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【ツアー・オブ・ジャパン/事前情報】チームワークで勝利を狙う、国内最高峰ステージレース

2017年05月17日

5月21日に大阪・堺で開幕する20回記念大会の「ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)。1週間、8日間で堺から京都、いなべ(三重)、美濃(岐阜)、南信州(長野)、富士山(静岡)、伊豆(静岡)、東京と熱戦を繰り広げながら本州を横断します。

周回コースを使用してのレースが多くなっていますが、初日の堺ステージは2.65kmの個人タイムトライアル、そして26日の富士山ステージは11.4kmのヒルクライムステージとなっています。富士山ステージを含めた25日の南信州ステージ〜27日の伊豆ステージがとくに厳しい山岳コースとなっており、例年、個人総合成績はこの3日間で決定的となります。また今年は23日に開催されるいなべステージのゴールラインが変更となり、タイム差のつきやすい登坂ゴールが組み込まれました。

NIPPOヴィーニファンティーニは、クライマーを軸とするメンバー構成で重要な国内初戦に挑みます。シーズン前半に大きな飛躍をみせ、ツール・ド・ランカウイでアジアンリーダーを獲得、5月上旬のツール・ド・アゼルバイジャンでは山岳ステージで活躍し、個人総合成績9位でゴールした国内屈指のクライマー、中根英登や、登坂に強いオールラウンダーのマルコ・カノラが攻撃の要となります。カノラは4月1日にオランダで開催されたヴォルタ・リンブルグにて、今季初優勝を挙げました。

日本人選手は他に得意の登坂区間でチームの好成績を支えてきた伊藤雅和と、抜群のスプリント力を持ちながら、今季は世界のトップレースで何度も逃げに乗る活躍をみせている窪木一茂がメンバー入り。

キャプテンを務めるのは、世界のトップカテゴリーでの豊富な経験をもつアラン・マランゴーニ。そして2013年のイタリアチャンピオンであるイヴァン・サンタロミータも優秀なクライマーです。また今シーズンに入り素晴らしいチームワークが光ってる点もチームの特長です。各選手の脚質を活かしながら、いかなるチャンスも無駄にせず、勝利をめざして一致団結して戦います。


●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
伊藤雅和
窪木一茂
中根英登

アラン・マランゴーニ
イヴァン・サンタロミータ
マルコ・カノラ
監督:大門 宏

出場選手の経歴詳細はホームページをご覧ください。
http://teamnippo.jp/team/


伊藤雅和のコメント
ツアー・オブ・ジャパン出場が決まって嬉しく思います。
選んでもらった以上は、納得できる走りができるように頑張ります。
チームメートも全員強いので、しっかりその歯車になれるように走り、
全員で結果だけを求めていきたいと思います。


窪木一茂のコメント
今回出場の機会を与えて頂き感謝しています。
大阪から東京までの表彰台をチームカラーのオレンジ×ブルーに染められるよう、
全力で日々のレースに臨んでいきます!
応援よろしくお願いします!


中根英登のコメント
アゼルバイジャンで良い走りができた勢いをそのままに、
ツアー・オブ・ジャパンにも良い状態で臨めそうです。
レースを重ねてきてチームワークもより一層強まっているので、
チームメートとともに勝利を目指して頑張ります!


大門宏監督のコメント
今回のメンバーは、チームの総合力のバランスを重視し選考した。特にツアー・オブ・ジャパンに限ったミッションではないが、今シーズンは、これまで以上に日本人選手の活躍もスポンサーから期待されている。6名の”キャラクターの歯車”が上手く噛み合い、誰もが上位に絡めるチャンスがあるメンバー構成とした。そういう意味では日本人選手と相性も良いアレドンドも当然メンバーに入れる予定だったが、まだ故障からの回復が完璧ではなく、大事をとってメンバー入りを見送った。

チームのイタリア人首脳陣からは、クネゴや5月に入って絶好調のフィロージを推す意見も多く、特にクネゴは彼自身も同時期に招待されている重要なベルギーツアーより日本行きを熱望していたが、特に今シーズンは、日本のレースでの日本人選手の成績を失いたくないため、選考に一切迷いはなかった。日本人選手にとってアシストとしての活躍、責任を課すことももちろん大事だが、レースのカテゴリー次第で彼らにチャンスを与えることも重要だと思っている。結果的に、クネゴ、フィロージ、内間はベルギーツアーに派遣することに決まり、どちらもバランスのよいセレクションとなった。

オールラウンダーでスプリント力もあるカノラ、元イタリアチャンピオンのサンタロミータも登坂力で本来の力を取り戻しつつある。富士山ステージは彼のパフォーマンスに期待したい。キャプテンを務めるマランゴーニも今回のミッションの重要性を良く理解しており、作戦の要になって鋭く立ち回るだろう。3名のイタリア人選手も中根、伊藤、窪木のキャラクター、実力は認めており熟知しているので、各ステージで歯車を噛み合せ、チームの総合力と日本人選手の成長をアピールしていきたい。


●レース情報

NTN presents 20th Tour of Japan(NTN presents 第20回ツアー・オブ・ジャパン)
開催期間/2017年5月21日(日曜日)〜28日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー 2.1
開催国/日本

公式サイト http://www.toj.co.jp/2017/
ツイッター  https://twitter.com/tourofjapan
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofjapan/
ハッシュタグ #TOJ2017

5月21日(日)第1ステージ【堺】2.65km 個人タイムトライアル
5月22日(月)第2ステージ【京都】105km
5月23日(火)第3ステージ【いなべ】127km
5月24日(水)第4ステージ【美濃】139.4km
5月25日(木)第5ステージ【南信州】123.6km
5月26日(金)第6ステージ【富士山】11.4km ヒルクライム
5月27日(土)第7ステージ【伊豆】122km
5月28日(日)第8ステージ【東京】112.7km
総走行距離  743.75km  総獲得標高12,291m

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【ダンケルク4日間レース/事前情報】6日間となったフランス伝統の超級ステージレースで小林海がレース復帰

2017年05月08日

5月9日(火曜日)より14日(日曜日)までの6日間で北フランスを舞台に「ダンケルク4日間レース/ツール・デ・オードフランス(UCIヨーロッパツアー2.HC)」が開催されます。今年で63回目の開催を迎える伝統あるレースで、そのレース名のとおり4日間のステージレースとして親しまれていました、今年は同じく70年の長い歴史をもつ「ツール・ド・ピカデリー」が昨年の大会をもって休止となったことを受けて、ピカデリー地方にも立ち寄る6日間のレースとして規模を拡大して開催されます。

ヨーロッパ超級のステージレースとなっており、AG2R、FDJなど4つのワールドチーム、そしてフランスやベルギーを中心とした12のプロコンチネンタルチームが出場。全19チームが参戦しますが、とてもレベルの高い顔ぶれとなっています。

NIPPOヴィーニファンティーニは、好調なマルコ・カノラや5月7日にスイスで開催された「GPチッタ・ディ・ルガーノ」で優勝したイウリィ・フィロージを軸として挑み、集団ゴールスプリントでは、エドゥアルド・グロスとニコラス・マリーニがエースを務めます。

唯一の日本人選手となる昨年のU23全日本チャンピオンの小林海は、3月末のツール・ド・台湾以来のレース参戦となります。体調不良により日本で検査や休養をしておりましたが、とくに問題は見つからず、調子を取り戻し、最近は活動拠点となるスペインにてトレーニングを積んでおり、久しぶりのレースに大きなモチベーションをもって挑みます。

そしてチームの指揮をとるのは、現役時代から本大会が開催される北フランスを拠点として活動してきた福島晋一監督とマリオ・マンゾーニ監督。福島監督は土地やレースコースを熟知しているメリットを生かして、選手たちとともにチームの勝利をめざします。

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
小林海
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
ジャコーモ・ベルラート(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
イウリィ・フィロージ(イタリア)
監督:福島晋一、マリオ・マンゾーニ


小林海のコメント
体調不良のため、レースからしばらく離れており、
約1ヶ月半ぶりのレースです。
とても楽しみです。精一杯やってきます💪🏿


福島晋一監督のコメント
ダンケルク4日間レースはフランスではとても格式があるレースです。
フランスの地域再編でノルド地方とピカルディ地方が一緒になったこともあり、
自分が暮らしていたオマールの近くもレースが通るので、
個人的にも思い入れが強く、気合いが入っています。

レースはマランゴーニ、カノラ、グロスを中心に
ステージ優勝と総合成績を狙っていきます。
しばらく休んでいた小林選手にとっても大切な復帰戦になります。
みなさま応援よろしくお願いします。

●レース情報
4 Jours de Dunkerque / Tour des Hauts-de-France(ダンケルク4日間)
開催期間/2017年5月9日(火曜日)〜14日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.HC
開催国/フランス(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト www.4joursdedunkerque.org/
ハッシュタグ #4JDD

5月9日 Stage 1 – Dunkerque › Iwuy (197k)
5月10日 Stage 2 – Saint-Quentin › Saint-Quentin (171k)
5月11日 Stage 3 – Beauvais › Amiens (152k)
5月12日 Stage 4 – Marck-en-Calaisis › Le Portel (167k)
5月13日 Stage 5 – Boeschepe › Cassel (184k)
5月14日 Stage 6 – Coudekerque › Dunkerque (159k)

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【ツアー・オブ・クロアチア/事前情報】アドリア海沿いの美しい国土を巡る6日間の難関ステージレースに窪木と小石が出場

2017年04月14日

4月18日から23日まで6日間にわたり、クロアチアで開催されるステージレース「ツアー・オブ・クロアチア」にNIPPO・ヴィーニファティーニが初参戦します。日本人選手は、台湾とタイ、アジアでの転戦を終えた窪木一茂と、ベルギー・オランダ方面でのレースに出場し、イタリアにてトレーニングを積んでいた小石祐馬がメンバー入りしました。

東ヨーロッパのアドリア海沿いに位置するクロアチア各地を巡る大会で、今年で3回目の開催と、その歴史は浅いながらも、開幕を控えるジロ・デ・イタリアの前哨戦としても注目され、今年はバーレーン・メリダ、アスタナ、トレック・セガフレード、UAEチームエミレーツの4つのUCIワールドチームや、7つのプロコンチネンタルチームなど全20チームが出走します。

完全なフラットなコース設定は、第1ステージと第6ステージのみ。第3、第4ステージはカテゴリー山岳を含む丘陵ステージで、第2、第5ステージは超級山岳にゴールする厳しい山岳ステージとなっています。とくに第2ステージは、ラスト約30kmから登坂区間が始まり、海岸線沿いから標高約1800mの超級山岳BIOKOVOまで一気に駆け上がる本格的な山岳コースになっています。


図: ツアー・オブ・クロアチア第2ステージのコースプロフィール

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
小石祐馬

アラン・マランゴーニ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:ステファノ・ジュリアーニ、大門宏


窪木一茂のコメント
クロアチアのレースは平坦ステージが多いので自分の力を活かせると思います。
久しぶりのヨーロッパでのレースになるので、
自分の調子の確認と、チームの勝利に貢献する走りを目指します。
応援よろしくお願いします。


小石祐馬のコメント
前回のレースから少し期間が空いたので、しっかりと練習ができました。
6日間のレース、しっかりと期待に応えれるように頑張ります。


ステファノ・ジュリアーニ監督のコメント
ツアー・オブ・ジ・アルプスとの同時期開催となるため、正直、自分たちには第2、第5ステージの山頂フィニッシュで勝負をするピュアクライマーがいない。なので、集団スプリントになるであろう第1ステージと第6ステージに照準を絞り、集中して戦いたいと思っている。スプリントでエースを担うのはグロスと、コンディションによって(ジロ・デル・アッペニーノで落車し負傷した)カノラにも期待をしたい。第3、第4ステージは、ぜひ逃げにマランゴーニや小石を乗せて、チャンスを掴んでいきたい。


●レース情報
Tour of Croatia(ツアー・オブ・クロアチア)
開催期間/2017年4月18日(火曜日)〜23日(日曜日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/クロアチア(日本との時差 マイナス7時間)

公式サイト www.tourofcroatia.com
公式フェイスブック www.facebook.com/TourOfCroatiaRace 
公式ツイッター twitter.com/tour_of_croatia 
ハッシュタグ #TOC2017

4月18日 Stage 1 – Osijek › Koprivnica (227k)
4月19日 Stage 2 – Trogir › Biokovo (sv. Jure) (123k)
4月20日 Stage 3 – Imotski › Zadar (237k)
4月21日 Stage 4 – Crikvenica › Umag (171k)
4月22日 Stage 5 – Porec › Ucka (141k)
4月23日 Stage 6 – Samobor › Zagreb (147k)