5月9日に126.7kmの古座川清流コースで開催されたツール・ド・熊野第2ステージは、中盤に今村駿介(ワンティ・NIPPO・リユーズ)を含む3選手が先行する展開となり、そこから今村は独走に持ち込み、強い雨に見舞われるなか見事区間優勝を挙げました。
今村は個人総合リーダーとなり、後続の集団スプリントで2番手、区間3位でフィニッシュしたソーレン・ケイエが新人賞リーダーとなりました。
今村駿介のコメント
おそらく集団スプリントになるだろうと予想しながらも、テクニカルな箇所や天候も気にしながら、前で動くべきだと思い、5人以上の逃げには反応するという認識でレースを走りました。
リーダーチームのコントロールがあるので、おそらく逃げもコントロールされるだろうと思いましたが、チームが位置取りで有利になるならと思い、アタックしました。スプリントに強いケイルもいましたし、この後もレースが続くので、コンディション確認のためにも、逃げられるだけ逃げるつもりで最後は走りました。ヨーロッパでのいくつかのレースを走り、自分の脚力や技術を磨いていることも自信をもって走れた要因だと思います。トラック競技のためにもヨーロッパでの経験が良い方向に向かっていると実感できたので、これからも積極的に走っていきたいです!
