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【ツアー・オブ・チャイナ2/第4ステージ】21kmの個人タイムトライアル

2018年09月23日

長いレースも移動日を経ていよいよクライマックスへと突入、残すところあと2ステージとなりました。9月22日に開催された第4ステージは、21.3kmの個人タイムトライアル。今大会2回目となるタイムトライアルですが、6.9kmのプロローグに比べ距離も長く、1kmにわたる緩やかな登坂区間も含まれたコース設定でした。

113名の選手が1分おきにスタート。レース前は大雨に見舞われましたが、レースがスタートする頃には雨は上がり、終盤になると太陽が出て路面は完全に乾きました。チーム内第一走者の内間を除き、選手たちはコースを下見してからのスタートとなりました。

チームの最高位は高いモチベーションをもって挑んだアラン・マランゴーニの18位。優勝したのはロシアのタイムトライアルチャンピオンのOVECHKIN Artem(トレンガヌサイクリングチーム)という結果でした。

リザルト
第4ステージ
1  OVECHKIN Artem  Terengganu Cycling Team  45.834km/h  27:53
2  MARQUE Alejandro  Manuel Sporting Clube de Portugal/Tavira  45.834km/h
3  SPREAFICO Matteo  Androni Giocattoli – Sidermec  45.373km/h  +0:17
18  MARANGONI Alan  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  44.324km/h  +0:57
44  CIMA Damiano  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  43.030km/h  +1:49
68  ITO Masakazu  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  41.697km/h  +2:46
75  NISHIMURA Hiroki  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  41.494km/h  +2:55
77  UCHIMA Kohei  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  41.382km/h  +3:00
89  YOSHIDA Hayato  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  40.874km/h  +3:23

個人総合成績
1 MARQUE Alejandro Manuel  Sporting Clube de Portugal/Tavira  7:45:15
2 OVECHKIN Artem Terengganu Cycling Team
3 GIACOPPO Anthony  Bennelong SwissWellness Cycling Team  +0:04
22  MARANGONI Alan  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +1:23
38  CIMA Damiano  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +2:06
66  ITO Masakazu  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +3:35
74  NISHIMURA Hiroki  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +3:58
88  YOSHIDA Hayato  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +5:05
102  UCHIMA Kohei  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +6:37

出場選手
吉田隼人
内間康平
伊藤雅和
西村大輝
アラン・マランゴーニ(イタリア)
ダミアーノ・チーマ(イタリア)
監督: 福島晋一


吉田隼人のコメント
体調を一度崩してしまったので心配だったが、明日へ繋ぐことができたので、
明日も全開でスプリントし、しっかりとした結果を報告したい。


内間康平のコメント
スタートして暫くした時、今日は攻めきるのは難しい、
明日の最終ステージに全ての力を出せるのが最善の方法だと考え、切り替えて走った。
いよいよ最終日。 必ずチームでステージ優勝出来るよう最後の力を振り絞ってゴールしたい。



伊藤雅和のコメント
今日は今後のレースに向けての練習だと思って転ばないことを第一に、
コーナーは所々濡れていたのでゆっくり走ったがあとはしっかり踏んだ。
今は状態が良くないので結果は悪かったけど、しっかり今できる負荷で走った。
明日は最終日。スプリントになると思われるのでしっかりチームを助けていきたい。



西村大輝のコメント
第4ステージの個人タイムトライアルを終えた。
タイム差を見ても独走力をもっと付けなくてならないと強く感じる。
自分の克服すべき課題の一つとして今後改善していきたい。
明日は最終日となる。
チームから与えられた役割を果たせるように全身全霊をかけて走ろうと思う。

レース情報
Tour of China 1 & 2
開催期間/
China1 2018年9月8日(土曜日)〜15日(土曜日)
China2 2018年9月17日(月曜日)〜23日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.1
開催国/中国

●ツアー・オブ・チャイナ1
9月8日 第1ステージ JINTANG・HUAIZHOU 83km
9月9日 第2ステージ PINGCHANG 140.6km
9月10日 第3ステージ BAZHONG・ENYANG 158km
9月11日 第4ステージ CHONGQING LIANGPING 84.6km
9月12日 第5ステージ YICHNG ZHIJIANG 127.4km
9月13日 第6ステージ QIANJIANG 113km
9月14日 移動日(600km)
9月15日 第7ステージ XINNING LANGSHAN 107.2km

●ツアー・オブ・チャイナ2
9月17日 プロローグ XINNING LANGSHAN 6.9km(個人TT)
9月18日 第1ステージ YONGZHOU NINGYUAN 99.4km
9月19日 第2ステージ QINGYUAN FOGANG 128.4km
9月20日 第3ステージ ZHUHAI HENGQIN 92km
9月21日 移動日(1150km)
9月22日 第4ステージ ANSHUN 21.3km(個人TT)
9月23日 第5ステージ ANSHUN 127.8km

今後のレーススケジュール(予定)
9月17日〜23日 Tour of China II 中国 アジアツアー2.1
9月22日 Memorial Marco Pantani イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月23日 Trofeo Matteotti イタリア ヨーロッパツアー1.1
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー

RESULT

【コッパ・サバティーニ】トスカーナでの丘陵ワンディレースでフアンホセ・ロバトが優勝

2018年09月21日

今年で66回目の開催を迎えたイタリア・トスカーナ地方でのワンディレース、コッパ・サバティーニ(UCIヨーロッパツアー1.1)は、丘の上の美しい小さな町ペッチョリを拠点に変則的な周回コースを使う195,9 kmのレース。合計10回通過するフィニッシュラインは高低差約80mを一気に駆け上がる丘の上に設定されており、終盤はその登坂区間を含む12.2kmの短い周回コースを6周回するコースレイアウトでした。また、今年は7つのワールドツアーチームをはじめ、多くのトップ選手が参戦し、ハイレベルなレースになりました。

序盤より、レース復帰したばかりのエドゥアルド・グロスを含むプロコンチネンタルチーム6名の逃げが先行していきます。集団をコントロールするのはチームスカイ、バーレーン・メリダ、FDJといった有力なワールドツアーチーム。逃げは順調に距離を重ね、最後の小さな周回コースまでリードを保ち先行しました。残り50kmを切ると、グロスをはじめ遅れる選手が出始め、一時単独でファウスト・マスナダ(アンドローニ)が先頭に立ちます。

集団内での動きも活発になり、周回を重ねるごとに登坂区間でのスピードもペースアップ。最終周回に入る前に集団は一つとなり、次々にアタックがかかっていきますが、決定的なものはなく、残り1kmの鋭角コーナーを抜け、登坂区間に差し掛かるとヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(バルディアーニ)がカウンターアタック。しかし、残り400mの急カーブでバランスを崩して落車するアクシデントが発生すると、アルバネーゼのすぐ後ろに付けていたメイン集団が動揺した一瞬の隙をついて、フアンホセ・ロバトが一気に集団を引き離す素晴らしいアタックで先頭に立ち、そのまま後続を寄せ付けずにフィニッシュラインに先着しました。後続のメイン集団でのスプリントはマルコ・カノラが3番手、全体の4位でフィニッシュ。マルコ・ティッツァも11位に続く好成績を残しました。

ロバトは、今季序盤はチーム探しに翻弄し、2月下旬よりNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのメンバーとなり、通常よりも遅いシーズンインを迎えました。しかし、5月には鎖骨骨折の不運に見舞われ苦難のシーズンを送っていたため、彼にとって今回の勝利は大きな意味をもつもので、ゴール後の彼のもとにはチームの垣根を越えて、大勢の選手たちが祝福に集まりました。ロバトの通算勝利数は15、チームの今季勝利数は10となりました。

リザルト
1 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 4:41:40
2 COLBRELLI Sonny Bahrain Merida Pro Cycling Team
3 MOSCON Gianni Team Sky
4 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
11 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
53 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:33
85 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:33
86 HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:40
DNF GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini

出場選手
初山翔
マルコ・カノラ(イタリア)
フアンホセ・ロバト(スペイン)
シモーネ・ポンツィ(イタリア)
マルコ・ティッツァ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
監督:マリオ・マンゾーニ


フアンホセ・ロバトのコメント
厳しいシーズンの終わりに勝利することができて、心から嬉しく思っている。今年は遅いシーズンイン、そしてシーズン中盤はケガのためにレースに出場できず、本当に辛いシーズンだった。今はとても気分が良く、シーズン序盤に自分を信じてくれたチームに恩返しをすることができて良かった。チームにとって重要なイタリアのレースで、名だたるトップ選手たちを相手に勝てたことも嬉しい。


初山翔のコメント
スタート直後の大きな逃げに気をつけて、レース最後は今日の登りゴールに向いてる3選手の位置どりに尽力するようにとオーダーを受ける。 集団内で距離を消化したが、とても暑く、ボトルの消費が激しかったので忙しかった。 ラスト2周からポジション争いのアシストをするが、平坦でアシストをしてからの登りはとてもきつかった。 最終周回の登り口で出し切ってゴールした。


今後のレーススケジュール(予定)
9月17日〜23日 Tour of China II 中国 アジアツアー2.1
9月22日 Memorial Marco Pantani イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月23日 Trofeo Matteotti イタリア ヨーロッパツアー1.1
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー

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【ジロ・デラ・トスカーナ】難関登坂レースでティッツァが5位入賞、中根英登も18位でUCIポイントを獲得

2018年09月20日

9月19日、イタリア中部トスカーナ地方のポンテデーラをスタート・フィニッシュとする第90回ジロ・デラ・トスカーナ(UCI1.1)が開催されました。走行距離は198km、約50kmの周回コースを3周回するコース設定で、周回コースには約10kmの登坂区間が続くモンテセッラが組み込まれており、この登坂区間が重要な勝負どころとなっていました。

レースは序盤より昨年までチームに所属していたイウリィ・フィロージ(デルコマルセイユ)を含む5名の逃げが先行する形で進んでいき、メイン集団はチームスカイやアージェーデゥーゼルら有力ワールドツアーがコントロール。

1回目のモンテセッラでは集団は比較的落ち着いていましたが、2回目の通過時になると集団は早くもペースアップし、先頭は30名ほどの集団に絞られ、そこにNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニからは、マルコ・ティッツァ、イヴァン・サンタロミータ、中根英登が入りました。下り区間を終えて、平坦区間で遅れていた選手が追いつき、一度、集団は大集団となりましたが、すぐに始まる最後のモンテセッラの登りで集団は再び分裂。メイン集団は25名ほどとなり、最後まで逃げていたフィロージも集団に吸収されました。

頂上を前に、集団からはロマン・バルデ(アージェーデゥーゼル)とジャンニ・モスコン(チームスカイ)が抜け出し、下り区間でドメニコ・ポッツォヴィーボ(バーレーン・メリダ)が追いつき、先頭は脚の揃った3名となりました。

メイン集団から追走を仕掛ける選手も見られましたが、結果的に中根、サンタロミータ、ティッツァを含む19名の集団となり、選手たちは協調しながら逃げを追いました。しかし、逃げを吸収することはできず、3選手が逃げ切り。モスコンが勝利し、1分12秒遅れでフィニッシュへと戻ってきた18名のメイン集団はゴールスプリントの展開となり、ティッツァが集団内2番手、5位の好成績でフィニッシュしました。サンタロミータが16位、脚の痙攣に苦しんだ中根英登も18位でゴールし、中根はUCIヨーロッパツアーにて貴重なポイント3点を獲得しました。

脚が攣ってしまったことにより、スプリントには加われず、悔しさが残る結果となりましたが、それ以上に世界のトップ選手が多く参加するハイレベルなレースで少人数に絞られたメイン集団に残れたことは大きな自信となり、出場を控える世界選手権での活躍にも期待がかかります。

結果
1  MOSCON Gianni  Team Sky 5:13:03
2  BARDET Romain AG2R La Mondiale
3  POZZOVIVO Domenico  Bahrain Merida Pro Cycling Team +0:05
16  SANTAROMITA Ivan  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
18  NAKANE Hideto  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
45  PONZI Simone  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +7:21
80  CANOLA Marco  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 18:18
87  ZACCANTI Filippo Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
DNF  BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini


中根英登のコメント
大きな逃げが行きそうならばしっかり逃げに入って行くこと、またチクリズモカップも大事なのでチームから3人を上位に送り込むという事でスタート。 ザッカンティ、バジョーリ、自分で最初のアタック合戦を捌いてすぐに5名の逃げが出来て集団は落ち着く。約9kmの上りがメインとなる周回コースに入り、1周目はスカイを筆頭にWTチームのコントロールにより安定したペース。 2周目はペースが上がり、集団が割れるがサンタロミータ、ティッツァ、自分が前の集団に残って頂上通過。 下りとその先の平坦で割れた後方集団が追いついてメイン集団は1つに。 この時点で自分が調子が良いことを感じたのと、監督から3人目としてのリザルトを託される。カノラやシモーネ、ザッカンティが補給を渡してくれて、同時にプレッシャーも 受け取る。 上りの入り口の位置取りをサンタロミータ、ティッツァ、自分の為にしてくれて、お陰で良い位置で上りに入る。 逃げも吸収し、スピードが上がって集団は小さくなっていく中とにかく食らいついて行く。 そのスピードの中からモスコンやバルデたちがアタックして行くのを見せつけられるが、自分はとにかく全開。 この集団に食らいつくことに必死。 頂上手前で数名と少し遅れるが下りでなんとか復帰。 この下りは道が悪く、1度チェーンが外れかけて脚を強打してしまい、脚が攣るキッカケを作ってしまう。 サンタロミータとティッツァの為に集団を牽引に加わるが脚が何度も攣っては集団後方に下り、叩いて治してまた上がっての繰り返し。 結局3名は捕まえられず、4位争いの集団でゴール。 ティッツァが上位入賞してくれた。

しっかりスプリントが出来なかったのと、牽引がまともに出来なかったのが非常に悔しいが、最低限のヨーロッパツアーポイントを獲得する事が出来た。 アジア大会からツール・ド・北海道がキャンセルになってしまい、少しレースまでの期間が空いてしまったが、欧州でもしっかり戦えるようになってきている。自分の成長を感じる事が出来たがまだまだ足りない部分は沢山ある。 次のレースでも良い走りが出来るようにしっかり準備していきます。



今後のレーススケジュール(予定)
9月17日〜23日 Tour of China II 中国 アジアツアー2.1
9月19日 Giro della Toscana イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月20日 Coppa Sabatini イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月22日 Memorial Marco Pantani イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月23日 Trofeo Matteotti イタリア ヨーロッパツアー1.1
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー