
レース終盤に遅れてリタイヤとなった。
調子自体は悪くないが、まだレース強度が足りないと感じる。
連戦の後半には修正して臨みたい。


今後のレーススケジュール(予定)
9月17日〜23日 Tour of China II 中国 アジアツアー2.1
9月22日 Memorial Marco Pantani イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月23日 Trofeo Matteotti イタリア ヨーロッパツアー1.1
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー