RESULT

【ツアー・オブ・ハイナン/第9ステージ】引退を控えたマランゴーニがエスケープ、敢闘賞を獲得

2018年11月01日

長いステージレースも最終日を迎えました。一行は9日間かけて海南島を一周し、最終ステージは、最初にスタートしたダン州でフィニッシュを迎える181.9kmの平坦基調なコース設定になっていました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、引退を控えるアラン・マランゴーニ最後のステージレースということもあり、マランゴーニを逃げに乗せること、またスプリントの展開では、イメリオ・チーマと吉田隼人、岡本隼のスプリンターで区間成績を狙う作戦でスタートしました。

スタート直後より、マランゴーニは逃げに乗るべく積極的に走り、何度かの激しいアタックの攻防のすえ、マランゴーニを含む7名の逃げが形成されました。メイン集団はリーダーチームであるアンドローニがコントロールし、逃げとのタイム差を2分弱に抑えますが、終盤になっても、なかなかタイム差は縮まっていきません。

残り10kmを切っても、6名になった先頭集団は、1分のタイム差を維持。最後はシモン・ペロー(スイス)が独走に持ち込み先着。マランゴーニも集団に5秒のアドバンテージをもって区間4位でフィニッシュ。積極的な走りが評価され、敢闘賞を獲得して表彰台で笑顔を見せました。

僅差にて6名の先行を許したメイン集団は、7位以下を決めるスプリントとなり、イメリオ・チーマが区間9位、岡本隼が25位でフィニッシュ。個人総合成績では、伊藤雅和が25位でUCIポイントを5点獲得しています。

いよいよ、今季は11月11日(日曜日)に開催されるツール・ド・おきなわ(UCIアジアツアー1.2)を残すのみとなりました。地元開催となる内間康平を始め、出場メンバーはコンディションを高めて、シーズン最後の一戦に挑みます。またアラン・マランゴーニもツール・ド・おきなわに出走予定。中国から直接、沖縄に移動し、現役最後のレースに備えて、トレーニングを積んで行きます。

リザルト
第9ステージ
1  PELLAUD Simon Switzerland   4:10:53
2  SCHULTING Peter Monkey Town Continental Team   +0:05
3  ROTA Lorenzo Bardiani – CSF
4  MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
9  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +0:10
25  OKAMOTO HayatoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
48  YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +0:15
60  ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
90  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +0:43

個人総合成績
1  MASNADA Fausto Androni Giocattoli – Sidermec   35:27:21
2  MÄDER Gino Switzerland   +0:02
3  EL FARES Julien Delko Marseille Provence KTM  +0:10
25  ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini    +4:15
43  MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +15:21
51  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini     +22:05
69  YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini     +37:07
72  OKAMOTO Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini      +39:25
110  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini      +58:59
●●
出場選手
伊藤雅和
内間康平
吉田隼人
岡本隼(トレーニー/愛三工業レーシングチーム所属)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
西村大輝(※第1ステージでリタイア)
監督: 福島晋一


伊藤雅和のコメント
今日のステージはマランゴーニを逃げに送り込むこととスプリンターの手伝いが仕事だった。 マランゴーニが積極的に逃げに反応していき、どうしても無理なときは逃げと集団をくっつける役割を担った。マランゴーニを含む逃げが決まり、あとはスプリントに向けてスプリンター達に風が当たらないように走った。 最後は集団ゴール。 もっと強くなってチームに貢献できるように帰ってからまた練習に励みます。


内間康平のコメント
スタートからアランが激しくアタックを連発。 もし自分ならきっと力尽きた後に逃げが決まるパターンだ… と思っていたが、流石はアラン。しっかり逃げグループに入り、逃げ切り! 自分はというと、集団に付いて行くだけでギリギリというコンディションで非常に苦しんだ。 このツアーは終わったが、最後の決戦に向けて今から準備を整えて行きたい。


吉田隼人のコメント
今日は結果的にマランゴーニ選手を含む逃げ集団が逃げ切った。 それでも集団スプリントへ向けて走った。 そして今日のコースは細かなアップダウンが続き、脚が削られる中でも自分は調子の良さを感じていたので、自信を持ってゴールまで5km切ってからも位置取りを行ったが、焦って前に行きすぎ脚を使いすぎた。 結果的に最後はスプリントも出来なく終わってしまったが、普段は後ろから見ている位置で走ることで、また新たに考え直すべきこともあった。 次の準備を進めたい。 応援ありがとうございました。


岡本隼のコメント
レース序盤のアタック合戦に常に動ける位置にいることを意識して、必要な時には反応した。 激しくアタック合戦を繰り返していたアラン選手が集団の後方に下がっていった時は前まで一緒に上がり、アラン選手が逃げに入れるように動いた。 逃げが決まり、集団内ではチーム単位での位置どり争いとなり、イメリオ選手を先頭に自分たちがいたい場所をしっかり守り、ゴールスプリントのために脚を温存できた。 ゴールスプリントは、埋もれてはならないと考え、ラスト2キロを過ぎてからの右コーナーでインから攻めたが、結果的に先頭までできれなかった。コーナー立ち上がりでポジションを少し上げ20位以内で最終コーナーを曲がり、残り1キロの看板を立ち上がったが、ラストの伸びがなく最終コーナーの順位をキープしたままで終わってしまった。 アタック合戦は後半のステージではかなりチームの連携に貢献出来たと思うし、集団内でアタックに反応できる位置取りを出来ていると思う。 ゴールスプリントは、ツアー・オブ・チャイナ1やタイフーレイクでも痛感しているが、位置どり争いの時のパワーが足りていないと感じている。 今まではラスト200〜150mだけを意識していたが、このレベルのスプリントではラスト2〜1kmで位置どりのために使うスプリント力が重要であり、そのままの惰性でゴールスプリントするという展開がほとんどだった。 トレーニー期間で学んだ事を、 学んだだけで終わらせてはいけない。 次に繋げないといけない。ありがとうございました。

レース情報
ツアー・オブ・ハイナン
開催期間/2018年10月23日(火)〜31日(水)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国
公式サイト http://www.tourofhainan.com/en/



今後のレーススケジュール(予定)
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

RESULT

【ツアー・オブ・ハイナン/第8ステージ】超級山岳に向かうクイーンステージで内間が逃げ、伊藤が22位

2018年10月31日

ツアー・オブ・ハイナン第8ステージは、個人総合成績を決定づける超級山岳山頂にフィニッシュする最難関ステージでした。楽東から昌江までの197kmのステージで、スタートから平坦区間が続き、残り7.5kmほどが超級山岳へと向かう厳しい登坂区間になっていました。

序盤より内間康平を含む5名が先行する展開で進行。タイムギャップは最大で10分を超え、今大会最長のリードを奪います。しかし、終盤になり選手が一人、二人とドロップし、最後の登坂区間が始まると逃げていた選手たちはすべてメイン集団に戻り、クライマーたちの本格的な戦いがスタート。圧倒的な強さをみせたファウスト・マスナダ(アンドローニ)が単独で優勝。チームメートにアシストされ、全力を尽くした伊藤雅和がチーム内最高位の22位でフィニッシュしました。

リザルト
第8ステージ
1  MASNADA Fausto Androni Giocattoli – Sidermec   4:55:02
2  MÄDER Gino Switzerland  +0:05
3  EL FARES Julien Delko Marseille Provence KTM
22  ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +2:05
54  MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +9:23
55  YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
56  OKAMOTO Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +10:05
61  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +11:16
117  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +23:39

個人総合成績
1  MASNADA Fausto Androni Giocattoli – Sidermec  31:16:18
2  MÄDER Gino Switzerland  +0:02
3  EL FARES Julien Delko Marseille Provence KTM  +0:10
25  ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +4:10
43  MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +15:26
51  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +22:05
73  OKAMOTO Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +39:25
112  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +58:26
●●
出場選手
伊藤雅和
内間康平
吉田隼人
岡本隼(トレーニー/愛三工業レーシングチーム所属)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
西村大輝(※第1ステージでリタイア)
監督: 福島晋一


伊藤雅和のコメント
今日は山頂ゴールの日。昨日のステージから少し力をセーブして今日のステージに備えた。 スタートしてすぐできた逃げに内間が乗り、自分は集団内で距離をこなす。 風が終始強かった今日、残りの4人のメンバーが自分を風から守ってくれて、位置取りしてくれて、ストレスなく走れた。 上りの前も位置取りしてくれてあとは自分が全力を出すだけの状態で上りに入れた。 結果は良かったとは言えないけど、今の全力を尽くせたし、トップとのタイム差もそんなに大きくなかったので、コンディションはかなり上がってきたと思う。 自分のために働いてくれたチームメートに結果では応えられなくて申し訳ないけど、もっと強くなるしかないと思った。 明日からはまたスプリンターのみんなのために働きます。


内間康平のコメント
昨日のレース後から今日は攻めて行くと考えスタート。 スタートアタックを仕掛けた選手をフォローし、さらにそこからアタックを仕掛けた選手をフォロー。 そこから一気にペースを上げ、力で逃げを決めた。決まってからも踏み続けたが、終盤を迎える前に遅れてしまった。 メイングループに追いつかれても回復せず、横風で遅れてしまい、そこから一人旅。 なんとか制限時間内にゴールし、明日へ繋がった。


吉田隼人のコメント
スタート直後のアタック合戦もチームメイトと上手く反応し、内間選手を含む逃げが早い段階で決まった。 そこからは最後の頂上ゴールへ向けての位置どりなどを行った。 これだけ走ってきて、疲れは勿論あるが落車した直後は厳しかったが、日に日に走れてきている。 明日は最後のステージ、しっかり決める走りをする。


岡本隼のコメント
序盤のアタック合戦は昨日の反省を活かし、アタックに反応したあと下がり過ぎず常にレスポンスよく反応できる位置にいることを心がけた。 風が強かったので、チームの隊列を崩さないように位置どりし、その中でも伊藤選手の負担をなるべく減らすにはどの位置にいれば良いか考えて集団内で距離をこなした。 明日は最終ステージでありスプリントが狙えるステージ。 このトレーニー期間で学んだことを発揮して、今の力を出し切りたい。

レース情報
ツアー・オブ・ハイナン
開催期間/2018年10月23日(火)〜31日(水)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国
公式サイト http://www.tourofhainan.com/en/



今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

RESULT

【ツアー・オブ・ハイナン/第7ステージ】イメリオ・チーマがスプリントで2位表彰台

2018年10月29日

五指山から三亜までの127kmで開催されたツアー・オブ・ハイナン第7ステージは、前半に3級、2級と2つのカテゴリー山岳が組み込まれているものの、下り基調で後半はフラットなコース設定でした。

序盤より激しいアタックの攻防が続き、40km地点付近でようやく3名の逃げが形成されました。逃げは3分ほどのタイム差で先行を続け、集団はリーダーチームであるチーム右京や、スプリントを狙うプロコンチネンタルチームが中心となりコントロール。終盤は、内間康平も先頭交代に加わり、残り10kmを切って、逃げを吸収。集団ゴールスプリントの展開となり、今日21歳の誕生日を迎えたイメリオ・チーマが、グアルディーニ(バルディアーニ)の後ろからスプリントを仕掛け、2位でフィニッシュ。トップ10の成績が続いていましたが、ようやく笑顔で表彰台に立ちました。

またチームメートとはぐれ、単騎でスプリントに挑んだ岡本隼は15位。さらなる成績を求めて、残りのステージでもベストを尽くします。

リザルト
第7ステージ
1  BENFATTO Marco Androni Giocattoli – Sidermec   2:52:53
2  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
3  GUARDINI Andrea Bardiani – CSF
15  OKAMOTO Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
29  YOSHIDA HayatoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
63  MARANGONI AlanNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
65  ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
119  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +2:42

個人総合成績
1  KREDER Raymond Team UKYO   26:21:12
2  MÄDER Gino Switzerland  +0:07
3  BOIVIN Guillaume Israel Cycling Academy  +0:11
38  ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +2:09
46  MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +6:07
52  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +10:53
73  YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +27:43
79  OKAMOTO Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +29:24
105  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +34:51

出場選手
伊藤雅和
内間康平
吉田隼人
岡本隼(トレーニー/愛三工業レーシングチーム所属)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
西村大輝(※第1ステージでリタイア)
監督: 福島晋一


伊藤雅和のコメント
スタートしてからのアタック合戦が激しく、脚は重かったが危なそうなやつには反応していった。 3人の逃げが決まってからは集団が落ち着いて、そこからはチームメートと固まって距離をこなした。 最後はスプリントになり自分は集団でゴールした。 明日は頂上ゴールなので集中して全力を尽くしたい。


内間康平のコメント
スタートから激しいアタック合戦が続き、一時大人数の逃げができたが、そこはさすがに吸収。 そのカウンターで飛び出した3人がエスケープし、ゴールへ向けて距離を減らした。 残り10kから自分も先頭交代に入り、離脱した後逃げが捕まりゴールスプリントへ。 イメリオが2位! 明日も引き続き頑張っていく。


吉田隼人のコメント
スタートして感覚が悪く、アタック合戦も上手く反応できなかった。 レースは3人の逃げを容認し、ペースは落ち着いたことで途中のKOMもゆっくり進む。 集団スプリントが濃厚になってからはゴールが近付くにつれ集団内の位置取りも激しく、今回のレースでやっと勝負できる体調であったが、勝負に絡むことができなかった。 明日は山頂ゴールで明後日はまたチャンスがあるので、しっかり次のチャンスに備えます。


岡本隼のコメント
序盤のアタック合戦に参加し、チームメイトが乗っていないアタックに何度か反応出来たが、 集団に捕まって休憩するときに下がり過ぎてしまい、テンポ良くアタックに乗ることが出来なかった。 ゴールスプリントは今日も位置どりが激しく、ラスト4km程の所でチームのラインが崩れ単騎でのスプリントとなった。 ラスト800mの左コーナーを曲がり最後の上がれるチャンスを伺ったが緩むところがなく、スプリント状態に入り数人抜いてゴールした。 残り2レース。 スプリントもアタック合戦ももう一歩、磨きをかけられるような走りをしたい!

レース情報
ツアー・オブ・ハイナン
開催期間/2018年10月23日(火)〜31日(水)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国
公式サイト http://www.tourofhainan.com/en/



今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2