RESULT

【ツアー・オブ・チンハイレイク/第6ステージ】海抜4120mでの超級山岳頂上決戦

2018年07月27日

超級山岳山頂フィニッシュが設定された第6ステージは、今大会の最難関ステージとされるステージでした。昨日のレース後の移動時間が長く、チームがホテルに到着したのは21時半頃と遅くなったことを考慮し、スタート時間が1時間遅くなり、さらにスタート後に3周回する予定だった平坦基調の周回コースが1周回少なくなり、66kmのステージが57kmと短くなってのスタートでした。しかし、厳しい山岳はそのままで、街中の周回コースから出るとすぐに登り始め、厳しい上りが20km以上にわたって続き、標高も3000mから頂上は4120mと酸素の薄さを誰もが感じる過酷な環境下でのレースでした。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、総合上位を狙う中根英登や伊藤雅和をエースに、序盤はチームで彼らを助け、あとは世界屈指のクライマーたちがしのぎを削るトップ集団にできるだけ食らいつき、1秒でも早くゴールすることが目標でした。

平坦区間を終えて登りに入ると、総合リーダーのエルナン・アギレ擁するマンザナ・ポストボンが今日も圧倒的な力でレースをコントロールし、驚異的なハイペースで選手たちのふるい落としにかかります。懸命に耐えた中根と伊藤ですが、次第にドロップし、その後も全力で踏み続け、それぞれ38位、46位でフィニッシュしました。

上りでの驚異的なチーム力を誇るマンザナ・ポストボンは、完璧なレース運びで、イエロージャージを着用するアギレが最後は独走に持ち込み、超級山岳山頂決戦を制し区間優勝。ライバルとの差を引き離し、総合争いで大きなリードを得ました。

ロードレース競技における世界最高地点となる海抜4120mでの山岳ステージを無事に全選手揃って走破。長いレースも明日のステージで折り返しを迎えますが、引き続き、チーム一丸となりチャンスを狙って戦います!

リザルト
第6ステージ
1 AGUIRRE Hernan Manzana Postobon 1:47:39
2 SANTORO Antonio Monkey Town Continental Team +0:28
3 BOHÓRQUEZ Hernando Manzana Postobon +0:52
38 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +7:30
46 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +9:33
91 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +19:28
92 LOBATO Juan JoséNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
109 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +24:13
110 NISHIMURA HirokiNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
126 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +25:22

個人総合成績
1 AGUIRRE Hernan Manzana Postobon 20:04:36
2 BOHÓRQUEZ Hernando Manzana Postobon +1:05
3 ROGINA Radoslav Adria Mobil +2:35
37 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +19:22
45 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +25:38
56 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +31:20
86 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +51:38
107 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:06:06
117 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:11:43




伊藤雅和のコメント
上り始めの距離が計算と少し違って、上り口はかなり後ろから入ってしまった。 その後はできるだけ集団にくらいついて頑張ろうとしたけど、ドロップした。そこから自分のペースで上った。 今日できることを全力でやってこの結果。マンザナのペースアップは凄かった。 明日からも集中して走ります。



内間康平のコメント
昨日のダメージが大きく、スタートから脚が重く、ただひたすら耐えるだけとなった今日のステージ。 午後は時間があるので、少しでも回復出来るよう努めて、明日のステージからまた全力を尽くしていく。



吉田隼人のコメント
結果的に我慢のステージとなりました。 気持ちを切らさずに、明日からもチーム内の仕事をできるだけ行い、引き続きチャンスを狙います。



中根英登のコメント
最初の周回を無難にこなして本格的な上りへ。 上り口に入る手前でグロスが1番前まで引き上げてくれて、良い位置で上り始めるが、リーダチームのマンザナが全員でペースアップ。 必死に食らいつくが、強烈なペースアップで、脱落する選手が続出し、自分のその1人となってしまった。 先頭集団から脱落してからも諦めずに踏み続けて、今自分の持てる力を全て出し切った。 明日からまた3日間ロングステージ。 頑張ります。



西村大輝のコメント
今日はレーススタート後、10キロほどで、お腹の調子が悪くなり始め、上り始めて、少しして限界になり道端でストップ。 かなり時間をロスしてしまう。 その後、走り出して、少しの間、順調に走るが、またも猛烈な腹痛で二回目のストップ。 完走できないかもと何度も思ったが、何とか走りきることができた。 明日へと進む事ができたので、明日は頑張りたい。



レース情報

Tour of Qinghai Lake
開催期間/2018年7月22日(日)〜8月4日(土)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

公式サイト www.tdql.cn
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofqinghailake/
ツイッター https://twitter.com/TDQL_Official
ハッシュタグ #TDQL2018

7月22日(日)第1ステージ Ledu › Xining (162k)
7月23日(月)第2ステージ Xining › Xining (115k)
7月24日(火)第3ステージ Duoba › Guide (133k)
7月25日(水)第4ステージ Guide › Longyangxia (100k)
7月26日(木)第5ステージ Longyangxia › Bird Islet (235k)
7月27日(金)第6ステージ Dadongshu Yakou › Qilian (66k)
7月28日(土)第7ステージ Qilian › Menyuan (169k)
7月29日(日)第8ステージ Menyuan › Zhangye (237k)
7月30日(月)第9ステージ Jinchang › Wuwei (175k)
7月31日(火)休息日
8月1日(水)第10ステージ Wuwei › Wuwei (124k)
8月2日(木)第11ステージ Zhongwei › Zhongwei (110k)
8月3日(金)第12ステージ Yinchuan › Yinchuan (107k)
8月4日(土)第13ステージ Lanzhou › Lanzhou (108k)



今後のレーススケジュール(予定)

7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1

 

RESULT

【ツアー・オブ・チンハイレイク/第5ステージ】チンハイレイクをめざすロングステージでグロスが2位入賞

2018年07月27日

厳しい山岳二連戦を終えて、開催された第5ステージは、Longyangxiaからチンハイレイクの西側に位置するBird Islandにゴールする235kmのステージでした。序盤には2つの登坂区間が組み込まれていましたが、中盤からは平坦基調のコースプロフィール。しかし、中盤をすぎてからのチンハイレイク湖畔では、湖からの風の影響を受け、集団が何度か分裂するようなシーンもみられました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、危険な逃げや横風に気をつけながら、グロスのスプリントでの区間優勝を狙う作戦でスタート。最初の登り区間で4名の逃げが形成され、150km地点で一度逃げは吸収されたものの、すぐに新しい4人の逃げが先行していきました。

比較的早い段階から、西村大輝と内間康平がリーダーチームであるマンザナ・ポストボンとともに集団コントロールに参加。逃げとのタイム差を射程圏内に保ち、残り20kmを切ると、スプリントでの勝利を狙うマルセイユらが集団をハイペースで牽引し、集団が長く伸びてドロップしていく選手も増えました。

残り3kmで落車も発生しましたが、結果的には65名ほどでの集団ゴールスプリントとなり、グロスが区間2位でゴールし、フアンホセ・ロバトも9位に続きました。スプリント時に勝者に反則行為となる斜行があったと、ゴール後に抗議したグロスですが、審議のうえ結果は覆らず、悔しさを抱えながらの表彰台となりました。しかし、作戦通りにチームワークが機能し、結果につながったことにチームは手応えを感じています。

また今日のステージでは、西村大輝と中根英登が落車に巻き込まれるトラブルがありましたが、幸い大事には至らず、明日のヒルクライムステージに挑みます。

リザルト
第5ステージ
1 SCOTT Cameron Australian Cycling Academy – Ride Sunshine Coast 5:51:46
2 GROSU Eduard MichaelNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
3 PAPOK Siarhei Minsk Cycling Club
9 LOBATO Juan JoséNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
40 ITO MasakazuNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
74 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:46
117 NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:54
118 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +3:11
121 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:00

個人総合成績
1 AGUIRRE Hernan Manzana Postobon 18:17:07
2 BOHÓRQUEZ Hernando Manzana Postobon +0:07
3 ROGINA Radoslav Adria Mobil 0:09
36 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +11:42
38NAKANE HidetoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
53 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +15:55
55 GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +18:36
103 UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +41:43
118 YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +46:11




伊藤雅和のコメント
今日は長い距離と湖沿いに入ったときの横風に注意して、集団がもし割れたときには後ろに取り残されないよう意識を持ってスタート。最初の上りで逃げが決まり、集団はコントロールされているが、たまに横風ペースアップが起こるような展開。コントロールには内間と西村が入ってくれる。 ラスト20キロから猛烈なペースアップが行われ、集団が割れたが無事に前に残れた。 ラスト5キロでグロスにアタックしろと言われたが向かい風が強すぎて断念してしまった。次言われたときには実行できるようにしたい。 明日は上りのステージ。今できる精一杯の走りをする。



内間康平のコメント
風は予想より吹かず、ラスト20kまでは平穏な1日だった。 逃げグループが2回形成されたが、リーダーチームと協力し、タイム差を一定に保ったままコントロール。 ラスト10kで役目を終え、ゴールするとグロースがステージ2位だったと聞き、凄く嬉しかった。



吉田隼人のコメント
スタートして自分の体調が昨日よりも良いことを確認できた。 スプリントしても勝負できるチームなので、逃げ集団ができた際には、内間選手、西村選手がローテーションに入ってもらいレースを進めた。 ラスト20kmからの横風の中でのペースアップでもチームから5人残り、最後のスプリントではロバト選手と自分が位置どりをし、結果的に今日は僕がラスト1km切ってからロバト選手を前に連れて行くことになった。 違うラインからスプリントしたグロス選手は2位でした。 上手くチームとして連携をとり貪欲に引き続き結果を求めて走ります。



中根英登のコメント
昨年のこのチンハイレイク沿いのルートは横風で集団がいくつも分断していたので、気をつけて行く事をみんなに伝える。 スタートしてすぐの上りで逃げが決まり、内間さんと西村が集団コントロールに加わってくれたのと風向きが横ではなく追い風気味だった事もあり、落ち着いて距離を消化。 時折、落車や他チームの攻撃で集団が活性化するが事無きを得る。 ラスト20kmから集団のペースが上がり、ラスト10kmで道路の左側に一列棒状に張り付いてさらにペースが上がるがグロス、ロバト、吉田さん、伊藤さんと共にしっかり前に残る。 スプリントに向けて各チームが位置取りを激しくする中、ラスト3km切ってすぐのとこで落車発生。 目の前の選手が巻き込まれて、自分も避けきれずに一回転して肩から落ちた。 今日はチームメイトの素晴らしい働きによって休ませてもらえた。 明日の山頂ゴールステージでは1秒でも前でゴールする為に全開でトライする。



西村大輝のコメント
監督からの指示は、スタート直後の上りで逃げにトライしていく様に言われたが、そこに入る事はできず、80キロ弱地点から集団牽引の指示が出たので、20キロちょっと集団を牽引し、その後、内間さんが負担を分散させる為に、牽引を代わってくださった。 集団内で休んでいると、すぐ前で落車が発生し、巻き込まれた。 一緒に転んだ選手によると、急に左に斜行した選手が居たらしい。 自分が落車した後に、自分の落車のダメージが落ち着くまで、内間さんが代わりに牽引して下さって、とても助けられた。 回復した後は、集団牽引に加わり、苦しかったが、集団牽引に力を注ぐ事だけを考えて走った。 ゴール後に、チームメイトから沢山労いの言葉をかけてもらえて嬉しかった。 チームとしてもグロス、ロバトが上位でゴールしたので、良いステージとなった。



レース情報

Tour of Qinghai Lake
開催期間/2018年7月22日(日)〜8月4日(土)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

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フェイスブック https://www.facebook.com/tourofqinghailake/
ツイッター https://twitter.com/TDQL_Official
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7月22日(日)第1ステージ Ledu › Xining (162k)
7月23日(月)第2ステージ Xining › Xining (115k)
7月24日(火)第3ステージ Duoba › Guide (133k)
7月25日(水)第4ステージ Guide › Longyangxia (100k)
7月26日(木)第5ステージ Longyangxia › Bird Islet (235k)
7月27日(金)第6ステージ Dadongshu Yakou › Qilian (66k)
7月28日(土)第7ステージ Qilian › Menyuan (169k)
7月29日(日)第8ステージ Menyuan › Zhangye (237k)
7月30日(月)第9ステージ Jinchang › Wuwei (175k)
7月31日(火)休息日
8月1日(水)第10ステージ Wuwei › Wuwei (124k)
8月2日(木)第11ステージ Zhongwei › Zhongwei (110k)
8月3日(金)第12ステージ Yinchuan › Yinchuan (107k)
8月4日(土)第13ステージ Lanzhou › Lanzhou (108k)



今後のレーススケジュール(予定)

7月22日〜8月4日 Tour of Qinghai Lake 中国 アジアツアー2.HC
8月6日〜12日 The Larry H.Miller Tour of Utah アメリカ アメリカツアー2.HC
8月7日〜11日 Vuelta a Burgos スペイン ヨーロッパツアー1.HC
8月15日〜18日 Tour du Limousin フランス ヨーロッパツアー2.1