RESULT

【ツアー・オブ・クロアチア/第4ステージ】逃げ切り優勝のチャンスに賭けたマランゴーニ

2017年04月22日

4月21日、ツアー・オブ・クロアチア第4ステージが、CrikvenicaからUmagまでの171kmで開催されました。コース中盤に2級山岳が設定され、前半はアップダウンが多く、後半は平坦基調になるコースレイアウトでした。

スタート直後、8km地点に設定された中間スプリントポイントでは、ポイント賞リーダージャージを着用するエドゥアルド・グロスが窪木一茂のアシストもあり首位通過。スプリントポイントを5点獲得。その後、アタックが繰り返されるなかで、登坂区間を使ってアラン・マランゴーニを含む4選手の逃げが決まりました。

リーダーチームのカハルラルがメイン集団をコントロールし、タイム差は3分半ほどで進行していきます。残り35km地点に小さな登坂区間があり、そこからは一部道幅が狭く、アップダウンを繰り返すコースレイアウトのため、逃げている4選手に有利だったこともあり、彼らは協調しながらメイン集団の追手を阻みます。

そして、スプリンター擁するトップチームが急加速させるメイン集団がすぐ背後へと迫った残り1.5km地点で、アラン・マランゴーニが単独でアタックを開始。逃げ切り優勝のチャンスに賭けて、ゴールラインまでロングスパートをかけますが、フィニッシュラインの20mほど手前でスプリンターたちに交わされ、NIPPO・ヴィーニファンティーニはマルコ・カノラが4位、そしてマランゴーニが6位でフィニッシュしました。

マランゴーニは「今日の結果をとても残念に思っている。これまでの3日間、チームのために一生懸命走ってきて、今日は自分にチャンスが回ってきた。逃げている選手たちはうまく協調体制が取れており、残り1kmでは自分のもっているすべての力を勝利に賭けた。しかし、あとちょっとのところで、後ろからものすごいスピードでスプリンターたちが追いついてしまった」とコメント。ステファノ・ジュリアーニ監督も「勝てると思ったステージだったが、あともう少しの運が必要だったのかもしれない。これもロードレース。また次のチャンスでトライしていきたい」と、少し肩を落としながら話しています。

明日、4月22日に開催される第5ステージは超級山岳を2つ登る厳しい山岳ステージとなっており、再び超級山岳の山頂がフィニッシュ地点となります。


窪木一茂のコメント
今日は逃げに入るよう指示があり、チームは最終的にはスプリントに持ち込む作戦だった。
スタート後から積極的に動いたが逃げには乗れなかった。
最初のスプリントポイントをアシストでき、グロスが一位通過。
その後1つ目の登りが始まりアタックがかかる。アランを含む4人の逃げが先行していった。
すぐにカハルーラルが集団のコントロールを行い、計4つの登坂をクリアし、
ラスト70km平坦区間が開始。
約50km切ったあたりから、チームで集団の真ん中より前で固まる。
かなりポジション争いが激しく、そしてスピードもかなり早いので前に上がるのが大変だった。
周回コースに入ってから、マリーニを先頭に引き上げるために力を使った。
そしてラスト約4km〜3kmまで先頭でチームの列車の風除けとして走り力を出し尽くして、
ほかの4名に勝負を託した。この時600w前後で踏んでいたと思う。
最終的にはアランがゴールまであと20mのところで捕まり、
カノラの4位がチーム最高位だった。アランの熱い走りに勇気を貰えた。
個人的には、最後の周回は路面も悪く前に上がるのに力が必要だった。
しかし最後に千切れるまでの約20分をしっかり踏みながらも脚を回して休むことができ、
先頭まで上がれた時には、ゴール勝負に絡めるんじゃないか?とも思えた。
いい感触を取り戻せて良かった。最後に先頭で牽引し出し切って千切れたので、
脚の感じは悪くなかった。 明日の山岳ステージでは逃げに乗りたい。


小石祐馬のコメント
自分と窪木さん、マランゴー二とスタキオッティで逃げに入るように指示されスタート。
最初から様子を見つつ、誰も入っていないところには入っていく。
最初の登りから動いていたが容認されず、
下りきったところでマランゴー二含む4人の逃げが決まって落ち着いた。
その後はスプリンターの手助け。
最後はマランゴー二がラスト20メートルで捕まり、カノラがスプリントで4位。
明日はハードな山岳ステージだが、残りも少ないので出し切っていきたい。


●リザルト

第4ステージ
1 RUFFONI Nicola Bardiani – CSF 4:10:15
2 MINALI Riccardo Astana Pro Team
3 SAVITSKIY Ivan Gazprom-RusVelo
4 CANOLA Marco NIPPO – Vini Fantini
6 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini
9 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini
29 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini
81 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +0:07
95 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
133 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +1:16

個人総合成績
1 NIBALI Vincenzo Bahrain Merida Pro Cycling Team 18:13:38
2 ROSON Jaime Caja Rural – Seguros RGA +0:02
3 HIRT Jan CCC Sprandi Polkowice +0:11
16 CANOLA Marco NIPPO – Vini Fantini +1:02
69 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +8:49
106 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +14:26
116 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +14:37
123 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +15:49
129 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +16:57
134 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +17:16

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
小石祐馬

アラン・マランゴーニ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ、大門宏

●レース情報
Tour of Croatia(ツアー・オブ・クロアチア)
開催期間/2017年4月18日(火曜日)〜23日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/クロアチア(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト www.tourofcroatia.com
公式フェイスブック www.facebook.com/TourOfCroatiaRace 
公式ツイッター twitter.com/tour_of_croatia 
ハッシュタグ #TOC2017

4月18日 Stage 1 – Osijek › Koprivnica (227k)
4月19日 Stage 2 – Trogir › Biokovo (sv. Jure) (123k)
4月20日 Stage 3 – Imotski › Zadar (237k)
4月21日 Stage 4 – Crikvenica › Umag (171k)
4月22日 Stage 5 – Porec › Ucka (141k)
4月23日 Stage 6 – Samobor › Zagreb (147k)

RESULT

【ツアー・オブ・クロアチア/第3ステージ】グロスがゴールスプリントで5位入賞、ポイント賞リーダーに

2017年04月21日

4月20日に開催されたツアー・オブ・クロアチア第3ステージは、アドリア海沿いに北上するImotskiからZadarまで、今大会最長距離となる237kmで開催されました。気温は10度〜15度と肌寒く、終日強い風が吹くなかでのレースとなりました。

コース前半に3つのカテゴリー山岳が組み込まれており、その起伏を利用して8名の先頭集団が形成されました。後半になっても積極的に集団を牽引するチームが現れず、また街中を縫うような道幅が狭く、コーナーが連続するコースレイアウトとなっていたため、なかなか逃げとのタイム差が縮まりませんでした。

グロスとマリーニのゴールスプリントを狙うNIPPO・ヴィーニファンティーニは、残り40km付近から、アラン・マランゴーニ、窪木一茂、小石祐馬、そしてリカルド・スタッキオッティも加わり、アシスト陣が総動員で集団の牽引を開始。さらにゴールが近づくとワールドツアーチームも動き始め、ラスト4kmの小さな周回コースに入ったあとに逃げていたすべての選手は集団に吸収され、ゴールスプリントの展開となりました。

最後の局面で、マルコ・カノラがグロスをアシスト。グロスは走路をうまく確保できずやや失速。勝利には届きませんでしたが、区間5位でフィニッシュ。カノラが7位、そして単独でスプリントに挑んだマリーニが10位でレースを終えました。

日本人選手2名は集団の牽引に活躍するなどし、落車が頻発したステージでしたが、無事にレースを終えています。


窪木一茂のコメント
今大会最長の237km。
今日は常に風が強く吹いていて、集団での場所取りがとても重要だった。
今日もエーススプリンター3人のサポート。
序盤に4人の逃げができタイム差が開いていく。
残り約80km付近の丘にて、橋を渡る区間で横風を利用して
アスタナが先頭で集団を分断しにかかった。
その後、集団のペースが乱れ、逃げとのタイム差が約5分まで開いてしまう。
チームとしてはスプリントに持ち込むために、
NIPPOから自分を含めた3人が集団牽引に加わり牽くことに…残り距離約40km。
先頭交代をしラスト約10kmでトレックが先頭牽引に加わってきたので後方に退いた。
残り約1分30秒程度。
約10km切ってから集団内にて中切れが発生し、
後方に取り残されてしまい、第2グループでゴール。
チームとしてもポイント賞ジャージを獲得できて良かった。
自分のコンディションは満足できるほどではないが
明日も集団スプリントに向けて動いていきたい。
また、チームメイトが上位に入賞していることは自分にとっても自信になると思っている。
側にいて、いろいろと教えてくれる彼らからどんどん吸収していきたい。


小石祐馬のコメント
240キロと長いステージ。
昨日の山頂ゴールで総合争いにタイム差が付いているので、
逃げきりの可能性があるため、逃げに入り、結果を残すチャンスだった。
スタート後すぐに2級山岳があるので、登りで逃げが決まるだろうと思い前の方をキープ。
登りでは山岳ポイントもあってか、ひたすらアタック合戦。
その後下り、細かなアップダウンのなかで逃げが決まった。
無線で監督から逃げに入るように言われていたが、後ろにいてしまい、入れず。
その後は最後のスプリントに向けて集団コントロールに加わる。
風が強くて、ほぼ向かい気味の横風だったのでスピードは乗らず。
それでもジワジワと詰めて最後30キロ辺りから、本格的にチェイス開始。
最後は集団コントロールで脚を使っていたこともあり、後方で中切れにあい後ろでゴール。
残り半分、チャンスを物にできるように集中して行きたい。


●リザルト

第3ステージ
1 RUFFONI Nicola Bardiani – CSF 5:55:27
2 NIZZOLO Giacomo Trek – Segafredo
3 MINALI Riccardo Astana Pro Team
5 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini
7 CANOLA Marco NIPPO – Vini Fantini
10 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
79 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini
102 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +2:21
121 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +2:32
131 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 ROSON Jaime Caja Rural – Seguros RGA 14:03:18
2 NIBALI Vincenzo Bahrain Merida Pro Cycling Team +0:05
3 HIRT Jan CCC Sprandi Polkowice +0:09
17 CANOLA Marco NIPPO – Vini Fantini +1:07
72 KOISHI Yuma NIPPO – Vini Fantini +8:47
113 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +14:34
115 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +14:38
128 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +14:42
136 MARANGONI Alan NIPPO – Vini Fantini +17:03
141 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +17:14

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
小石祐馬

アラン・マランゴーニ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ、大門宏

●レース情報
Tour of Croatia(ツアー・オブ・クロアチア)
開催期間/2017年4月18日(火曜日)〜23日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/クロアチア(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト www.tourofcroatia.com
公式フェイスブック www.facebook.com/TourOfCroatiaRace 
公式ツイッター twitter.com/tour_of_croatia 
ハッシュタグ #TOC2017

4月18日 Stage 1 – Osijek › Koprivnica (227k)
4月19日 Stage 2 – Trogir › Biokovo (sv. Jure) (123k)
4月20日 Stage 3 – Imotski › Zadar (237k)
4月21日 Stage 4 – Crikvenica › Umag (171k)
4月22日 Stage 5 – Porec › Ucka (141k)
4月23日 Stage 6 – Samobor › Zagreb (147k)

RESULT

【ツアー・オブ・アルプス/第4ステージ】50名ほどの集団ゴールスプリントでフィロージが8位入賞

2017年04月21日

4月20日、ツアー・オブ・アルプス第4ステージが北イタリアのBolzanoからClesまでの165kmで開催されました。晴天のもと大会メインスポンサーであるリンゴ生産会社「メリンダ」の広大なリンゴ畑を縫うようにして、2つのカテゴリー山岳を含む厳しい山岳ステージが開催されました。

レースは20kmを通過したところで、5名の逃げが決まります。途中、メンバーの入れ替わりがあり、最後は3選手となり、彼らは逃げ切りのチャンスを狙って残り1km地点まで粘りの走りをみせましたが、最後は約50名ほどの集団ゴールスプリントの展開となり、イウリィ・フィロージが8位でフィニッシュしました。

総合成績上位につけるダミアーノ・クネゴとイヴァン・サンタロミータもメイン集団でゴール。クネゴは終盤に12名ほどの追走集団に乗るなど、好調さを発揮しました。

伊藤雅和は登坂区間で遅れながらも後方集団でゴール。初めて挑戦するヨーロッパツアー超級ステージレースですが、無事に明日の最終ステージを迎えます。


伊藤雅和のコメント
今日も山を何個も越えるステージ。
最初の逃げに乗れたら乗っていくというオーダーだった。
最後の長い上りで遅れてしまった。
本当に情けない走りしかできてなくてチームに申し訳ない。
明日最終日自分ができることをしっかりやりたいと思う。

●リザルト
第4ステージ
1 MONTAGUTI Matteo AG2R La Mondial 4:56:38
2 PINOT Thibaut FDJ
3 DENNIS Rohan BMC Racing Team
8 FILOSI Iuri NIPPO – Vini Fantini
22 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini
43 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini
77 BISOLTI Alessandro NIPPO – Vini Fantini +7:49
85 BAGIOLI Nicola NIPPO – Vini Fantini +15:58
110 BERLATO Giacomo NIPPO – Vini Fantini +18:41
116 DE NEGRI Pier Paolo NIPPO – Vini Fantini
132 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 THOMAS Geraint Team Sky 15:36:40
2 PINOT Thibaut FDJ +0:13
3 POZZOVIVO Domenico AG2R La Mondiale +0:16
20 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini +2:01
21 SANTAROMITA Ivan NIPPO – Vini Fantini +2:03
56 FILOSI Iuri NIPPO – Vini Fantini +22:20
77 BAGIOLI Nicola NIPPO – Vini Fantini +38:18
83 BISOLTI Alessandro NIPPO – Vini Fantini +43:23
99 ITO Masakazu NIPPO – Vini Fantini +1:00:28
106 DE NEGRIPier Paolo NIPPO – Vini Fantini +1:04:18
119 BERLATO Giacomo NIPPO – Vini Fantini +1:15:20

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
伊藤雅和
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
イヴァン・サンタロミータ(イタリア)
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
アレッサンドロ・ビソルティ(イタリア)
イウリィ・フィロージ(イタリア)
ジャコーモ・ベルラート(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
監督:マリオ・マンゾーニ、ヴァレリオ・テバルディ

●レース情報
Tour of the Alps(ツアー・オブ・ジ・アルプス)
開催期間/2017年4月17日(月曜日)〜21日(金曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.HC
開催国/オーストリア、イタリア(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト  tourofthealps.eu/en/
公式フェイスブック  www.facebook.com/TouroftheAlps
公式ツイッター twitter.com/Tourof_TheAlps
ハッシュタグ #TotA

4月17日 Stage 1 – Kufstein › Innsbruck/Hungerburg (142.3k)
4月18日 Stage 2 – Innsbruck › Innervillgraten (181.3k)
4月19日 Stage 3 – Villabassa/Niederdorf › Funes / Villnöß (143.1k)
4月20日 Stage 4 – Bolzano / Bozen › Cles (165.3k)
4月21日 Stage 5 – Smarano › Trento (199.6k)