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【ツアー・オブ・アルプス/第3ステージ】総合逆転を狙うクライマーがしのぎを削った山岳ステージ。クネゴが16位でフィニッシュ

2018年04月19日

大会の折り返しとなるツアー・オブ・アルプス第3ステージは後半に1級山岳、3級山岳が連続するコース設定で、3級山岳山頂からフィニッシュまでは約20kmの下り区間となっていました。

レースはスタート直後より、山岳ポイントが設定されていない22km地点の登りに向けて、非常にハイペースで進んでいきます。そして登り区間で集団はいくつもの小集団に分裂。下り区間でメイン集団は一つになりましたが、その時点で多くの選手が脚を使う展開となりました。

4選手が逃げる展開でレースは進んでいき、中盤を過ぎ、15kmほどの1級山岳に差し掛かると、再び集団はペースアップ。一列棒状となり、麓からハイペースで進んでいき、いくつもの小集団に分かれて山頂を越えていきました。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、ダミアーノ・クネゴとイヴァン・サンタロミータが、クリス・フルーム(スカイ)やレースリーダーのソサ(アンドローニ)のいる35名ほどのメイン集団に残ります。

その後、メイン集団は人数を減らしながら3級山岳を越え、下り区間でレースリーダーのソサがクラッシュ。フルームがメイン集団から先行する選手たちに追いつき、先頭は10名ほどとなりました。最後はそこから22歳のベン・オコナー(ディメンションデータ)が単独でアタックを仕掛けて逃げ切り勝利。個人総合リーダーはティボー・ピノ(グルパマFDJ)に。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、クネゴがトップから1分24秒差の16位でフィニッシュ。サンタロミータが29位に続きました。

中根英登と伊藤雅和は1級山岳で遅れ、それぞれ80位、88位でフィニッシュ。ジロ・デ・イタリア総合優勝を狙う世界のトップ選手たちの走りを目の当たりにする結果となりましたが、素晴らしい環境の山岳レースで、残り2ステージ、チームメートたちと力を合わせて頑張ります。

成績
第3ステージ
1 O’CONNOR Ben Dimension Data 3:30:05
2 PINOT Thibaut Groupama – FDJ +0:05
3 POZZOVIVO Domenico Bahrain Merida Pro Cycling Team

16 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:24
29 SANTAROMITA IvanNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
44 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +11:57
56 ZACCANTI FilippoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
80 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +17:47
88 ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
106 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +19:11


個人総合成績
1 PINOT Thibaut Groupama – FDJ 10:52:19
2 POZZOVIVO Domenico Bahrain Merida Pro Cycling Team +0:15
3 LOPEZ Miguel Angel Astana Pro Team

25 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:21
26 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:33
51 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +22:53
60 ZACCANTI Filippo Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +25:26
82 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +34:56
94 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +39:37
102 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +41:25

 


伊藤雅和のコメント
走り初めて昨日よりは感覚が良いと感じるも、スタート後からのかなりのハイペース。
すぐに上りが始まり、あともう少しで先頭集団に入れそうだったが入れず、
先頭も逃げが決まってペースが落ちたおかげで下って平坦で追いつく。
少しペースは落ち着いたが、またすぐにペースが上がって長い上りで集団から遅れた。
そこからは遅れたメンバーとゴールを目指した。
初日より昨日より先頭集団にくらいつけるようになってきた。
明日はもっと良くなることを期待して明日も頑張る。


中根英登のコメント
スタートして15km地点の最初の上りまでアタック合戦が続き、異次元のスピードで上り始める。
集団がばらけ始め、途中まで先頭集団に食らいつくがドロップ。
後ろの大集団にギリギリ引っかかって頂上通過。
先頭集団も逃げが決まって少しペースが落ち着いたところで後ろの集団も追いつく。
しかし、ペースが落ち着いてたのは一瞬で、すぐにそれなりに速いペースに戻って約15kmの1級山岳へ。
上り始めてすぐのとこで先頭でアタックが掛かり始めて、集団は1列棒状。
自分もギリギリの状態だったために千切れ始めた選手たちをパスすることができず一緒に遅れる。
そこからはとにかく我慢の走りでゴールへ。 昨日のクイーンステージより何倍もキツかった。
回復に努めて、明日もチャレンジしていきたい。


レース情報
Tour of the Alps
開催期間/2018年4月16日(月曜日)〜20日(金曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.HC
開催国/イタリア、オーストリア

4月16日 第1ステージ Arco › Folgaria (134.6k)
4月17日 第2ステージ Lavarone › Fiemme/Alpe di Pampeago (145.5k)
4月18日 第3ステージ Ora/Auer › Merano/Meran (138.3k)
4月19日 第4ステージ Chiusa/Klausen › Lienz (134.3k)
4月20日 第5ステージ Rattenberg › Innsbruck (161.6k)

公式サイト https://tourofthealps.eu/en
フェイスブック https://www.facebook.com/TouroftheAlps
ツイッター https://twitter.com/Tourof_TheAlps
ハッシュタグ #TotA



今後のレーススケジュール(予定)
4月16日〜20日 Tour of the Alps イタリア ヨーロッパツアー2.HC
4月17日〜22日 Tour of Croatia クロアチア ヨーロッパツアー2.1
4月22日 Giro dell’Appennino イタリア ヨーロッパツアー1.1
5月8日〜13日 4 Jours de Dunkerque フランス ヨーロッパツアー2.HC
5月21日〜28日 Tour of Japan 日本 アジアツアー2.1
5月22日〜24日 Tour des Fjords ノルウェー ヨーロッパツアー2.HC
5月25日〜27日 Hammer Stavanger ノルウェー ヨーロッパツアー2.1
5月30日〜6月3日 Tour de Korea 韓国 アジアツアー2.1
6月1日〜3日 Hammer Sportzone Limburg オランダ ヨーロッパツアー2.1
6月3日 Gran Premio Città di Lugano スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月7日 GP du canton d’Argovie スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1

RESULT

【ツアー・オブ・クロアチア/第2ステージ】カーブが連続するテクニカルなスプリントでグロスが区間優勝!個人総合成績で首位に立つ

2018年04月19日



今年で4回目の開催を迎えた6日間のステージレース「ツアー・オブ・クロアチア(UCIヨーロッパツアー2.HC)」。4月18日に開催された第2ステージは、KarlovacからZadaRまでの234.5kmのステージで、3級山岳が2箇所に組み込まれ、170km地点、この日2つめの山岳からフィニッシュラインにかけては下り基調、フィニッシュ前は平坦となっていましたが、最後に1周する8.5kmの周回コースはコーナーが連続するテクニカルなものでした。

レースは序盤より5名が逃げる展開で進んでいき、集団から最大で5分強のリードを得ました。170km地点の3級山岳では、後続から30名ほどが追走をしかけ一時先頭は35名となり、そこからピーター・コーニン(アクアブルースポーツ)が単独で先行し、山頂へと向かっていきました。

しかし、下り区間では非常に強い風が吹いており、主催者は選手たちの安全を考慮し、山頂から190km地点までの下り区間をニュートラル走行とする決定を下し、山頂にて一度レースがストップしました。

強風によりチームカーが風上を走り、選手たちを守るような形にて下り区間を安全に走行。そして190km地点より、2分ほどのタイム差でコーニンとメイン集団が再スタートを切りましたが、集団はすぐにコーニンを吸収し、集団ゴールスプリントに向けて激しい位置どりを繰り広げながら、フィニッシュ地点へと向かいました。

テクニカルな最後の周回コースでは、集団はいくつもの小集団に分裂。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、前方にグロスとファンホセ・ロバトがしっかりと残り、危険なアタックもかかるなかでタイミングを見極め、残り800m地点にてグロスがロングスパートを開始。そしてリードを守りきり先着、フィニッシュラインで大きなガッツポーツを掲げました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニにとって、この勝利が2018シーズン初勝利。グロスは昨日の第1ステージでは3位入賞にとどまり、勝利を逃した悔しさを今日のステージにぶつけ、プロ通算11勝目を挙げました。

またグロスは今日の成績を受けて、個人総合成績で首位に浮上。明日は赤いリーダージャージを着用してスタートします。

リザルト
第2ステージ
1 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 5:38:11
2 NIZZOLO Giacomo Trek – Segafredo
3 MINALI Riccardo Astana Pro Team
5 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:04
58 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:20
73 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:26
79 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
90 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:29
105 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:24

個人総合成績
1 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 11:23:22
2 NIZZOLO Giacomo Trek – Segafredo +0:08
3 MINALI Riccardo Astana Pro Team +0:10
11 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:18
63 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:34
76 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:40
80 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
97 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:38
116 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:09


エドゥアルド・グロスのコメント
今日の最後の周回コースはテクニカルだったが、昨年も走り知っていたので、とくに驚くことはなく、冷静に、そして残り800mからスプリントを開始した。強い風に見舞われたステージだったが、チームメートたちが風を遮るなどサポートしてくれ、素晴らしいチームワークで勝利することができ、また総合リーダーにもなれたことを嬉しく思っている。明日のステージは厳しいもので、どうなるかわからないが、今はこの勝利を喜びたい。


内間康平のコメント
逃げに乗りたいと言っていた第2ステージ。それを実現すべく、アタックに反応。様子を見て、今だ!! と飛び出すとプロコン3人、コンチ1人とかなり良い構成だったが、しばらくして吸収され、ちょっと休み、もう一度トライした直後の逃げが決まった。その後は回復に努めながらメイングループで走った。
今日はグロスがステージ優勝! この勢いにのって、また明日から頑張って走りたい。


吉田隼人のコメント
今日はステージ距離今大会最長の237km。途中に登りはあるものの、チームとしてもスプリントを予想しスタートした。そしてレース前のミーティングでも昨日同様、グロスを中心に自分も狙いに行くプランでスタートすることになった。
今日のステージは最後はコーナーの多い周回コース。その周回コースに入るまでは、グロスと同じ位置で入ることができたが、徐々にポジションを下げてしまう。しかし、昨日は集団先頭が見えない位置でゴールすることになったが、今日は先頭を確認できる位置で走ることができた。また徐々に位置取りもできているので、最低でもスプリントできる位置で位置取りできるよう明日以降に備えたい。


西村大輝のコメント
監督からの指示は昨日と同じで、5〜6人の逃げに入ること。コンチネンタルだけであれば入らなくて良いという物だった。序盤から何度もアタックに反応していくが、タイミングが合わず結局逃げに乗ることはできなかった。
その後はチームの位置取りや、補給や防寒着の運搬等を、ひたすら繰り返して走った。補給所を過ぎてから横風で分断した時に、前から2つ目の集団に入った。それまでに、かなり動いていたので猛烈に苦しかったが、ひたすら耐えた。前の集団が、すぐそこに見えているという状況だったので、追いかけっこ状態になり、スピードは猛烈に速かった。結局、前に追いついたが、風があまりにも強いという事でニュートラルが入った。
最後の周回コースに入ってからは前で落車があり、巻き込まれる事はなかったが、減速した所から踏み直す脚が無くて集団から遅れてゴールした。結果はグロスがステージ優勝をし、最高の形となり凄く嬉しかった。
それから、ゴール後に監督のテバルディ、他の選手が、僕の今日の走りをかなり褒めてくれて、ロバトはテバルディに「彼の走りは素晴らしかった。」と話してくれて凄く嬉しかった。昨日、今日と連日ゴール後に褒めてもらう事ができて、嬉しい気持ちは有るが、やはりヨーロッパのレースで逃げに乗って、評価を貰えるように頑張りたい。
明日は本格的な山岳ステージとなり、ハードなレースになると思うので、今晩もしっかりと休んで回復に努めようと思う。

レース情報
Tour of Croatia 2018
開催期間/2018年4月17日(火曜日)〜22日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.HC
開催国/クロアチア

4月17日 第1ステージ Osijek › Koprivnica(227k)
4月18日 第2ステージ Karlovac › Zadar(234.5k)
4月19日 第3ステージ Trogir › PP Biokovo (Sv. Jure)(134k)
4月20日 第4ステージ Starigrad › Crikvenica(171k)
4月21日 第5ステージ Rabac › Poklon(156.5k)
4月22日 第6ステージ Samobor › Zagreb(151.5k)

公式サイト https://www.tourofcroatia.com/en/
フェイスブック https://www.facebook.com/TourOfCroatiaRace
ツイッター https://twitter.com/tour_of_croatia
ハッシュタグ #TourOfCroatia

今後のレーススケジュール(予定)
4月16日〜20日 Tour of the Alps イタリア ヨーロッパツアー2.HC
4月17日〜22日 Tour of Croatia クロアチア ヨーロッパツアー2.1
4月22日 Giro dell’Appennino イタリア ヨーロッパツアー1.1
5月8日〜13日 4 Jours de Dunkerque フランス ヨーロッパツアー2.HC
5月21日〜28日 Tour of Japan 日本 アジアツアー2.1
5月22日〜24日 Tour des Fjords ノルウェー ヨーロッパツアー2.HC
5月25日〜27日 Hammer Stavanger ノルウェー ヨーロッパツアー2.1
5月30日〜6月3日 Tour de Korea 韓国 アジアツアー2.1
6月1日〜3日 Hammer Sportzone Limburg オランダ ヨーロッパツアー2.1
6月3日 Gran Premio Città di Lugano スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月7日 GP du canton d’Argovie スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1