RESULT

【ツール・ド・スイス/第7ステージ】最後の山岳ステージを全選手が走破! 明日の平坦ステージで勝負に挑む

2018年06月16日

厳しい山岳ステージ三連戦の最終日となる第7ステージは、フィニッシュ地点1km手前に超級山岳が設定されたアローザへと向かう169.4km、獲得標高は2923mのステージでした。ここまでのレースで、選手それぞれに疲労が蓄積し、重たい脚で挑む最後の難関ステージでした。

道幅の狭いアップダウン区間からスタートすると、各チームのエース級選手も含まれる27名の大きな先頭集団が形成されました。もっとも総合成績の良い選手で、レースリーダーのリッチー・ポート(BMCレーシングチーム)から1分59秒遅れとなっており、BMCレーシングチームはタイム差を計算しながら、入念に集団をコントロールしていきます。

その後の平坦区間では、集団のコントロールに逃げに選手を送り込んでいるモビスターも加わり、タイム差は大きく縮まり始めました。そして超級山岳アローザへと向かう27kmの長い登り区間に差し掛かると、優勝候補であるナイーロ・キンタナ(モビスター)がアタックを仕掛け、先頭集団にいたモビスターのビクトル・デラパルテもキンタナに合流し、力強い走りで逃げていた選手たちを抜き去り、最後はキンタナが独走優勝を飾りました。レースリーダーのポートも懸命に追走を仕掛けましたが、勝者に22秒及ばず3位でのフィニッシュ。ポートは総合リーダージャージを守りましたが、タイム差が17秒まで縮まっています。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、明日の平坦ステージに狙いを定めているため、今日もサンタロミータをトップ集団に送り込み、他の選手は常にハイペースを刻む集団に食らいついて最後の山岳ステージを走りきることが目標でした。サンタロミータは41位、他の選手たちはグルペットでのフィニッシュとなりましたが、ワールドツアーのスピードはグルペットとはいえ、自分たちにとっては厳しいもの。まずは全選手揃って無事に山岳三連戦を走り切ることができたことをテバルディ監督は評価しており、ここでの経験がそれぞれの選手のレベルやコンディションの向上に繋がると期待しています。

リザルト
第7ステージ
1 QUINTANA Nairo Movistar Team 4:01:39
2 FUGLSANG Jakob Astana Pro Team +0:22
3 PORTE Richie BMC Racing Team

41 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +8:46
00 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +26:21
111 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +29:53
116 ZACCANTI FilippoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
122 MARANGONI AlanNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
129 HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +29:57
130 ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini


個人総合成績
1 PORTE Richie BMC Racing Team 26:06:10
2 QUINTANA Nairo Movistar Team +0:17
3 KELDERMAN Wilco Team Sunweb +0:52

35 SANTAROMITA Ivan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +14:00
122 ZACCANTI Filippo Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:31:48
130 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:37:55
131 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:38:01
134 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:42:21
138 HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:44:05
139 MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:49:14

●●

伊藤雅和のコメント
山頂ゴールの今日。逃げにチャレンジと言われてスタートしたが、スタートから上りでペースが速すぎて逃げにチャレンジもできなかった。 付いていくだけで精一杯。 逃げが決まってからも全くペースは落ちず、50キロくらいあるアップダウン区間もハイペース。その後の100キロある平坦区間も若干の横風で常に1列棒状。ペースは常に55キロ以上出ていた。 とてもじゃないけど前を引いている人達が人間とは思えなかった。 最後の上りに入る前にハイペースの中ボトルを取りに行って完全にオールアウトした。 そこからグルペットで上りを上ってゴール。



初山翔のコメント
スタートしてからの登り斜面で力づくで30人ほどが飛びだしたが、そこに入れるような状況ではなかった。 逃げが大きいために集団のペースも緩まず、一日中全開だった。ひたすらカーペーサーでひきずられてるようなスピードだった。

レース情報
Tour de Swiss
開催期間/2018年6月9日(土曜日)〜17日(日曜日)
カテゴリー/2.UCIワールドツアー
開催国/スイス

公式サイト http://www.tourdesuisse.ch/en/
フェイスブック https://www.facebook.com/tourdesuisse/
ツイッター https://twitter.com/tds
ハッシュタグ #TdS #TourdeSuisse

6月9日(土)第1ステージ Frauenfeld › Frauenfeld (TTT / 18k)
6月10日(日)第2ステージ Frauenfeld › Frauenfeld (155k)
6月11日(月)第3ステージ Oberstammheim › Gansingen (182k)
6月12日(火)第4ステージ Gansingen › Gstaad (189k)
6月13日(水)第5ステージ Gstaad › Leukerbad (155k)
6月14日(木)第6ステージ Fiesch › Gommiswald (186k)
6月15日(金)第7ステージ Eschenbach/Atzmännig › Arosa (170k)
6月16日(土)第8ステージ Bellinzona › Bellinzona (123k)
6月17日(日)第9ステージ Bellinzona › Bellinzona (ITT / 34k)

今後のレーススケジュール(予定)
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1
6月20日〜24日 Adriatica Ionica Race イタリア ヨーロッパツアー2.1
6月24日 全日本選手権 日本・島根 ナショナル選手権
7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1

RESULT

【ツアー・オブ・スロベニア/第3ステージ】登坂フィニッシュでカノラが7位

2018年06月16日

ツアー・オブ・スロベニア第3ステージは、アップダウンを繰り返す176KMのステージで、残り16KM地点に2級山岳が組み込まれ、フィニッシュ地点もカテゴリー山岳は設定されてはいないものの、丘の上の古城へと繋がる勾配のある登坂区間上となっており、個人総合成績を狙ううえで、今大会最初の勝負どころとなりました。

序盤のハイスピードなアタック合戦を経て、マルセル・キッテル(カチューシャ・アルペシン)を含む2名の逃げが先行する展開となり、集団はロットNL・ユンボやバーレーン・メリダのコントロールで進んでいきました。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、最後の登坂区間でカノラやティッツァで成績を狙うべく、チームで彼らを守りながらレースを進めていきます。途中の下り区間では西村が落車に巻き込まれるアクシデントがありましたが、幸い大ケガには繋がらず、西村はすぐにレース復帰し、後方集団で無事に完走しました。

最後の2級山岳では、麓からアタックが繰り返され、プリモシュ・ログリッチ(ロットNL・ユンボ)が少人数に絞られたメイン集団から単独で先行する展開となりましたが、最後の登坂区間でリゴベルト・ウラン(EFエデュケーションファースト)がログリッチを交わして区間優勝。そして、マルコ・カノラが7番手でフィニッシュし、個人総合成績を7位に上げています。

リザルト
第3ステージ

1 URAN Rigoberto Team EF Education First-Drapac p/b Cannondale 4:00:56
2 IMPEY DarylMitchelton-Scott
3 ROGLIC Primoz Team LottoNL-Jumbo +0:04
7 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:12
37 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:25
43 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:48
66 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:48
87 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +8:00
101 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +12:09
102 NISHIMURA HirokiNippo – Vini Fantini – Europa Ovini

個人総合成績

1 URAN Rigoberto Team EF Education First-Drapac p/b Cannondale 11:08:34
2 IMPEY Daryl Mitchelton-Scott +0:04
3 ROGLIC Primoz Team LottoNL-Jumbo +0:10
7 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:22
33 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:35
43 BOU Joan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 3:58
64 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:58
83 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +8:10
103 CIMA Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +12:19
108NISHIMURA HirokiNippo – Vini Fantini – Europa Ovini



西村大輝のコメント
今日の作戦は、ジョアン、チーマ、僕で逃げを狙い、その他の選手は最後の上りで戦うというものだった。 ニュートラル解除と同時に上りが始まるコースレイアウトで、想像どおりスタートから集団のペースはかなり速く、集団は分断と合流を繰り返しながら進んでいった。 途中、下りの直線で、集団が一気に詰まり、前を走っていた選手も自転車が真横を向く位にタイヤをロックしてブレーキしていたが、間に合わず落車した。下りの直線という事で、相当なスピードが出ている中での落車だったが、幸運にも骨折は免れたのでそのままレースを続行した。 明日は今大会最難関のステージとなる。 チームに貢献できるように頑張りたい。


レース情報
Tour of Slovenia
開催期間/2018年6月13日(水曜日)〜17日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/スロベニア

公式サイト https://tourofslovenia.si/en
フェイスブック https://www.facebook.com/TourOfSlovenia/
ツイッター https://twitter.com/TourOfSlovenia
ハッシュタグ #tourofslovenia

6月13日(水)第1ステージ Lendava › Murska Sobota (159k)
6月14日(木)第2ステージ  Maribor › Rogaska Slatina (152.7k)
6月15日(金)第3ステージ Slovenske Konjice › Celje (175.7k)
6月16日(土)第4ステージ  Ljubljana › Kamnik (155.2k)
6月17日(日)第1ステージ Trebnje › Novo Mesto (21.5k/ ITT)



今後のレーススケジュール(予定)
6月9日〜17日 Tour de Swiss スイス 2.ワールドツアー
6月13日〜17日 Tour of Slovenia スロベニア ヨーロッパツアー2.1
6月20日〜24日 Adriatica Ionica Race イタリア ヨーロッパツアー2.1
6月24日 全日本選手権 日本・島根 ナショナル選手権
7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1