RESULT

【ツール・ド・コリア/第5ステージ】集団ゴールスプリントで吉田隼人が11位

2018年06月03日

5月30日から5日間にわたって開催されたツール・ド・コリアが、首都ソウルでの第5ステージをもって閉幕しました。最終日となる第5ステージは、ソウル郊外のオリンピック公園をスタートし、漢江添いの幹線道路を往復し、最後はオリンピック公園の外周を4周回する平坦な65KMのステージでした。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの目標は2つ。吉田隼人をエースに集団ゴールスプリントに挑み、一つでも上の順位をめざすことと、僅差の新人賞3位につけているジョアン・ボウは、2箇所に設定される中間スプリントポイントを狙い、ボーナスタイムにより逆転での新人賞獲得をめざすことでした。

強い日差しのもとスタートした約1時間半のショートステージは、序盤からハイペースで進み、集団前方では何度もアタックがかかりますが、集団のマークも厳しく、なかなかまとまった逃げが形成されません。幹線道路の折り返しを過ぎてから、アジアのコンチネンタルチームの2選手が12秒ほど先行しましたが、中間スプリントポイントを狙うNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの動きもあり、オリンピック公園の周回コースに入る前に吸収。最初の中間スプリント、そしてその後の2回目の中間スプリントとも、大集団での通過となりました。しかし、1回目はティッツァが、2回目がボウが4位通過。あと少しのところで3位までに与えられるボーナスタイムは獲得できませんでした。

そして迎えた集団ゴールスプリントでは、最終周回よりチームのトレインが機能し、最終コーナーをダミアーノ・チーマを先頭に吉田隼人も3番手で曲がりました。好調な吉田隼人ですが、想定していたよりも早くチーマから発射される形となり、残り300mでは先頭に立ちましたが、向かい風もあり左右から加速してくるスプリンターたちに捲られてしまい、最終的には11位でのフィニッシュとなりました。

悔しさを感じる結果ではありましたが、今シーズンの吉田は不運などもあり、全力でスプリントする機会に恵まれていなかったため、まずは力いっぱいスプリントに挑めたことを、チームとしては一つのステップアップと捉えています。またジョアン・ボウは新人賞3位を守りきり、プロとして初めての嬉しい表彰台に立ちました。

リザルト
第5ステージ
1 KREDER Raymond Team UKYO 1:21:05
2 RAIM MihkelIsrael Cycling Academy
3 SEO Joon YongKSPO Bianchi Asia Procycling

11 YOSHIDA HayatoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
13 TIZZA MarcoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
51 BOU JoanNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
54 NISHIMURA HirokiNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
61 CIMA DamianoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
86 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:37

個人総合成績
1 TVETCOV Serghei UnitedHealthcare Pro Cycling Team 18:59:37
2 ASTAFYEV Stepan Vino – Astana Motors +0:28
3 BUSATO Matteo Wilier Triestina – Selle Italia +0:37

11 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:57
15 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:00
51 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +27:14
53 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +30:41
56 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +35:45
73 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +45:13



内間康平のコメント
中間スプリントポイントをボウ、ゴールスプリントを隼人に絞る作戦でスタート。 大人数の逃げ以外は反応せず、メイングループをまとめる動きを中心に走った。 1回目のスプリントは上手くいかなかったので、2回目のスプリントも再びチャレンジ。 こちらも相手が上回った。 最後のゴールスプリントではラスト4キロから前を引き始めて、ゴールスプリントへ! 全力を出し切ってのゴールとなった。LIVE中継を見て、応援してくれた皆さん。 ありがとうございました!



吉田隼人のコメント
結果を残すことができませんでしたが、今年何度もスプリントをチャレンジさせてもらい、恥ずかしいですが、初めて力を出し切れたレースでした。 毎回僕のために動いてくれているチームメイトには申し訳ない気持ちですが、今後必ず勝ちたいと思います。 引き続き応援よろしくお願いします。



西村大輝のコメント
今日の作戦は、ボウのボーナスタイム獲得と、吉田さんのステージ優勝を目指すというものだった。中間スプリントポイントを前にアタックを吸収するため、内間さんと集団を牽引したが、最重要となる最後のゴールスプリントでの牽引に加わることができなかった。今大会に挑む前に、タイで個人合宿を行うことができたので、レース全体を通しての調子は良かった。あとは、監督やチームメイトからも言われるとおり、焦って何度もアタックへ反応していくのではなく、落ち着いて、しっかりと見極められようになることが非常に重要だと感じた。 次戦に活かせるように頑張りたい。



福島晋一監督のコメント
今回のツアー・オブ・コリアは吉田のスプリント、内間、西村のエスケープ、ボウとティッツァの個人総合成績を目標にスタートした。 チームは皆、それぞれの役割を果たし、非常にまとまりがよかったが、各ステージで最後の詰めが甘く、成績に結び付けることはできなかった。 ボウが4秒差の新人賞3位。ティッツァの個人総合11位がチーム最高位という成績には決して満足してはいけないが、チームは攻撃的に走り、スプリントに向けても主導権を握ってコントロールした選手たちには賛辞を送りたい。 選手は日に日にコンディションを上げていったので、5日間のレースが短く感じられたが、残りのシーズン、さらにコンディションを上げて成績に結び付けられるように見守っていきたい。



レース情報
Tour de Korea 2018
開催期間/2018年5月30日(水曜日)〜6月3日(日曜日)
カテゴリー/アジアツアー2. 1
開催国/韓国

5月30日 Stage 1 – Gunsan › Cheonan (184.6k)
5月31日 Stage 2 – Cheonan › Yeongju (202.6k)
6月1日 Stage 3 – Yeongju › Jeongseon (192.4k)
6月2日 Stage 4 – Jeongseon › Chungju (156k)
6月3日 Stage 5 – Seoul › Seoul (65k)

公式サイト http://www.tourdekorea.or.kr/tdk2018/elite_eng/index.asp
フェイスブック https://www.facebook.com/TourdeKorea


今後のレーススケジュール(予定)
6月1日〜3日 Hammer Sportzone Limburg オランダ ヨーロッパツアー2.1
6月3日 Gran Premio Città di Lugano スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月7日 GP du canton d’Argovie スイス ヨーロッパツアー1.HC
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1