PRESS RELEASE

イタリアでの第1次トレーニングキャンプが終了

2016年12月28日

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12月9日から21日までに日程でイタリアにて、NIPPO・ヴィーニファンティーニの第1次冬季トレーニングキャンプが開催されました。

2017年1月から始まるシーズンに向けて、実戦を意識した本格的なトレーニングキャンプが、来季加入するメンバーを含めて、イタリア・アブルッツォ州ペスカーラとリグーリア州ラスペツィアを拠点に実施されました。

トレーナーが帯同し、メニューを組み込む厳しいトレーニングライドをベースに、新しいバイクのフィッティング、身体機能の検査や測定、監督とのスケジュールについてのミーティングなどが組み込まれ、2週間におよぶ比較的長い期間のキャンプでしたが、多くのミッションのもと、各選手にとって充実したキャンプとなりました。

日本からは、内間康平(ブリヂストンアンカー)、伊藤雅和、中根英登(ともに愛三工業レーシング)、8月よりトレーナー登録をしていた小林海、4名の新規加入メンバーに加え、2016年からの継続となる窪木一茂と小石祐馬、所属選手6名全員が参加しました。

内間は11月の顔合わせキャンプに参加していましたが、伊藤と中根にとっては初めてチームに合流する機会となり、最初は緊張の色も滲みましたが、それぞれ同部屋となった親日家のニコラス・マリーニ(イタリア)、アラン・マランゴーニ(イタリア、キャノンデール・ドラパック)の人柄にも後押しされ、すぐに新しいチームに溶け込み、和気藹々としたイタリアらしい明るいチームの雰囲気を楽しみ、終始良いムードのなかでキャンプは進んでいきました。

伊藤雅和のコメント
今回初めて来季のチームに合流して、最初に受けた印象は「規模が違う」ということ。プロフェッショナルチームの規模を目の当たりにして驚きました。チームの雰囲気は良いし、選手やスタッフは優しく接してくれますが、その反面、イタリア語を話せないために、なかなか輪に入れなかったことが悔やまれます。これから勉強をしていきたいと思ってます。レベルの高いレースも走れそうなので、言葉の勉強ももちろんですが、まずは身体の準備をしっかりしていこうと再確認できたトレーニングキャンプでした。

来季の目標としては、今のところ5月のツアー・オブ・ジャパンに向けて準備する予定です。あとは全日本選手権はもちろん頑張りたいです。とにかくどのレースにも全力で、チームのために走り、さらにチャンスがあれば自分の成績を求めて頑張りたいと思います。

中根英登のコメント
3年前にチームNIPPOに所属していましたが、今はプロコンチネンタルチームということで、全てにおいてまったく別のチームに思えました。何より、スタッフや選手の人数が2〜3倍の大所帯。チームカーやチームバス・トラックがあり、支給されるアイテムの数、キャンプ期間中に多くのスポンサーの方がホテルに来られての説明会、また一人一人に合ったトレーニングメニューを作り出すための身体検査やテストなど、圧倒されることばかりでした。

これまでも多くの方々の支えがあったお陰で選手として走ってこれましたが、今回それをより強く感じて日々のトレーニングもいつも以上に集中して取り組めました。

ルームメイトとなったマランゴーニ選手のおかげで毎日イタリア語の勉強もすることができ、言葉を理解し自らも会話を少しづつですが増やせていけたことも今回の大きな収穫だったように感じています。NIPPOが長年、イタリア人と日本人が一緒に仕事をしていく環境を整えてくれているおかげで、イタリア人スタッフや選手らがゆっくり会話をしてくれたり、こちらが何を伝えようとしてるのかをくみ取ってくれようとしたりと、普通ではあり得ないと言っても良いくらいのありがたい環境だと改めて感じました。

この素晴らしい環境に送り出してくれた愛三工業、愛三工業レーシングチームには感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ自分は両手を支えられているような状態。まずはこの環境に見合う選手になるために今まで以上に力を付けて、これから始まるレースで良い走りをして良い結果を出していけるようにしっかり準備していきます。

キャンプに先駆けて、伊藤(右)と中根(左から2番目)がミラノ郊外のデローザ社を訪問。創始者のウーゴ・デローザ氏(中央)とチームバイクの組み付けを行っていた西勉(左)、福井響(右から2番目)チームメカニックとともに記念撮影

キャンプに先駆けて、伊藤(右)と中根(左から2番目)がミラノ郊外のデローザ社を訪問。創始者のウーゴ・デローザ氏(中央)とチームバイクの組み付けを行っていた西勉(左)、福井響(右から2番目)メカニックとともに記念撮影

多くのプロ選手が住むトスカーナ地方に構えるバイクフィッターのオフィスを訪れ、身体のバランスやポジションのチェックを受けたうえで新しいバイクのフィッティングを行った

多くのプロ選手が住むトスカーナ地方に構えるバイクフィッターのオフィスを訪れ、身体のバランスやポジションのチェックを受けたうえで新しいバイクのフィッティングを行った

チーム独自の血液検査を実施。起床後にチームドクターによる採血を受ける小石祐馬。キャンプ期間中はWADAによる抜き打ちのドーピング検査も行われた

チーム独自の血液検査を実施。起床後にチームドクターによる採血を受ける小石祐馬。キャンプ期間中はWADAによる抜き打ちのドーピング検査も行われた

理学療法士の施術を受ける伊藤雅和。2014年春に受傷した大腿骨骨折からのリハビリを、専門家の指導のもとで継続して行っていく

理学療法士の施術を受ける伊藤雅和。2014年春に受傷した大腿骨骨折からのリハビリを、専門家の指導のもとで継続して行っていく

 スポーツ医学大学病院にて肺活量などの測定を受ける内間康平

スポーツ医学大学病院にて肺活量などの測定を受ける内間康平

期間中、スポンサーの説明やドクターからの注意点等、さまざまな講義が行われた。写真はソフト開発者を招いてのトレーニングデータの管理ソフト(SelfLoop)の説明会

期間中、スポンサーの説明やドクターからの注意点等、さまざまな講義が行われた。写真はソフト開発者を招いてのトレーニングデータの管理ソフト(SelfLoop)の説明会

 来季よりチームスタッフに加わるUCIプロチームでも活躍する敏腕トレーナー、マウリッツィオ・マッツォレーニ氏がトレーニンング前に注意点を伝える

来季よりチームスタッフに加わるUCIプロチームでも活躍する敏腕トレーナー、マウリッツィオ・マッツォレーニ氏がトレーニンング前に注意点を伝える

レース外のオフウエアのスポンサーであるdgraffa(ディジラッファ)店舗を訪問。採寸とファンを招いてのカクテルパーティが行われた

レース外のオフウエアのスポンサーであるdgraffa(ディジラッファ)店舗を訪問。採寸とファンを招いてのカクテルパーティが行われた

ラスペツィアでは、ゼネラルマネージャーのフランチェスコ・ペロージがかつて所属していたという地元のキッズチームのクラブハウスで夕食会が開かれ、小さなファンたちがサインを求めて選手たちを取り囲んだ

ラスペツィアでは、ゼネラルマネージャーのフランチェスコ・ペロージがかつて所属していたという地元のキッズチームのクラブハウスで夕食会が開かれ、小さなファンたちがサインを求めて選手たちを取り囲んだ

 キャンプの最後に行われた公式写真、ビデオの撮影では、世界遺産にも登録されるポルトヴェーネレやラスペツィアの美しいスポットをバックに真新しいウエアに身を包んだ選手たちが駆け抜けた

キャンプの最後に行われた公式写真、ビデオの撮影では、世界遺産にも登録されるポルトヴェーネレやラスペツィアの美しいスポットをバックに真新しいウエアに身を包んだ選手たちが駆け抜けた

クリスマスを前に、第一次トレーニングキャンプは解散となり、年明け1月6日より、再度チームは集合し1月15日までの日程で、第ニ次トレーニングキャンプが実施される予定です。

また1月7日には、メインスポンサーのファルネーゼヴィーニ社(ヴィーニファンティーニ)が本社を構えるイタリア・アブルッツォ州オルトーナにて、チームプレゼンテーションが開催され、いよいよ2017シーズンが開幕します。

PRESS RELEASE

デローザ「PROTOS」 走りを追求したチームエディションが完成

2016年12月12日

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2017シーズン、NIPPO・ヴィーニファンティーニが駆るのは、さらに洗練されたデローザ「PROTOS」。組み上がったばかりのチームエディションが、現在イタリアで実施されているチームキャンプにて投入されました。所属選手は1月から始まる本格的なレースシーズンに向けて、その確かな乗り味を味わうとともに、厳しいトレーニングに打ち込んでいます。

 

新たに投入されたチームバイク「PROTOS」を、デローザ社CEOクリスティアーノ・デローザ氏と過酷なレース現場を熟知するチームメカニックのコメントを元に紹介します。

2012年に再びデローザのフラグシップモデルとして市場投入された「PROTOS」は純レーシングバイクで、これまで多くの勝利を献上してきました。2017シーズンは大幅なモデルチェンジが施され、直線を基調とした斬新なフレームデザインはエアロダイナミズムが追求されたセミホリゾンタルスタイルで、見るものにアグレッシブな印象を与えてくれます。

フレームは4タイプの異なるカーボンファイバーを組み合わせた結果、CM63という従来のハイモジュラスカーボンを超えた素材が誕生、剛性を高めながらも、20%の軽量化(フレーム重量)を実現しました。

そして、チームメカニックも注目している改良点は、BB規格の変更とブレーキフィーリング。BB規格はフレーム剛性とペダリング効率を最大限に引き出すために、近年の傾向である圧入方式ではなく、精度を求めて伝統的なネジ切り式のイタリアン規格が導入されました。それにより、クリスティアーノ氏は「パワーメーターの計測値が安定し、より正確な測定が可能になった」と説明し、メンテナンス面でも電動コンポーネントの交換等でBBを外す場合にフレームに力を加える必要がないなど利点が多くなっています。

また、前後に採用されたダイレクトマウントブレーキは、高いエアロ効果や制御力を誇るだけでなく、リア側の位置は実戦で使用する選手たちのフィーリングを重視しました。

チームカラーの明るいオレンジとバーミリオンレッドをメインカラーとした鮮やかなグラフィックは、とくにプロトンのなかでの視認性を優先してセレクトされました。そこにデローザの創始者ウーゴ・デローザ氏がもっとも好むネイビーブルーがアクセントとしてあしらわれています。

コンポーネントはカンパニョーロ・スーパーレコードEPS V3をメインに使用し、メカニカルシフトタイプも併用します。主なパーツは、サドルはセライタリア、ペダルはタイム、タイヤは日本ブランドのIRC(チューブレス/チューブラー)で、同社とのパートナーシップは3年目を迎えます。

 

チームバイク スペック一覧
メインコンポーネント:カンパニョーロ スーパーレコードEPS V3/スーパーレコード
ホイール:カンパニョーロ
サドル:セライタリア
タイヤ:IRC(チューブレス/チューブラー)
ハンドル、ステム:FSA
ボトル、ボトルケージ:エリート
パワーメーター:パワーツーマックス
シューズ、ヘルメット:ヴィットリア

ヘッドチューブのなかに光るデローザのシンボル、イタリアンクオーレ

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カンパニョーロ仕様のパワーツーマックス

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電子タイプ、メカニカルタイプ、双方に対応する機能美が追求されたワイヤールーティング

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EPS V3のインターフェイスをステム下に装着


斬新なカラーリングとバイクの精度の要であるBB周り


PROTOSの従来のデザインを踏襲しながらもエアロ効果に優れたフレーム形状

OTHER

2017年卓上カレンダー販売開始!

2016年12月01日

2017年のNIPPO・ヴィーニファンティーニ公式卓上カレンダーが完成しました。プラスチックケースに入ったCDサイズのカレンダーで、2016年12月から2018年1月までとなっております。詳細は特設ページをご確認いただき、ご購入も同サイトからお願いします。

https://nippofantini.theshop.jp/items/4841969

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