RESULT

【ツアー・オブ・チンハイレイク/第9ステージ】万全の体制で迎えたスプリントでグロスが痛恨の落車

2018年07月30日

7月29日にツアー・オブ・チンハイレイク(UCIアジアツアー2.HC)第9ステージが、金昌(Jinchang)から武威(Wuwei)までの175kmで開催されました。昨日のフィニッシュ地点から青海省から甘粛省に舞台を移しており、標高は海抜1500m前後まで下がったものの、厳しい暑さに見舞われ、荒涼とした大地に時折強い風が吹き抜けるような環境下でのレースとなりました。

第9ステージは、前半に金昌市街地をぐるっと1周する41.7kmの周回コースを2周回したのち、郊外へ出て高速道路を使って、フィニッシュラインのある武威まで向かう平坦コースでした。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、今大会3勝を挙げ、ポイント賞リーダージャージを着用するエドゥアルド・グロスを第一エースとし、集団ゴールスプリントの展開で勝利を狙う作戦でスタートしました。

序盤よりアタックが頻発し、内間、西村、伊藤、中根が中心となり、危険なアタックをマークし、チャンスがあれば逃げに乗ろうとアタックの攻防に参加。どのチームも積極的に動き、一向に逃げが決まらず、70kmをすぎてようやく3名の逃げが形成されました。

その後は、グロスのスプリントに向けて、早い段階から内間と西村が集団コントロールを開始。逃げとのタイム差を一定に保ち、終盤になって集団の牽引に加わるチームも増え、残り10km地点付近で逃げを吸収。この日もチーム一丸となった走りで、集団ゴールスプリントの展開へと持ち込みました。

道幅の広いコースを使って、スプリントがかかると、フアンホセ・ロバトのアシストにより、グロスがスプリントを開始。しかし、すでに勝者となるオヌル・バルカン(トルク・セケルスポール)が一歩抜け出し、先行。グロスは2番手争いに加わりましたが、隣の選手との接触があり、バランスを崩して残り250m地点で激しく落車。ロバトに助けられる形でフィニッシュラインを自力で越えたものの、その後救急車にて病院に搬送。右鎖骨骨折の診断が出たため、ここでレースを終えることとなりました。

非常に残念な結果となりましたが、グロスの1日でも早い回復を願うとともに、残されたメンバーで、休息日明けのラスト4ステージを再び強い気持ちをもって戦っていきます。

リザルト
第9ステージ
1 BALKAN Onur Torku Sekerspor 3:55:50
2 PACIONI LucaWilier Triestina – Selle Italia
3 JONES Brenton Delko Marseille Provence KTM
30 YOSHIDA HayatoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
38 NAKANE HidetoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
88 ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
118 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:44
119 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:00
122 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:41
124 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:00

個人総合成績
1 AGUIRRE Hernan Manzana Postobon 32:50:54
2 BOHÓRQUEZ Hernando Manzana Postobon +1:05
3 ROGINA Radoslav Adria Mobil +2:35
35 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +19:22
44 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +25:38
57 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +33:04
86 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +55:01
109 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:11:43
112 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:12:19


出場選手
伊藤 雅和
内間 康平
吉田 隼人
中根 英登
西村 大輝
フアンホセ・ロバト(スペイン)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
監督: 福島 晋一


伊藤雅和のコメント
今日も危険な逃げをチェックしつつ、最後スプリントになりそうなら集団コントロールに入ってグロスのスプリントで勝負。 激しいアタック合戦にみんな代わる代わる反応して、3人の逃げを集団は見送った。 そこから内間と西村がコントロール。 ラスト50キロから自分も集団牽引に入り最後10キロで逃げを捕まえてあとは集団でゴールした。



内間康平のコメント
激しいアタック合戦の後、少人数の逃げが先行。 自分たちのチームが先頭を引くが、ここは詰めるのが目的ではなく、タイム差が拡がらないようにするのみ。 暫くすると数チーム合流し、タイム差を縮めてゴールへ。



吉田隼人のコメント
3選手の逃げができてからチームはスプリントの準備を進めました。 日に日にゴール前の位置どりも良くなってきているのですが、グロス選手の落車はすごく残念で仕方ない。 明日は休息日。 明後日からのステージでも引き続き、チームとして結果を求めて走ります。



中根英登のコメント
山岳ポイントのないフラットなステージ。 休息日前ということもあり、アタック合戦が激しく続いた。 内間さん、伊藤さん、自分、西村の4人で自分たちでアタック仕掛けたり、アタックに乗っていったり積極的に動いていく。 4人が動けない時に吉田さんが動いてくれたりと日本人を中心に対応。 70km過ぎたあたりでようやく3名の逃げができる。 タイム差が広がり過ぎないように内間さんと西村が集団牽引。途中から伊藤さんも牽引に加わってくれる。 自分はスプリンターたちの側にいて、補給を運びながら距離を消化。 3人の牽引で逃げを吸収。 ラスト3kmで吉田さんを前に連れていき、ラスト2kmでロバトたちを最終コーナー入る手前で先頭付近に連れて行って離脱。 自分も遅れないようにゴール。 しかしゴール手前でグロスが落車してしまった。



西村大輝のコメント
今日も集団の牽引を担ってもらうとミーティングで指示を受けスタートした第9ステージ。スタートから無限のアタック合戦になり、自分も反応して行く。一つ目のスプリントポイントを通過した後だっただろうか、内間さんと自分を含む11名の逃げができ、一度は集団も結構離れたので、これで決められるかと思ったが、暫くしてから集団に追いつかれた。 2回目のスプリントポイント通過後に集団牽引の指示が出て、牽引開始。逃げは3人で、タイム差は3分ちょっと。少しして内間さんも加わって二人での牽引になる。ときどき他のチームも牽引に加わるが、自分と内間さんで引いていた方が全然速いと思う状態だった。実質、ほとんど二人でコントロールしている状態が続き、その後に伊藤さんが、そして、アドリアモビルなどの他チームもコントロールに加わり、一緒にローテーションを回して逃げとの差を詰めて行く。 ラスト10キロ程だったと思うが、逃げを捕まえて自分の与えられた仕事を終えた。その後、集団最後尾あたりで走っていると少し前で落車が発生したが巻き込まれることはなかった。 既に総合でも遅れている上、役割を終えているので、無理に集団を追う事はせず、あとは淡々とゴールまでの数キロを消化した。そして、ゴールラインに到着するとグロスが落車した事を知る。傷だらけになっており、大怪我を負っていた。今日のステージも個人的には、しっかりと走れていたと感じるが、今は、そんな事よりも救急搬送されたグロスの容体が非常に心配だ。



レース情報

Tour of Qinghai Lake
開催期間/2018年7月22日(日)〜8月4日(土)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

公式サイト www.tdql.cn
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofqinghailake/
ツイッター https://twitter.com/TDQL_Official
ハッシュタグ #TDQL2018

7月22日(日)第1ステージ Ledu › Xining (162k)
7月23日(月)第2ステージ Xining › Xining (115k)
7月24日(火)第3ステージ Duoba › Guide (133k)
7月25日(水)第4ステージ Guide › Longyangxia (100k)
7月26日(木)第5ステージ Longyangxia › Bird Islet (235k)
7月27日(金)第6ステージ Dadongshu Yakou › Qilian (66k)
7月28日(土)第7ステージ Qilian › Menyuan (169k)
7月29日(日)第8ステージ Qingshizui › Zhangye (237k)
7月30日(月)第9ステージ Jinchang › Wuwei (175k)
7月31日(火)休息日
8月1日(水)第10ステージ Wuwei › Wuwei (124k)
8月2日(木)第11ステージ Zhongwei › Zhongwei (110k)
8月3日(金)第12ステージ Yinchuan › Yinchuan (107k)
8月4日(土)第13ステージ Lanzhou › Lanzhou (108k)



今後のレーススケジュール(予定)

7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1

RESULT

【ツアー・オブ・チンハイレイク/第8ステージ】グロスが今大会区間3勝目を挙げポイント賞リーダーに!

2018年07月29日

全13ステージで開催されるアジア最高峰のステージレース、ツアー・オブ・チンハイレイク(中国/UCIアジアツアー2.HC)。2週間におよぶ長い大会が折り返しを迎えた29日(日)第8ステージが青石嘴(Qingshizui)から張掖(Zhangye)まで、今大会最長距離となる237kmで開催されました。

第8ステージは、54.3km地点、82.3km地点に2級山岳が組み込まれており、そこに向けてスタートから登り基調、そして2つ目の山岳を越えるとフィニッシュ地点まで長い下り基調となるコース設定でした。

本格的な上りが含まれる最後のステージということもあり、スタート直後からアタックが次々とかかり、それに伊藤雅和が中心となり反応。長いアタックの攻防を繰り返し、結果的に6名の逃げが形成されました。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、エドゥアルド・グロスの区間優勝に照準を絞り、2つめの登坂区間ではリーダーチームのペースアップにより、集団がいくつかに分断され、グロスは第2集団に取り残される形となりましたが、伊藤と西村大輝が懸命に牽引し、グロスを連れて、前のメイン集団への復帰に成功。その後、内間康平や中根英登も集団のコントロールに加わり、残り10km地点を切って、逃げていた6選手の吸収に成功しました。

スプリントに向けてフアンホセ・ロバトがグロスを集団前方へと引き上げ、グロスはラスト600mの最終コーナーを5番手でクリア。そのまま勢いをつけてフィニッシュラインへ先頭で飛び込み、先頭でガッツポーズ。今大会3勝目、シーズン6勝目をマークし、ポイント賞ランキングでも首位に立ちました。

毎日、厳しい戦いが続いており、連日の疲労から体調を崩す選手も出てきていますが、明日の第9ステージを終えれば、待ち望んだ休息日。そしてここからグロスや吉田隼人が成績を狙う平坦ステージが続いていきます。引き続き、勝利をめざしてチーム一丸となり戦っていきますので、ご支援をよろしくお願いします。



リザルト
第8ステージ
1 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 4:49:45
2 PAPOK Siarhei Minsk Cycling Club
3 ARIESEN Tim Ningxia Sports Lottery – Livall Cycling team
16 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
39 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
69 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
70 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
111 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:23
121 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:00

個人総合成績
1 AGUIRRE Hernan Manzana Postobon 28:55:04
2 BOHÓRQUEZ Hernando Manzana Postobon +1:05
3 ROGINA Radoslav Adria Mobil +2:35
37 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +19:22
45 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +25:38
56 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +31:20
62 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +37:54
84 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +52:01
107 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:09:38
112 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:11:43

ポイント賞
1 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 78pt
2 PACIONI Luca Wilier Triestina – Selle Italia 74pt
3 JONES Brenton Delko Marseille Provence KTM 51pt

出場選手
伊藤 雅和
内間 康平
吉田 隼人
中根 英登
西村 大輝
フアンホセ・ロバト(スペイン)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
監督: 福島 晋一


エドゥアルド・グロスのコメント
昨日に引き続き、チームメートたちに本当に感謝している。そして自分のいまのコンディション、多くの勝利を獲得できたことを嬉しく思う。長いステージには厳しい区間もあったけど、チームメートに助けられ、最後に勝利をかけて戦うことができた。今日のステージを終えて、ポイント賞ジャージを獲得できたが、最終日までキープできるように、残りのステージでさらなる勝利をめざすとともに、全力を尽くしたい。



伊藤雅和のコメント
体調不良の選手が多かったので、アタック合戦は自分ができる限りフォローしていくということでスタート。 案の定、激しいアタック合戦で結構な数を反応していく。どうしても無理な時に、体調が悪いにも関わらず中根、西村がフォローしてくれてとても助かった。アタック合戦のダメージで2つ目の山岳ではもう脚が残ってなくて2つ目のグループでグロスと西村と越える。そこからグロスが1つ目の集団に送り込むべく、西村と共に集団を牽引した。そして最後、逃げていた6人を捕まえるために西村、内間と共に集団牽引に入り、残り10キロ程で逃げを捕まえた。今日もグロスが勝ってくれて最高のステージになった。



内間康平のコメント
スタートからとにかく脚が重く、とても厳しい1日だった。 とにかく最低限の出来ることをして、遅れてゴールすると、グロースが今日も勝ってくれた!! しっかり休んで残りのステージも頑張って働きたい!



吉田隼人のコメント
自分にとって我慢のステージが続きますが、今日のステージもチームメイトが集団スプリントにもっていってくれ、結果的にグロス選手が勝ち最高のステージとなった。 また万全ではない僕自身にもスプリントのチャンスをくれているチーム、チームメイトにはともて感謝しています。明日からもチームとして最高のリザルトを残せるよう走ります。



中根英登のコメント
今日が最後の厳しい山岳のあるステージなのでアタック合戦が激しかった。 伊藤さん、自分、西村で対応していく。結局1時間程アタック合戦が続き、NIPPOを含まない6人の逃げが決まった。2つ目の山岳でリーダーチームが速いペースで引き始め、頂上では約20名の小集団に絞られるが、なんとかこのグループに食らいついて下りへ。 ゴールまで約150km下り基調なため、割れたグループも復帰して大集団に。ここから内間さん伊藤さん西村が牽引に加わりラスト10kmあたりで逃げグループを吸収。 ラスト3kmで自分はロバトの前に入るが引き上げきれずにゴール。 それでもロバトがグロスを連れてってグロスの3勝目を飾れた!!! 明日は山岳ポイントがないが風があればいくらでもキツくなるステージ。明日も集中して頑張ります。



西村大輝のコメント
スタート後、中根さんや伊藤さんが中心になってアタックに反応して行き、自分も中根さんや伊藤さんにアドバイスを受けながら、数回反応して行く。 二個目の山岳で先頭が20名ほどになり、そこに中根さんが、その後ろの小集団に、グロス、ロバト、伊藤さん、自分が入る。 グロスから、前に追いつくように指示を受け、伊藤さんと自分が牽引に加わって、前の集団をキャッチした。 その後は、何回かチームカーに補給を取りに行き、 その後、内間さんに牽引の指示が出て、その後、自分も加わる。 そして、更に少しして、伊藤さんも集団の牽引に加わり、逃げとの差を詰めて行く。 ほんの少しの時間だけ、キツすぎて集団の中に戻った時があったが、逃げを捕まえるまで、ほとんどどの時間を集団牽引に加わることが出来た。 ラスト10キロほどで逃げを捕まえて、自分の仕事は終了。 最後はグロスがステージ優勝を果たし、今日も最高のステージとなった。 ゴール後、チームメイトが沢山褒めてくれて、グロスが勝った事や、チームメイトの言葉が嬉しくて泣きそうになった。 自分個人としても非常に良い感触を得る事ができたステージとなったので、明日以降も頑張っていきたい。



レース情報

Tour of Qinghai Lake
開催期間/2018年7月22日(日)〜8月4日(土)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

公式サイト www.tdql.cn
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofqinghailake/
ツイッター https://twitter.com/TDQL_Official
ハッシュタグ #TDQL2018

7月22日(日)第1ステージ Ledu › Xining (162k)
7月23日(月)第2ステージ Xining › Xining (115k)
7月24日(火)第3ステージ Duoba › Guide (133k)
7月25日(水)第4ステージ Guide › Longyangxia (100k)
7月26日(木)第5ステージ Longyangxia › Bird Islet (235k)
7月27日(金)第6ステージ Dadongshu Yakou › Qilian (66k)
7月28日(土)第7ステージ Qilian › Menyuan (169k)
7月29日(日)第8ステージ Qingshizui › Zhangye (237k)
7月30日(月)第9ステージ Jinchang › Wuwei (175k)
7月31日(火)休息日
8月1日(水)第10ステージ Wuwei › Wuwei (124k)
8月2日(木)第11ステージ Zhongwei › Zhongwei (110k)
8月3日(金)第12ステージ Yinchuan › Yinchuan (107k)
8月4日(土)第13ステージ Lanzhou › Lanzhou (108k)



今後のレーススケジュール(予定)

7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1

RACE

リヴィーニョでの高地キャンプに愛三工業レーシングチームが今年も参加

2018年07月29日

現在、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、北イタリアのリヴィーニョにて高地キャンプを実施しています。スイス国境にも近いリヴィーニョは、街中で1700メートルほど、チームが滞在するホテルインターアルペンは標高2200メートル地点に位置し、山岳をメインとした練習コースの豊富さからもヨーロッパ屈指の人気を誇る高地トレーニングのスポットです。現在も多くのワールドツアーチームやナショナルチームが、リヴィーニョを拠点にトレーニングを行っています。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、夏からのシーズン後半に向けて、とくに22日に開幕したツアー・オブ・チンハイレイク(UCIアジアツアー2.HC)と、8月6日からのツアー・オブ・ユタ(UCIアメリカツアー2.HC)、2つのハイレベルな高地レースに向けて、6月18日より、2つのグループに分かれてキャンプを実施しています。

そして7月13日からは、愛三工業レーシングチームの住吉宏太(1991年7月7日生まれ)、阿曽圭佑(1992年4月14日生まれ)、岡本隼(1995年6月1日生まれ)の3選手がキャンプに合流。7月末までリヴィーニョに滞在し、トレーニングを含めたキャンプ生活をチームとともに送っています。

愛三工業レーシングチームはアジアを拠点に活躍を続けるコンチネンタルチームで、昨年は主力選手であった伊藤雅和と中根英登を格上チームとなるNIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザに派遣するとともに、日本の競技レベルや競技環境を向上させるという共通理念のもとで、両チームの協力体制が生まれました。今季も引き続き、協力体制をとっており、昨年は1選手(+2スタッフ)が1週間ほどリヴィーニョ滞在しましたが、今年は3選手が約3週間にわたり滞在。合同高地キャンプへの重要性や効果への理解が深まり、多くの選手の派遣に繋がりました。

大門宏監督/マネージャーのコメント
昨年、愛三工業レーシングには、高地トレーニングの現場の視察を兼ねて、別府監督と西谷コーチにも来てもらい、多くのワールドツアーの選手も集合している素晴らしいトレーニング環境を理解してもらったことが、今シーズンの若手を含む3名の派遣に繋がったのだと思う。

高地トレーニングは身体を慣らすための準備期間も重要なので、その点も別府監督、西谷コーチから理解が得られ、長期派遣の実現に繋がったことは大変良かったと思っている。高地でトレーニングすれば、誰もがオートマチックに強くなれると言うことはないが、多くの外国人選手に囲まれるなか、三食生活を共にし少しでも強くなる秘訣を学び取ってもらうことも、こういった遠征のメリットになる。

我々のチームメンバーも、今年は高地の超級ステージレースとして名高いツアー・オブ・チンハイレイクに向け、しっかり準備するため日本人の主力メンバーはナショナル選手権への参加も見送り、6月18日から滞在を始めた。約1ヶ月にも及ぶ長期の高地滞在であったが、ちょうど入れ替わりのタイミングで、短期間であっても元愛三工業レーシングの中根と伊藤、他の日本人選手と共に有意義な時間を共有できたことは良かったと思う。

チンハイレイクの日本人グループと入れ替わりで、アメリカのツアー・オブ・ユタに向かう初山、イタリアの主力メンバーも合流しキャンプの雰囲気は凄く盛り上がってる時期に最終日まで両チームが行動を共に出来ることも彼らにとって換え難い経験になることと期待している。

今後のレーススケジュール(予定)
7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1