RESULT

【ジャパンカップサイクルロードレース】サンタロミータが5位入賞、中根英登が12位アジア人選手最高位

2018年10月23日

10月21日、昨年とは打って変わる晴天のもと、宇都宮森林公園にてジャパンカップサイクルロードレース(UCI1.HC)が開催されました。コースは10.3kmの周回コースを14周回する144.2kmで、周回コースには高低差185mを一気に駆け上がる古賀志林道の登坂区間も含まれている非常にタフなもの。また今年からルール改正にともない参加選手数が69名から126名に一気に増えました。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、昨年覇者で一番のゼッケンを付けるマルコ・カノラを軸に、登坂に強く、シーズン後半に調子を上げるメンバーでチームを構成。日本人選手の中根英登と初山翔も高いモチベーションをもって、スタートラインに立ちました。

レースは序盤より3選手が先行し、メイン集団は地元チームである宇都宮ブリッツェンのコントロールで進んでいきました。タイム差は2分程度に抑えられていましたが、その間にも、多くの選手が集団から脱落していきました。

レースが動き始めたのは、残り4周回目。古賀志林道でのロット・ユンボのアタックによりレースが活性化。下り区間を終えると16名の先頭集団が形成され、そこにNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニからは中根英登、サンタロミータ、バジョーリの3名が入りました。

次の周回で後続からカノラが追走し、先頭集団に合流しましたが、登坂区間でそこからさらに6名が飛び出す形となり、サンタロミータがそこに食らいつきました。最終周回を前に後続から単独でカノラがブリッジを仕掛け追走。しかし、なかなか先頭には追いつけず、最後の登坂区間で先頭は2選手に絞られ、そのまま逃げ切る展開に。サンタロミータが3位以下のスプリントで5位。その後、単独でカノラが6位に入り、8位以下のスプリントに挑んだ中根英登が脚を攣りながらも12位でフィニッシュ。アジア人最高位として表彰されました。

目標としていた大会連覇という結果を残せず、悔しさが残る結果となりましたが、たくさんの方の温かい声援を受けて、選手たちは全力を尽くして戦いました。今回出場したメンバー全員にとって、このジャパンカップが今季最後の公式戦。それぞれの思いをもって、来シーズンに向けてのオフに入ります。沿道からの応援、本当にありがとうございました!


リザルト
1  POWER Robert  Mitchelton-Scott   3:44:00
2  TOLHOEK Antwan  Team LottoNL-Jumbo
3  BRESCHEL Matti  Team EF Education First-Drapac p/b Cannondale  +0:40
5  SANTAROMITA Ivan  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini   +0:42
6  CANOLA Marco  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini   +2:02
12  NAKANE Hideto  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini  +2:28
22  BAGIOLI Nicola  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini    +2:31
44  TIZZA Marco  Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +5:23


出場メンバー

初山翔
中根英登
マルコ・カノラ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
マルコ・ティッツァ(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)

監督: ヴァレリオ・テバルディ



中根英登のコメント
レース序盤は3名の逃げがすぐに決まって、ブリッツェンが集団コントロール。 自分たちはチーム全員で集団中程〜前方あたりに位置取って走行。 ラスト4周からヘーシング選手のアタックを皮切りに本格的にレースが動く。 このアタックで6人くらいになったメンバーの中に、ティッツァと自分が入って山頂通過。 下りでサンタロミータ含むグループが追いついてきて16人くらいになる。 さらにカノラ、バジョーリ含むグループも追いついてきてNIPPOは数的優位。
最初のアタックに反応した時は感覚が良いと思えたものの、 調子がイマイチだったのでリカバリーが全然追いつかず、残り3周から両脚が攣り始める。 本調子でない2人の内のバジョーリも脚が攣ってしまっていて、ティッツァも少し遅れ、サンタロミータとカノラを助けることは出来なかった。本来ならばカノラやサンタロミータのために、そして自分のチャンスの為にも攻撃するのに絶好の機会でまったく何も出来なかった。

攣ってる両脚を騙し騙しかばいつつ、第2グループで8位争いのゴールスプリントで12位。 アジア人トップ賞を取ることは出来たけどこれを目指してた訳ではないし、チームとして自分としても優勝おろか表彰台も逃してしまった。 非常に残念な、悔しい今シーズン最終レースとなりました。 沿道からの沢山の応援が本当に嬉しかったです。 今回のジャパンカップはじめ、今年も色々なレースで沢山応援して頂きありがとうございました!!



初山翔のコメント
カノラの近くで走ることを命じられた。残り4周回からペースが上がり、カノラの近くで走るようにしていたが遅れた。 予想以上に走れなかった。 今回だけに限らず、コンディションが良いと思ってスタートしたら意外と走れないことが今年は何度かあった。 今まで以上にレベル高いレースの連戦と移動続きが原因かと考えられる。 来年はそのあたりも工夫したい。

レース情報
ジャパンカップサイクルロードレース
開催期間/2018年10月21日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー1.HC
開催国/日本

公式サイト http://www.japancup.gr.jp
ツイッター https://twitter.com/Japancup_ofc
フェイスブック https://www.facebook.com/JapancupOfficial/

今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

 

RACE

【ツアー・オブ・ハイナン/事前情報】中国ビーチリゾートでの超級ステージレースに日本人5選手が出場

2018年10月23日

今年で13回目の開催を迎えた中国南部に位置する“東洋のハワイ”とよばれるビーチリゾート、海南島を舞台にしたツアー・オブ・ハイナン(UCIアジアツアー2.HC)。以前より、賞金が高額ということもあり、シーズン最後に多くのヨーロッパトッププロがこの地でしのぎを削ってきました。

今年は島の北西部に位置するDanzhou(ダン州市)を起点/終点とし、9日間かけて島を時計回りに1周回するコースレイアウトで、平坦ステージ、丘陵ステージ、超級山岳山頂フィニッシュ(第8ステージ/イラスト下)など、バラエティに富んだステージで構成されています。

今年はNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニを含む7つのプロコンチネンタルチームを含む全20チームが参加。超級にカテゴライズされる大会ですが、今年はUCIワールドツアーチームの参戦はありません。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、福島晋一監督のもと、7名の選手が出走。集団ゴールスプリントの展開では、吉田隼人、岡本隼、イメリオ・チーマのスプリンターたちが勝利をめざします。そして山岳ステージでは、伊藤雅和をチームリーダーとして、個人総合成績上位を狙っていきます。内間康平と西村大輝はアシストとしての走りが期待されており、今季で引退するアラン・マランゴーニも沖縄でのトレーニングキャンプを経て、調子を上げて参戦。スプリンターたちの牽引役、そしてチームをまとめるキャプテンとして、チームの大黒柱を担います。


出場選手
伊藤雅和
内間康平
吉田隼人
西村大輝
岡本隼(トレーニー/愛三工業レーシングチーム所属)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
イメリオ・チーマ(イタリア)
監督: 福島晋一


伊藤雅和のコメント
気温が高く距離も長い9日間のレース。 身体の状態としてはしっかり練習はしてるものの、コンディションが上がってこないフラストレーションが溜まる状態。 走りながらコンディションが戻ってくれることを願う。 山もたくさんあるので前で展開できるように集中して走りきりたい。



内間康平のコメント
シーズンも終盤に近づいているが、上手く休みを取り入れながらこなしてきた今シーズンはまだまだ全開で行けると思う! チーム全員でステージに合わせた作戦をしっかり詰めて、勝ちにいきたい!



吉田隼人のコメント
前のレース、タイフーレイクは体調不良でリタイアしてしまった。 リタイアしたその日から回復に努め、今回このレースは、体調を整えて走ることができる。 前のレース前とは違い、今はレースを走るのが楽しみな状態。引き続き結果を求め走ります。 応援よろしくお願いします。



西村大輝のコメント
前回のタイフーレイクでは、第2ステージを除き、全体的に調子良く走れていたので、今大会もその流れに乗っていけるよう、帰国後も体調管理を徹底してきた。 ステージ数に加え、距離の長いステージ、ハードな山岳ステージが含まれるため、より一層、厳しいレースになると思うが、チームに貢献できるよう全力を尽くしたい。



岡本隼のコメント
前回のタイフーレイクから1週間、 走らせて頂ける事に感謝しなければならないし、それを走りで返さなければならないと思っている。 タイフーレイクでは安定した走りで全ステージをクリアできたが、 逆に言えばここ1番の速さと、結果を出せなかった。 そういったとこを踏まえて修正し全9戦に臨み、走りでチームに貢献したい。

レース情報
ツアー・オブ・ハイナン
開催期間/2018年10月23日(火)〜31日(水)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催国/中国

公式サイト http://www.tourofhainan.com/en/

今後のレーススケジュール(予定)
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2