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【ツアー・オブ・チンハイレイク/第4ステージ】厳しい山岳を越え、強風の湖畔を駆け抜けたサバイバルステージ

2017年07月19日

7月19日、ツアー・オブ・チンハイレイクの第4ステージが貴徳(Guide)から青海湖(Qinghai Lake)までの159kmで開催されました。途中、標高3740mの1級山岳、2級山岳が組み込まれ、フィニッシュまでの約30kmは平坦基調となりますが、湖に向かう平野を貫く一本道を走り、厳しい横風に見舞われました。

スタートしてアタックがかかるなかで、30km地点では2選手が先行、4選手が追走する形となり、登坂区間に入ると先頭は6名になりました。そこから2選手が先行し、さらに山頂を越えるとアドリアモービルの選手が単独で先行していき、集団からタイム差を4分以上稼ぎましたが、2つめの山岳を前に失速。彼を追うメイン集団は人数を45名ほどに減らし、NIPPOヴィーニファンティーニからは中根英登とダミアーノ・クネゴが残りました。

2級山岳の本格的な登りが始まると、メイン集団からもアタックがかかり、逃げていた選手を捉えるとともに集団はいくつもの小集団に分裂。その後の平坦区間の横風で集団ごとの差が広がっていき、小集団に分かれたままフィニッシュを迎えました。中根は山頂前のアタックによるペースアップで遅れ、クネゴも第3集団に取り残される形となり、トップから3分15秒差の30位でフィニッシュ。中根は懸命に前を追いましたが、12分37秒差の44位でした。

また第4ステージでは、昨日から高山病の症状を訴えていた小林海が回復を願いながらスタートしましたが、頭痛等の症状は良くならず、残念ながらスタート後1時間でリタイアとなりました。窪木、マリーニ、スタッキオッティ、グロスはグルペットにてフィニッシュ。厳しい山岳ステージを耐え、次なるチャンスを待ちます。


中根英登のコメント
1級、2級の山岳があるため、昨日追走グループに取り残された
有力選手たちの動きに合わせて行くことと、
できるだけダミアーノのサポートをしつつ、自分の総合も意識してスタート。
リーダーチームがコントロールし始めたので、脅威ではない選手の逃げがすぐ決まる。
1級山岳に入り、リーダーチームが崩れてきたのでアタックがかかる。
かなりキツかったが何とかクネゴと一緒に30人くらいに絞られたグループでクリア。
続いて2級山岳へ。ここでもアタックがかかり、ついて行くことができなかった。
遅れた15人ほどの選手と共に下りを全開でローテーション。
下り切ってからゴールまで残り30km。風を遮るモノが何もないド直線。
前に追いつくことはできず、むしろ風でいくつかに分断。後ろに取り残されてしまった。
クネゴを最後までサポートできず、
自分の総合も大きく落としてしまう苦しいステージとなってしまった。


窪木一茂のコメント
今日も山岳コース。途中に大きな山岳が二箇所設定されていた。
先頭に残ることは厳しいと予想し、脚を溜めてグルペットで完走し、
力を貯める事も大切だが、逃げに乗るか、
クネゴのアシストをして走るという目的を決めてレースをスタート。
アタックに反応し動いていくが、4名が逃げ、1名が追いつき5名の逃げが先行した。
その後、先頭付近でクネゴと中根の側で走る。
昨日より調子もよいので、クネゴの前で走っていたが、
1つ目の登りの半分くらいでアタックがかかり集団から千切れた。
回復するのを待ってペースで登り、最終グルペット集団に入り、ひたすらゴールを目指した。
明日のステージはゴールスプリントになる可能性が高いので、勝利できるよう連携したい。


小林海のコメント
昨日大崩れした体調は少し回復したが、
すごくしんどい状態で補給も全然消化されないまま、
昨日を走りきったダメージは大きく、スタートしてから身体はスカスカ。
頭痛とスカスカの身体、レースは1時間で降りた。
DNFはやっぱり気分が悪い。
2週間のステージレースも他に無いので走りきれなくて腹立たしい。
本当に辛い2日間だった。

 

●リザルト
第4ステージ
1 ÖRKEN Ahmet Torku Sekerspor 4:14:42
2 MUCELLI Davide Meridiana Kamen Team
3 SANTORO Antonio Monkey Town Continental Team +0:08
30 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini +3:15
44 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +12:37
66 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +18:21
68 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +18:23
105 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +23:54
122 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
DNF KOBAYASHI Marino NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 MUCELLI Davide Meridiana Kamen Team 3:20:19
2 BAZHKOU Stanislau Minsk Cycling Club +0:11
3 MONSALVE Yonathan Qinghai Tianyoude Cycling Team +0:12
31 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini +5:35
39 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +14:57
79 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +39:01
98 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +44:38
110 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
119 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +45:34

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
中根英登
小林海

ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
2017 Tour of Qinghai Lake(ツアー・オブ・チンハイレイク)
開催期間/2017年7月16日(日曜日)〜29日(土曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催地/中国

公式サイト  http://www.tdql.cn:8090
ツイッター  https://twitter.com/TDQL_Official
フェイスブック https://www.facebook.com/tourofqinghailake/
ハッシュタグ #TDQL2017

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【ツアー・オブ・チンハイレイク/第3ステージ】超級山岳が組み込まれた山岳ステージ初日、中根とクネゴがメイン集団でフィニッシュ

2017年07月18日

7月18日、全13ステージで競われるツアー・オブ・チンハイレイクの第3ステージが西寧(Xining)から貴徳(Guide)までの133kmで開催されました。平坦基調だった最初の2ステージを終え、第3ステージからは本格的な山岳が始まり、標高も徐々に高くなっていきますが、今日はさっそく標高3819mの超級山岳がステージの中盤に組み込まれていました。

スタート直後からアタックが連続し、3選手が先行しましたが、そこから中根英登、ダミアーノ・クネゴ、エドゥアルド・グロスの3名を含む40名ほどの大きな先頭集団が作られました。

51km地点、超級山岳の麓に設定された中間スプリントポイントを前に7選手が抜け出し、彼らが先頭集団を形成し、壮大な景色の中、山頂をめざして良いペースで登っていきました。メイン集団にはこのステージで区間優勝をめざすクネゴと、彼をアシストする中根が残り、中根は山頂前に一度遅れながらも下り区間で前に合流。メイン集団は必死に逃げている7選手を追いました。

しかし、ゴールまでは下り基調となっており、懸命に追い上げるメイン集団の願いは叶わず、7選手が後続に2分10秒の差をつけて逃げ切り。中根がメイン集団27位でフィニッシュする力走をみせ、クネゴもゴール前で他の選手と接触してメイン集団から9秒遅れてのゴールとなりましたが、レース後に救済措置が取られ、メイン集団と同タイム扱いとなっています。

今日のステージでは、小林海とグロスが体調不良を訴えましたが、2選手とも完走しています。明日の第4ステージは、貴徳(Guide)をスタートし、今日の下り区間を山頂付近まで逆に登る形で進んでいき、1級、2級山岳を越えて青海湖(Qinghai Lake)にゴールします。


中根英登のコメント
超級山岳が1つ設定されているので、そこで前に残っていくことが目標。
リーダーチームはコントロールする素振りがなかったので、アタック合戦が続く。
乗り遅れないように動くが、身体がキツい。そして動くタイミングが悪い。
一時クネゴ、マリノが乗った20人以上のグループが先行した時に
自分は後ろに取り残されるが、程なくして集団1つ。
集団1つになったタイミングでのアタックで10人以上が飛び出し、
少し遅れて集団から抜け出して前に追いつく。
後ろからパラパラと追いついてきて、40人くらいの大きな先頭集団に。
NIPPOからはグロスと自分。クネゴも後から追いついてきた。
人数が多いのでこのグループでもアタック合戦。
反応していくがスタートからずっと緩やかに上り基調ということもあり、かなりキツい。
中間スプリントの前で7人が先行。
追走集団は少しづつ人数を減らしながら淡々と進む。
KOMまで残り1kmの所で耐えれず1度遅れるが、下りでなんとか復帰。
そこからゴールまでは先頭7人を捕まえるべく、2チームが全開でローテーション。
残り10kmでもタイムが縮まらないので、クネゴの為に自分もローテーションに加わるも
先行グループを捕まえることが出来ずにゴール。
今日は自分の勘が冴えなかったお陰で苦しんだが、
クネゴを最後までサポートできる位置で最低限の走りはできた。
7人を捕まえられなかったのは残念だが、まだチャンスはあるので頑張りたい。


窪木一茂のコメント
昨日よりは体調が回復してきたので本当に良かったと思う。
海外遠征は慣れていたが、食事も含めて、体調管理には十分に注意を払わなければならない。
今日は標高3500mオーバーの山岳が70km地点に組み込まれ、
僕は登りに入る前の平坦で、すでに脚がきつかった。
心拍もぜんぜん上がらずに千切れてしまい、第3集団で登りに入った。
ここには多くのスプリンターたちが残された。
明日に備えてこの集団で山岳を乗り越えゴールした。
標高約4000mでの運動レベルのキツさに驚いた。3000m以下とは大違い。
まだまだレースは続くので、コンディションを上げれるようにしていきたい。
チームでは、クネゴと中根が総合上位に残っているので、
明日からも厳しい山岳レースは続くが、少しでも2人の支えになれるよう、レースを走りたい。


小林海のコメント
スタートから身体が思うように動かなかったが、
流れで逃げに乗り、そこにクネゴとグロスが追いついてきたので、
この集団でクネゴを行かせるためにかなり脚を使うが、
他チームと協調が取れず、後ろに追いつかれる。
その後は終始辛く、登りでも予想外に早く千切れ、そこからが地獄でした。
酷い頭痛と倦怠感で何度もグルペットからも遅れた。
下りに入って頭痛が酷くなり、千切れたが、
窪木さんとマリーニに待ってもらい、グルペットに戻りなんとか完走。
頭痛が酷いが、良くなってくれることを信じる。

●リザルト
第3ステージ
1 BAZHKOU Stanislau Minsk Cycling Club 3:05:42
2 MONSALVE Yonathan Qinghai Tianyoude Cycling Team
3 MUCELLI Davide Meridiana Kamen Team
27 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +2:10
45 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini
123 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +20:34
124 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
130 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
134 KOBAYASHI Marino NIPPO – Vini Fantini
140 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +27:03

個人総合成績
1 BAZHKOU Stanislau Minsk Cycling Club 9:05:34
2 MONSALVE Yonathan Qinghai Tianyoude Cycling Team +0:07
3 MUCELLI Davide Meridiana Kamen Team +0:09
27 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +2:23
45 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini
91 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +20:41
97 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +20:47
112 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
130 KOBAYASHI Marino NIPPO – Vini Fantini
137 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +27:16

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
中根英登
小林海

ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
2017 Tour of Qinghai Lake(ツアー・オブ・チンハイレイク)
開催期間/2017年7月16日(日曜日)〜29日(土曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催地/中国

公式サイト  http://www.tdql.cn:8090
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【ツアー・オブ・チンハイレイク/第2ステージ】西寧でのクリテリウムステージでスタッキオッティが2位入賞

2017年07月17日

7月17日、西寧(Xining)市内でツアー・オブ・チンハイレイク第2ステージが開催されました。長方形にレイアウトされた1周14.4kmのフラットな周回を8周回する115.22kmのステージで、強い日差しのもと30度に達する暑さのなかでレースはスタートしました。

1周回目が終わる頃に3名の逃げが決まり、その後は大きな展開がなく、リーダーチームのチーム右京がレースをコントロールする形でレースは進んでいきました。中盤からはスプリント勝利を狙うNIPPOヴィーニファンティーニからも小林海が牽引に加わり、最終周回で逃げていた選手を全員を集団は捉えました。

集団ゴールスプリントに向けて、シナリオ通りにレースは運んでいましたが、残り距離が少なくなると、集団内は混沌とし、NIPPOヴィーニファンティーニもエーススプリンターであるニコラス・マリーニとエドゥアルド・グロス、そして牽引役のリカルド・スタッキオッティとのあいだで連携がうまく取れず、最後はマリーニとはぐれて単騎となったスタッキオッティがスプリントに挑み、2位でフィニッシュしました。

明日の第3ステージから西寧をあとに青海湖(Qinghai Lake)や山岳エリアへと向かっていき、標高も徐々に高くなっていきます。区間優勝だけでなく総合成績のために重要なステージが始まっていきます。


窪木一茂のコメント
昨日の夜中から体調が悪く、レース中まで響いた。
走っていて今日は完走することさえ厳しいんじゃないかと思えた。
しかし、なんとか完走し明日に繋げてることができてホッとしている。
レース中は集団の後ろで、海と体調が悪いことについて話しながら走った。
ラスト1周に入る時に体調が良くなってきたので、
前に上がりスプリントに備えて列車を作るが、
グロスが気を使ってくれ「無理しないように」と言ってくれた。
前に出てスピードを上げることはできなかったので、
彼らのためにポジションを確保して前へ少しずつ上がり残り500mで踏みやめた。
とりあえず、しっかり休んで明日に備えたいです。


中根英登のコメント
第2ステージは長方形のほぼフラットなコース。
1周目完了くらいで3名の逃げが決まる。
お陰でリラックスして疲労することなく走らせてもらえた。
残り2周回半でリーダーチームの牽引にマリノが加わってくれて、逃げを捕まえてラスト1周。
チームメイトの近くを走っていたが、残り半周ではぐれてしまう。
そこからは中切れや落車に注意しながらゴール。
スタッキオッティが2位に入った!
明日は超級山岳が1つあるので、そこでしっかり前に残っていきたい。


小林海のコメント
序盤は大きな逃げが行かないようにチェックに入る。
すぐに3人の逃げができたため、楽な展開に。
最後は残り2周半からラスト1周まで逃げを捕まえるべく先頭でローテに加わり、
仕事を終えて集団ゴール。
今日はゆっくりできたので、明日もしっかりトラブル無く走り切りたい💪🏿

●リザルト
第2ステージ
1 RAJOVIC Dušan Adria Mobil 2:29:05
2 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini
3 ÖRKEN Ahmet Torku Sekerspor
21 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
26 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
27 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini
54 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini
102 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini
125 KOBAYASHI Marino NIPPO – Vini Fantini

個人総合成績
1 RAJOVIC Dušan Adria Mobil 5:59:49
2 ABERASTURI Jon Team UKYO +0:06
3 SOBAL Yauhen Minsk Cycling Club +0:07
4 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +0:10
19 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +0:16
22 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini
63 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini
66 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini
99 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini
130 KOBAYASHI Marino NIPPONIPPO – Vini Fantini

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
中根英登
小林海

ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
監督:福島晋一

●レース情報
2017 Tour of Qinghai Lake(ツアー・オブ・チンハイレイク)
開催期間/2017年7月16日(日曜日)〜29日(土曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催地/中国

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