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【ツアー・オブ・チンハイレイク/事前情報】アジア最高峰、過酷な高地レースに日本人選手3名が出場

2019年07月10日

7月14日に中国内陸部の西寧(せいねい)にて開幕するツアー・オブ・チンハイレイク。アジアツアー最高峰の超級にカテゴライズされる13ステージ+休息日の2週間の大会で、レース距離は合計1631km、レース外移動を含めると移動距離は3000kmを越えるアジア最長、グランツールに次ぐ壮大なレースです。

高地でのレースとしても有名で、西寧の標高は海抜2200mほど。そこから富士山山頂よりも高い海抜3800m級の山々を越え、海抜3200mに位置するチンハイレイクを目指して進んでいきます。2週目になると標高は下がり平坦ステージが増えますが、前半の高地での山岳ステージでは登坂力だけでなく高地順応も勝負を分ける重要なキーとなります。

今年は山頂フィニッシュのステージに代わって、新たに40kmのチームタイムトライアルと個人タイムトライアルが第1、第7ステージに登場したのがトピックス。とくにアジアツアーで距離の長いチームタイムトライアルステージは珍しく、また高地にも慣れていない大会初日での開催ということもあり、各チームのパフォーマンスが成績に大きく影響しそうです。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、チンハイレイク初采配となる水谷監督のもと、昨年に引き続いて参戦する伊藤雅和、吉田隼人、西村大輝の日本人メンバー、そしてジロ・デ・イタリアでの区間優勝が記憶に新しいダミアーノ・チーマと弟のスプリンター・イメリオ、そして高地にも強いコロンビア出身のアコスタがエントリー。過酷なレースですが、チーム一丸となり、勝利をめざして戦っていきます。

ツアー・オブ・チンハイレイク出場選手
伊藤雅和
吉田隼人
西村大輝
ダミアーノ・チーマ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
ルーベン・アコスタ(コロンビア)
監督 水谷壮宏



伊藤雅和のコメント

昨年初めて走ったチンハイレイク。
今年は長い距離のタイムトライアルが2ステージあり、
タイムトライアルでどのような走りができるかは未知数だが、
全力で頑張るしかないので限界まで我慢して走り抜きたい。
高地でのレースであり他のレースとは違う要素の厳しさもあるので、
1回走っていると走っていないとでは全然違うと思う。
昨年の経験も生かしつつ、いつものように毎日集中してしっかり走り抜きたい。


吉田隼人のコメント

ステージ数が多く、さらに標高の高いチンハイレイク。
去年も出場した経験を生かして、去年よりもいいリザルトを残すことを考えて走ります。
応援よろしくお願いします。


西村大輝のコメント

昨年も走ったツアー・オブ・チンハイレイク。
今年は去年とレースの構成が大きく変更されているが、
今大会も間違いなくハードなレースになると思う。
少しでも多くチームの役に立てるように精一杯頑張るので、応援よろしくお願いします。

水谷監督のコメント

個人総合優勝を成し遂げたコリアに続いて参戦する中国のツアー・オブ・チンハイレイクは、13ステージの長丁場となり、しかも標高が高く選手を苦しませることで有名な大会。 今季、私として勝てなかったレースは春先初戦のバレンシアとワールドツアーのツアー・オブ・ターキーだけになるので、後半戦もこの調子でチームの活躍を支えたい。

そして今大会では特に日本人選手を勝利へ導かせたいと考えている。それにはチームメイトの絆が不可欠。シーズン後半戦に入った今だからこそ、チャレンジできることであり、各選手に役目を明確に伝え勝利を目指したい。

本大会にはスプリンターとクライマー共に活躍できるステージが数多くあり、特に最強アシストを持つスプリンターの吉田、山岳ステージでは絶好調の伊藤、得意な逃げ技で総合成績上位を目指す西村に期待がかかる(日本人選手全員!)。 韓国に続き、このチンハイレイクでも熱い応援をどうぞよろしくお願いします。


 レース情報
18th Tour of Qinghai Lake
第18回 ツアー・オブ・チンハイレイク

開催期間/2019年7月14日(日)〜27日(土)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国
ホームページ  http://www.tdql.cn/
ツイッター https://twitter.com/tdql_official
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofqinghailake/
ハッシュタグ #TDQL2019

7月14日 Stage 1 – Hehuang New District › Xining (40k / チームTT)
7月15日 Stage 2 – Xining › Xining (119k)
7月16日 Stage 3 – Duoba › Guide (140k)
7月17日 Stage 4 – Guide › Longyangxia (100k)
7月18日 Stage 5 – Gongha › Chaka (173k)
7月19日 Stage 6 – Chaka › Bird Island (136k)
7月20日 Stage 7 – Haiyan › Haiyan (42k / 個人TT)
7月21日 Stage 8 – Xihaizhen › Qingshizui (224k)
7月22日 Stage 9 – Menyuan › Minie (160k)
7月23日 休息日
7月24日 Stage 10 – Jingchang › Wuwei (116k)
7月25日 Stage 11 – Minqin › Tengger Desert (153k)
7月26日 Stage 12 – Zhongwei › Zhongwei (111k)
7月27日 Stage 13 – Yinchuan › Yinchuan (117k)

今後のレーススケジュール(予定)
7月14日〜27日 Tour of Qinghai Lake(中国/UCIアジアツアー2.HC)
7月21日 Tokyo 2020 Test Event / READY STEDY TOKYO(日本/UCIアジアツアー1.2)
7月24日〜28日 Adriatica Ionica Race(イタリア/UCIヨーロッパツアー2.1)

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【全日本選手権ロードレース/事前情報】富士スピードウェイで開催される2019年の日本王者決定戦

2019年06月27日

6月30日(日)に全日本選手権ロードレース・エリート男子が静岡県小山町の富士スピードウェイで開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネからは、伊藤雅和、吉田隼人、西村大輝の3名が出走します。

全日本選手権ロードレースは年に一度開催される、その年の日本チャンピオンを決める大会で、今年は6月27日に開幕。タイムトライアル種目、各年齢別カテゴリーのレースが開催され、30日午前9時に大会のクライマックスとなるエリート男子・ロードレースがスタートします。

富士スピードウェイのレーシングサーキットは4,563mですが、UCI規定により外周路等も組み込み、1周回10.8km(逆回り)の特設コースを設定。男子エリートは、そのサーキットを21周回する227kmで競われます。1周回の標高差は約145m、総獲得標高は3,000mを超えます。またテクニックが必要となるタイトなコーナーや道幅の狭い区間も設定されています。

富士スピードウェイは2020年の東京オリンピックで、自転車ロードレース競技のフィニッシュ地点、ロードレース・タイムトライアルのスタート/フィニッシュ地点としても使われます。234kmの男子ロードレースは、東京都調布市・武蔵野の森公園をスタートしたあと、道志みちを通過して山中湖へ、その後、籠坂峠、富士山麓を周り、180km地点前後に富士スピードウェイを2回通過。そして最後の勝負どころとなる三国峠・籠坂峠を経て、再び富士スピードウェイに向かい、ホームストレート上にフィニッシュラインが引かれます。オリンピックでは、選手たちは東ゲードよりサーキットへと入り、Aパドックからホームストレートを通過してコースを約1周、順走します。

また今年の7月21日には東京オリンピックプレ大会となる「READY STEADY TOKYO – 自転車競技(ロード)(UCIアジアツアー1.2クラス)」が予定されており、オリンピック同様に富士スピードウェイが使用されます。コースは富士山麓エリアがショートカットされた179kmとなりますが、富士スピードウェイはオリンピックコースと同様に、中盤を過ぎてから2度通過し、最後はフィニッシュ地点となります。

イラスト: 7月21日に開催されるプレ大会「READY STEDY TOKYO」での富士スピードウェイ周囲のコースレイアウト。オリンピック本番も同様のコース設定になる予定。(C)東京2020組織委員会

ナショナル選手権は同日に世界各国で開催され、イタリア選手権にはマルコ・カノラ、イヴァン・サンタロミータ、ニコラ・バジョーリ、フィリッポ・ザッカンティ、ダミアーノ・チーマ、イメリオ・チーマ、ジョバンニ・ロナルディの7名、スペイン選手権にはフアンホセ・ロバトとジョアン・ボウが出場します。


全日本選手権ロードレース出場選手
伊藤雅和
吉田隼人
西村大輝
監督 大門宏


 レース情報
第88回 全日本選手権自転車競技ロードレース
男子エリート

開催期間/2019年6月30日(日)午前9時スタート
カテゴリー/ナショナル選手権
場所/静岡県小山町 富士スピードウェイ
ホームページ  https://www.jpnc.biz

今後のレーススケジュール(予定)
7月14日〜27日 Tour of Qinghai Lake(中国/UCIアジアツアー2.HC)
7月21日 Tokyo 2020 Test Event / READY STEDY TOKYO(日本/UCIアジアツアー1.2)
7月24日〜28日 Adriatica Ionica Race(イタリア/UCIヨーロッパツアー2.1)

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【ツール・ド・コリア/事前情報】日本人4選手が出場する韓国での5日間のステージレース

2019年06月11日

6月12日から16日まで、5日間にわたって開催されるツール・ド・コリア(UCIアジアツアー2.1)は、韓国最大の国際レースで2001年から毎年開催されています。チームもコンチネンタルチーム時代からほぼ毎年出場しており、2016年(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)にはグレガ・ボーレが個人総合優勝した経歴があります。

全5ステージのうち、初日・第1ステージとソウル近郊での最終・第5ステージが距離の短い平坦ステージ、残りの3つのステージがやや起伏に富んだコース設定になっています。今年は厳しい山岳コースは設定されなかったものの、第2、第4ステージはフィニッシュラインが緩やかな登り基調となっているのが特徴です。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、水谷壮宏監督のもと、伊藤雅和、吉田隼人、中根英登、西村大輝、4名の日本人選手がエントリー。そしてジロでチームの軸となり3週間戦い抜いたフアンホセ・ロバトと、ツアー・オブ・ジャパンで山岳賞を獲得したフィリッポ・ザッカンティがメンバー入り。連日ハイスピードな展開が予想されますが、個人総合優勝、そして区間優勝もめざしてチーム一丸となり戦っていきます。


ツール・ド・コリア出場選手
伊藤雅和
吉田隼人
中根英登
西村大輝
フアンホセ・ロバト(スペイン)
フィリッポ・ザッカンティ(イタリア)
監督 水谷壮宏


伊藤雅和のコメント

久しぶりに出場するツール・ド・コリア。
脚はもちろんだが、展開によって勝負が決まりそうなコースレイアウトでもありなので、
集団の動きをしっかり掴んで、勝負どころを見逃さないようにしたい。
落車が多いレースと聞いたので、怪我せずに集中して最終日まで走り抜きたい。


吉田隼人のコメント

ツアー・オブ・ジャパンが終わって少し休息を挟み、ここからシーズン後半戦としてレースが続いていく。
しっかりレースを走るごとにコンディションを上げていき、それを結果に結びつけていきたい。


中根英登のコメント

少しずつ少しずつコンディションは良くなってきている。
この大会で良い流れを取り戻せるように、リラックスしてレースに臨みたい。


西村大輝のコメント

体調も回復して、今回はしっかりと走れると信じているので、全力で頑張ります。


水谷監督のコメント

あの劇的な勝利を挙げたジロが終わり、気がつけば既に韓国入り。このツール・ド・コリアはハイスピードレースだが、目標とする総合優勝を狙うためにはスプリント力と登坂力を共に必要とする。今回のメンバーでは伊藤やロバトを軸に展開して勝利を狙いたい。常に攻める気持ちと最後まで諦めない走りで。 応援よろしくお願いします。!


レース情報
Tour de Korea 2019
ツール・ド・コリア

開催期間/2019年6月12日(水)〜16日(日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/韓国
ホームページ  http://tourdekorea.kspo.or.kr/tdk2019/elite_eng/index.asp
フェイスブック https://www.facebook.com/TourdeKorea/
ハッシュタグ #tourdekorea #TDK