RESULT

【ツアー・オブ・ハイナン/第1ステージ】集団ゴールスプリントでイメリオが5位、西村大輝が落車負傷によりリタイア

2018年10月24日

チームにとって今季最後のステージレースとなる中国でのツアー・オブ・ハイナンが10月23日にDanzhou(ダン州市)にて開幕しました。第1ステージは、平坦基調の周回コースを4周回する90kmのステージでした。東南アジアにも近い南部に位置する海南島は、一年中気温が高く、この日も気温は30度ほどまで上昇しました。

レースはスタート後、6名の大きな逃げが形成されましたが、中盤になると数名が脱落していき、逃げは2名に、そして4周回目に入ると集団から1選手がブリッジを仕掛けて先頭は3名に。しかし、残り5kmで集団ゴールスプリントに向けて、加速するメイン集団に吸収され、ヤコブ・マレチュコ(ウィリエール)が圧倒的な力で優勝。イメリオ・チーマが5位に続きました。

残り1kmでは集団の中ほどで大きな落車が発生。西村大輝が落車に巻き込まれてしまい、自力でフィニッシュラインを通過しましたが、脚を負傷し、病院で手当てを受けましたが、残念ながら明日からのステージは出走せず、治療に専念することになりました。


リザルト
第1ステージ
1  MARECZKO Jakub  Wilier Triestina – Selle Italia  2:02:40
2  PAGE Dylan  Switzerland
3  BELLETTI Manuel Androni Giocattoli – Sidermec
5  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
69  OKAMOTO Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
72  MARANGONI Alan Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
102  ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
108  UCHIMA Kohei Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
110  YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
122  NISHIMURA Hiroki Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini

個人総合成績
1  MARECZKO Jakub Wilier Triestina – Selle Italia  2:02:30
2  PAGE Dylan Switzerland  +0:04
3  BELLETTI Manuel Androni Giocattoli – Sidermec  +0:06
8  CIMA Imerio Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +0:10
71  OKAMOTO HayatoNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
74  MARANGONI AlanNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
102  ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
108  UCHIMA KoheiNippo – Vini Fantini – Europa Ovini
110  YOSHIDA Hayato Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
121  NISHIMURA HirokiNippo – Vini Fantini – Europa Ovini

出場選手
伊藤雅和
内間康平
吉田隼人
西村大輝
岡本隼(トレーニー/愛三工業レーシングチーム所属)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
監督: 福島晋一


伊藤雅和のコメント
プロコンの逃げには注意するという指示でスタート。 危険ではなさそうな逃げが決まり、そこからは集団待機。 ラストは吉田の近くで走り、助けるタイミングを待っていたが、前に上がるチャンスを待ちながら走っていると、大落車が起きてみんな足止め。 明日もスプリントになりそうなのでスプリンターたちを助けられるように動いていきたい。

内間康平のコメント
最初のアタック合戦はプロコン同士でお見合いし、関係ないチームが上手く先行。 その逃げもラスト一周を前に吸収寸前だったが、アタック合戦が少し始まったことで再び差は拡がった。 といってもいつでも捕まえられる範囲内。 ゴールへ向けてペースが上がるなか、少しでも吉田と岡本をサポートしたいと思い前に行ったが、上手く助けれなかった。

吉田隼人のコメント
気温が高く、さらにもっとも暑い時間帯にレースはスタートした。 ここに来るまで自分のコンディションは悪くない状態だったが、今日は暑さに苦戦した。 ゴールまで1km看板直後の落車を免れたのは良かったものの、チームメイトが巻き込まれてしまい残念。 明日からもしっかり走ります。



西村大輝のコメント
ウィリエールやアンドローニといったプロコンが行ったら、乗り遅れないことと言われスタートした。 序盤のアタック合戦は特に激化することはなく、コンチネンタルチームの逃げが形成された。 そのまま距離を消化していき、ラスト一周に入って少ししたところで、バルディアーニの後ろをキープして欲しいと言われ、バルディアーニのトレインの後ろでポジション取りを行っていたが、ラスト5km程で位置取り争いに負けて、バルディアーニの後ろから離れてしまった。 何とか付き直そうと気合いを入れて頑張ってみたのだが、ラスト1kmで、自分の前の選手が落車し、巻き込まれて鉄柵に激突した。 骨折は免れたので、ゴールはしたものの、搬送先の病院の医師と監督と話して明日のステージは出走しないことにした。 コンディションも合わせられていたと思うので、この様な形でのリタイアは悔しい思いと申し訳ないという気持ちでいっぱいだが、先ずは治療を最優先して、早期回復に努めようと思う。


岡本隼のコメント
レースは穏やかな展開で、第1ステージから苦しめられるといった事はなかったが、自分自身のコンディションは少し脚が重く感じた。 監督からの指示のもと、軽めのギアで集団内で足を回してゴール勝負に備えた。 ラスト1キロ過ぎて前の選手が落車に巻き込まれ自分も止まり切れず、落車した選手に突っ込んでしまった。 1日目が終わり残り8ステージとなってしまったが、毎日集中して暑さにも慣れて、コンディションを上げていかないといけないし、調子に左右されない選手にならなければならないと思う。

レース情報
ツアー・オブ・ハイナン
開催期間/2018年10月23日(火)〜31日(水)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

公式サイト http://www.tourofhainan.com/en/

今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

RESULT

【ジャパンカップサイクルロードレース】サンタロミータが5位入賞、中根英登が12位アジア人選手最高位

2018年10月23日

10月21日、昨年とは打って変わる晴天のもと、宇都宮森林公園にてジャパンカップサイクルロードレース(UCI1.HC)が開催されました。コースは10.3kmの周回コースを14周回する144.2kmで、周回コースには高低差185mを一気に駆け上がる古賀志林道の登坂区間も含まれている非常にタフなもの。また今年からルール改正にともない参加選手数が69名から126名に一気に増えました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、昨年覇者で一番のゼッケンを付けるマルコ・カノラを軸に、登坂に強く、シーズン後半に調子を上げるメンバーでチームを構成。日本人選手の中根英登と初山翔も高いモチベーションをもって、スタートラインに立ちました。

レースは序盤より3選手が先行し、メイン集団は地元チームである宇都宮ブリッツェンのコントロールで進んでいきました。タイム差は2分程度に抑えられていましたが、その間にも、多くの選手が集団から脱落していきました。

レースが動き始めたのは、残り4周回目。古賀志林道でのロット・ユンボのアタックによりレースが活性化。下り区間を終えると16名の先頭集団が形成され、そこにNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニからは中根英登、サンタロミータ、バジョーリの3名が入りました。

次の周回で後続からカノラが追走し、先頭集団に合流しましたが、登坂区間でそこからさらに6名が飛び出す形となり、サンタロミータがそこに食らいつきました。最終周回を前に後続から単独でカノラがブリッジを仕掛け追走。しかし、なかなか先頭には追いつけず、最後の登坂区間で先頭は2選手に絞られ、そのまま逃げ切る展開に。サンタロミータが3位以下のスプリントで5位。その後、単独でカノラが6位に入り、8位以下のスプリントに挑んだ中根英登が脚を攣りながらも12位でフィニッシュ。アジア人最高位として表彰されました。

目標としていた大会連覇という結果を残せず、悔しさが残る結果となりましたが、たくさんの方の温かい声援を受けて、選手たちは全力を尽くして戦いました。今回出場したメンバー全員にとって、このジャパンカップが今季最後の公式戦。それぞれの思いをもって、来シーズンに向けてのオフに入ります。沿道からの応援、本当にありがとうございました!


リザルト
1  POWER Robert  Mitchelton-Scott   3:44:00
2  TOLHOEK Antwan  Team LottoNL-Jumbo
3  BRESCHEL Matti  Team EF Education First-Drapac p/b Cannondale  +0:40
5  SANTAROMITA Ivan  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini   +0:42
6  CANOLA Marco  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini   +2:02
12  NAKANE Hideto  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +2:28
22  BAGIOLI Nicola  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini    +2:31
44  TIZZA Marco  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:23


出場メンバー

初山翔
中根英登
マルコ・カノラ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
マルコ・ティッツァ(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)

監督: ヴァレリオ・テバルディ



中根英登のコメント
レース序盤は3名の逃げがすぐに決まって、ブリッツェンが集団コントロール。 自分たちはチーム全員で集団中程〜前方あたりに位置取って走行。 ラスト4周からヘーシング選手のアタックを皮切りに本格的にレースが動く。 このアタックで6人くらいになったメンバーの中に、ティッツァと自分が入って山頂通過。 下りでサンタロミータ含むグループが追いついてきて16人くらいになる。 さらにカノラ、バジョーリ含むグループも追いついてきてNIPPOは数的優位。
最初のアタックに反応した時は感覚が良いと思えたものの、 調子がイマイチだったのでリカバリーが全然追いつかず、残り3周から両脚が攣り始める。 本調子でない2人の内のバジョーリも脚が攣ってしまっていて、ティッツァも少し遅れ、サンタロミータとカノラを助けることは出来なかった。本来ならばカノラやサンタロミータのために、そして自分のチャンスの為にも攻撃するのに絶好の機会でまったく何も出来なかった。

攣ってる両脚を騙し騙しかばいつつ、第2グループで8位争いのゴールスプリントで12位。 アジア人トップ賞を取ることは出来たけどこれを目指してた訳ではないし、チームとして自分としても優勝おろか表彰台も逃してしまった。 非常に残念な、悔しい今シーズン最終レースとなりました。 沿道からの沢山の応援が本当に嬉しかったです。 今回のジャパンカップはじめ、今年も色々なレースで沢山応援して頂きありがとうございました!!



初山翔のコメント
カノラの近くで走ることを命じられた。残り4周回からペースが上がり、カノラの近くで走るようにしていたが遅れた。 予想以上に走れなかった。 今回だけに限らず、コンディションが良いと思ってスタートしたら意外と走れないことが今年は何度かあった。 今まで以上にレベル高いレースの連戦と移動続きが原因かと考えられる。 来年はそのあたりも工夫したい。

レース情報
ジャパンカップサイクルロードレース
開催期間/2018年10月21日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー1.HC
開催国/日本

公式サイト http://www.japancup.gr.jp
ツイッター https://twitter.com/Japancup_ofc
フェイスブック https://www.facebook.com/JapancupOfficial/

今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

 

RACE

【ツアー・オブ・ハイナン/事前情報】中国ビーチリゾートでの超級ステージレースに日本人5選手が出場

2018年10月23日

今年で13回目の開催を迎えた中国南部に位置する“東洋のハワイ”とよばれるビーチリゾート、海南島を舞台にしたツアー・オブ・ハイナン(UCIアジアツアー2.HC)。以前より、賞金が高額ということもあり、シーズン最後に多くのヨーロッパトッププロがこの地でしのぎを削ってきました。

今年は島の北西部に位置するDanzhou(ダン州市)を起点/終点とし、9日間かけて島を時計回りに1周回するコースレイアウトで、平坦ステージ、丘陵ステージ、超級山岳山頂フィニッシュ(第8ステージ/イラスト下)など、バラエティに富んだステージで構成されています。

今年はNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニを含む7つのプロコンチネンタルチームを含む全20チームが参加。超級にカテゴライズされる大会ですが、今年はUCIワールドツアーチームの参戦はありません。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、福島晋一監督のもと、7名の選手が出走。集団ゴールスプリントの展開では、吉田隼人、岡本隼、イメリオ・チーマのスプリンターたちが勝利をめざします。そして山岳ステージでは、伊藤雅和をチームリーダーとして、個人総合成績上位を狙っていきます。内間康平と西村大輝はアシストとしての走りが期待されており、今季で引退するアラン・マランゴーニも沖縄でのトレーニングキャンプを経て、調子を上げて参戦。スプリンターたちの牽引役、そしてチームをまとめるキャプテンとして、チームの大黒柱を担います。


出場選手
伊藤雅和
内間康平
吉田隼人
西村大輝
岡本隼(トレーニー/愛三工業レーシングチーム所属)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
監督: 福島晋一


伊藤雅和のコメント
気温が高く距離も長い9日間のレース。 身体の状態としてはしっかり練習はしてるものの、コンディションが上がってこないフラストレーションが溜まる状態。 走りながらコンディションが戻ってくれることを願う。 山もたくさんあるので前で展開できるように集中して走りきりたい。



内間康平のコメント
シーズンも終盤に近づいているが、上手く休みを取り入れながらこなしてきた今シーズンはまだまだ全開で行けると思う! チーム全員でステージに合わせた作戦をしっかり詰めて、勝ちにいきたい!



吉田隼人のコメント
前のレース、タイフーレイクは体調不良でリタイアしてしまった。 リタイアしたその日から回復に努め、今回このレースは、体調を整えて走ることができる。 前のレース前とは違い、今はレースを走るのが楽しみな状態。引き続き結果を求め走ります。 応援よろしくお願いします。



西村大輝のコメント
前回のタイフーレイクでは、第2ステージを除き、全体的に調子良く走れていたので、今大会もその流れに乗っていけるよう、帰国後も体調管理を徹底してきた。 ステージ数に加え、距離の長いステージ、ハードな山岳ステージが含まれるため、より一層、厳しいレースになると思うが、チームに貢献できるよう全力を尽くしたい。



岡本隼のコメント
前回のタイフーレイクから1週間、 走らせて頂ける事に感謝しなければならないし、それを走りで返さなければならないと思っている。 タイフーレイクでは安定した走りで全ステージをクリアできたが、 逆に言えばここ1番の速さと、結果を出せなかった。 そういったとこを踏まえて修正し全9戦に臨み、走りでチームに貢献したい。

レース情報
ツアー・オブ・ハイナン
開催期間/2018年10月23日(火)〜31日(水)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

公式サイト http://www.tourofhainan.com/en/

今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2