RACE

【事前情報/ツアー・コロンビア2.1】南米コロンビアでの6日間のステージレースに中根英登と伊藤雅和が出場

2019年02月11日

コロンビア西部に位置する第二の都市・メデジンを拠点とするツアー・コロンビア2.1(UCIアメリカツアー2.1)に、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネが初出場します。この大会は昨年初開催された歴史の浅い大会ですが、6つのワールドツアーチームをはじめ、世界で活躍するコロンビア人選手が集結する非常にレベルの高い大会で、現地でのロードレース人気を象徴するような観客の多さでも世界を圧倒する大会になっています。

今年の大会はチームタイムトライアルで開幕する全6ステージ。序盤は平坦基調のステージが続き、第5ステージがアップダウンを繰り返すプロフィール、そして最終日の第6ステージ(イラスト下)が1級山岳山頂フィニッシュが設定された最難関ステージとなります。またメデジンは海抜約1550mの高地にあり、全ステージを通じて高地で開催されることも特徴です。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、アルゼンチンで開催されたブエルタ・ア・サンフアンからの南米2レース目となり、大部分のメンバーが引き続き出走しますが、ダミアーノ・チーマに代わって、伊藤雅和がメンバー入りしています。地元コロンビアのオソリオとアコスタ、そして開幕戦で好調だった中根英登のクライマーメンバーで個人総合成績を狙いにいき、唯一のスプリンターとなるイメリオ・チーマが平坦ステージではスプリントに挑みます。


出場選手
伊藤雅和
中根英登
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
ルーベン・アコスタ(コロンビア)
アレハンドロ・オソリオ(コロンビア)
監督 ヴァレリオ・テバルディ




伊藤雅和のコメント

今年の開幕戦コロンビア。 スペインでしっかり乗り込んできたので今ある力を毎日限界まで出すのみ。高地でのレースになるので、ここでの練習はものすごく苦しいが、開幕までにはどうにか高地順応をして、最初から力を出せるようにしていきたい。 最後までしっかり走り抜いて今後に繋げていきたい。


中根英登のコメント

アルゼンチンに引き続き、ワールドツアーチームが6チーム参戦するハイレベルなレース。加えて標高2000m前後での高地レース。 移動前に体調を崩してしまったが現在は回復。アルゼンチンでとても良いコンディションだったので、良い状態に戻るのは早いはず。 地元コロンビアのオソリオとアコスタのモチベーションは高いので彼らをしっかりサポートしつつ、ステージを追うごとに自分の調子も上げていけるように、また先を見据えてこのレースでもしっかり追い込んでいきたい。

テバルディ監督のコメント

アルゼンチンでの開幕戦では、すべての選手のコンディションを確認でき、またいくつかのいい結果を出すことができた。そして、アルゼンチンから移動して、チームはコロンビアで最終調整の真っ最中。
レースでは、経験のあるサンタロミータをキャプテンにして、地元レースでモチベーションの高いオソリオとアコスタ、二人のコロンビア人選手に加え、伊藤をサポート役としてアルゼンチンでしっかりと実力を示した中根のクライマーで総合成績を狙い、そしてスプリントではイメリオ・チーマがエースとなり戦っていく。


レース情報
Tour Colombia 2.1
ツアー・コロンビア2.1

開催期間/2019年2月12日〜17日
カテゴリー/UCIアメリカツアー2.1
開催国/コロンビア
ホームページ  https://tourcolombiauci.com/
ツイッター  https://twitter.com/TourColombiaUCI
フェイスブック https://www.facebook.com/colombiauci2.1oficial/
ハッシュタグ #TourColombia2019

2月12日 第1ステージ Medellín › Medellín (14km/チームTT)
2月13日 第2ステージ La Ceja › La Ceja (150.5km)
2月14日 第3ステージ Llanogrande › Llanogrande (167.6km)
2月15日 第4ステージ Medellín › Medellín (144km)
2月16日 第5ステージ La Union › La Union (176.8km)
2月17日 第6ステージ El Retiro › Alto de Palmas (173.8km)


今後のレーススケジュール(予定)
2月12日〜17日 Colombia 2.1 コロンビア アメリカツアー2.1
2月17日 Trofeo Laigueglia イタリア UCIヨーロッパツアー1.HC
2月20日〜24日 Vuelta a Andalucia Ruta Ciclista Del Sol スペイン ヨーロッパツアー2.HC
2月21日〜24日 Tour of Antalya トルコ ヨーロッパツアー2.2

RACE

【事前情報/バレンシアナ】欧州初戦、スペインでのステージレースに初山翔が出場

2019年02月04日

南米アルゼンチンからスタートした2019シーズンですが、ヨーロッパでも本格的なシーズンインを迎え、2月6日からスペイン・バレンシア地方で開催される「ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ」が、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネにとっての欧州初戦となります。

個人タイムトライアルから始まる5日間のレースは、平坦と山岳、どちらのステージも組み込まれたバランスのとれたステージレースです。オフトレーニングの仕上がりを確認する意味合いからも、多くのトップチームが参加するのが特徴で、今年もヨーロッパツアー1クラスのレースながら、11のUCIワールドチームが出場。そのほかの出場チームも大部分がプロコンチネンタルチームとなっており、世界のトップ選手が顔を揃えます。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、カノラ、ロバト、新加入のモゼールと成績を狙うチームリーダーが3選手揃う強力な布陣で挑みます。さらに急成長を遂げる若手オールラウンダーのバジョーリ、地元選手のボウ、プロデビュー戦となるスプリンターのロナルディがラインナップ。日本人選手は、欧州での活躍に期待がかかる初山翔が出場。初山はチームキャンプ終了後も、スペイン・カルぺに残り、自主トレーニングを重ねての参戦となります。また新しくチームに加わった水谷監督にとっても、新天地での初レースです。

第1ステージは、10.2kmの個人タイムトライアル、第2、第3ステージはカテゴリー山岳が複数組み込まれたアップダウンステージ、第4ステージは1級山岳山頂フィニッシュとなる山岳ステージで、ここが今大会のクイーンステージになります(イラスト下)。そして第5ステージはバレンシア州の州都バレンシアにフィニッシュする平坦ステージになっています。

出場選手
初山 翔
マルコ・カノラ(イタリア)
フアンホセ・ロバト(スペイン)
モレノ・モゼール(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
ジョアン・ボウ(スペイン)
ジョバンニ・ロナルディ(イタリア)
監督 マリオ・マンゾーニ/水谷 壮宏



初山翔のコメント

ついに開幕。
初戦は特に苦しいレースになることは百も承知だが、
去年のこの時期に比べれば状態はいいと思う。
なにかしらいい感触を得れるように毎日頑張りたい。


▶ レース情報
Volta a la Comunitat Valenciana
ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ

開催期間/2019年2月6日〜10日
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/スペイン
ホームページ  https://vueltacv.com
ツイッター  https://twitter.com/VueltaCV
フェイスブック  https://www.facebook.com/VueltaCV/
ハッシュタグ #VCV2019

2月6日 第1ステージ Orihuela › Orihuela (10.2km / 個人タイムトライアル)
2月7日 第2ステージ Alicante › Alicante (166km)
2月8日 第3ステージ Quart de Poblet › Chera (191km)
2月9日 第4ステージ Vila-Real › Alcala-Alcocebre (188km)
2月10日 第5ステージ Paterna › Valencia (88km)

今後のレーススケジュール(予定)
2月6日〜10日 Volta a la Comunitat Valenciana スペイン ヨーロッパツアー2.1
2月12日〜17日 Colombia 2.1 コロンビア アメリカツアー2.1
2月17日 Trofeo Laigueglia イタリア UCIヨーロッパツアー1.HC
2月20日〜24日 Vuelta a Andalucia Ruta Ciclista Del Sol スペイン ヨーロッパツアー2.HC
2月21日〜24日 Tour of Antalya トルコ ヨーロッパツアー2.2

RESULT

【ブエルタ・ア・サンフアン/第2ステージ】3級山岳山頂フィニッシュで中根英登が区間10位の好成績

2019年01月29日
1月27日に開幕した南米アルゼンチン最大のステージレース「ブエルタ・ア・サンフアン(UCIアメリカツアー2.1)」。28日(日本時間29日)に開催された第2ステージは、40度に達する厳しい暑さのために、スタート時間が30分ほど遅くなり、さらに終盤に設定された3級山岳を含む周回コースが4周回から3周回に変更となり、走行距離も160kmから134kmに短くなりました。
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、3級山岳山頂フィニッシュというコースレイアウトのため、好調な中根英登、二人のネオプロ・コロンビア人アコスタとオソリオをエースにして戦う作戦でスタートしました。
7名の逃げが先行する展開でレースは進んでいき、強い風も吹いたために落車も頻発し、ややナーバスなステージとなりました。フィニッシュラインへ向かう登坂区間を前に、最後まで逃げていたイスラエルサイクリングアカデミーの選手が集団に吸収されますが、その時点で集団は80名ほどに小さくなっていました。最後の登坂区間では、ナイロ・キンタナ擁するモビスターら強豪チームがペースアップを図り、集団は急激に小さくなっていきます。
そして残り3kmを切って優勝候補でもあるジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)がアタックを仕掛け、キンタナとティシュ・ベノート(ロット・ソウダル)が反応し、先頭は3名に。中根英登とアコスタが35名ほどになった追走集団に食らいつき、追走集団はアラフィリップを捉えることはできませんでしたが、勝者と同タイムでのスプリントとなり、中根英登が区間10位、アコスタが区間29位でフィニッシュしました。
同集団には格上、世界のトップレースで活躍するワールドツアー選手がひしめいており、そのなかでトップ10の好成績を残したことは、中根にとって大きな自信に繋がる素晴らしい結果となりました。しかし、中根はこの結果に満足しておらず、ここをステップとして、さらに上を目指していきます。

写真: 荒々しい岩山を登っていく3級山岳。強い風も吹き荒れた

出場選手
中根英登
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
ダミアーノ・チーマ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
ルーベン・アコスタ(コロンビア)
アレハンドロ・オソリオ(コロンビア)
監督 ヴァレリオ・テバルディ
結果
●区間成績
1     ALAPHILIPPE Julian    Deceuninck – Quick Step       3:11:33
2     CONSONNI Simone    UAE-Team Emirates
3     SAGAN Peter    BORA – hansgrohe
10     NAKANE Hideto    Nippo Vini Fantini Faizanè
29     ACOSTA Ruben Dario    Nippo Vini Fantini Faizanè
39     OSORIO Alejandro    Nippo Vini Fantini Faizanè        +0:18
80     CIMA Damiano    Nippo Vini Fantini Faizanè            +2:39
88     CIMA Imerio    Nippo Vini Fantini Faizanè        +3:04
130     SANTAROMITA Ivan    Nippo Vini Fantini Faizanè        +7:08
●個人総合成績
1    GAVIRIA Fernando    UAE-Team Emirates        7:01:32
2    ALAPHILIPPE Julian    Deceuninck – Quick Step        +0:03
3    CONSONNI Simone    UAE-Team Emirates        +0:07
26    NAKANE Hideto    Nippo Vini Fantini Faizanè    +0:13
36    ACOSTA Ruben Dario    Nippo Vini Fantini Faizanè
39    OSORIO Alejandro    Nippo Vini Fantini Faizanè        +0:30
81    CIMA Damiano    Nippo Vini Fantini Faizanè    +2:52
84    CIMA Imerio    Nippo Vini Fantini Faizanè        +3:17
128    SANTAROMITA Ivan    Nippo Vini Fantini Faizanè        +7:21


中根英登のコメント
クライマーの総合順位を落とさぬようにゴールすることを最優先にしてスタートした。アタック合戦で一時自分とダミアーノ・チーマを含む20人くらいが先行する時があったがこれは長く続かず、地元チーム中心に7人の逃げを容認して集団は落ち着く。チーマ兄弟が何度も補給に行ってくれて、水を身体に掛けながら強烈な暑さを凌ぐ。周回コースに入り、風が強いために平坦路での位置取りが毎回ナーバス。昨日よりも落車が多く発生したが、巻き込まれることなく最終周回へ。上りの麓までの平坦路でチーマ兄弟の素晴らしいアシストを受けて、ストレスなく落ち着いて上りへ突入。 頂上手前で強烈なアタックが掛かり、集団が活性化。少し後ろにいたためにそのアタックについていくチャレンジはできず、その追走集団で頂上通過。 サガンがいたために、ボーラのアシストが強烈に牽引するが、追いつく事はできずに追走集団でのスプリントにチャレンジしてステージ10位だった。 チーマ兄弟は僕らを信頼して1日通して素晴らしいアシストをしてくれたことに感謝したい。 最後の強烈なアタックに反応するための位置にいるために、もっと脚を使って前にいかなければならなかったし、集団スプリントでの仕掛けるタイミングや位置ももっと改善できるはず。 次はトップ3に食い込むために、そしてステージ優勝を目指して、このステージの経験を次に生かしていきたい。