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【7/24男子ロードレース開催】東京オリンピック関連情報まとめ

7月23日より、1年延期となった東京オリンピックが開催される。チームに関連する情報を紹介しよう!

競技日程

● ロードレース

7月24日(土)11:00~18:15 男子ロードレース 武蔵野の森公園〜富士スピードウェイ 234km
7月25日(日)13:00~17:35 女子ロードレース 武蔵野の森公園〜富士スピードウェイ 137km
7月28日(水)11:30~17:40 男子・女子 個人タイムトライアル 富士スピードウェイ 男子44.2km 女子22.1km

大会最初の決勝種目となる男子ロードレースは、東京都武蔵野市から富士山麓のスピードウェイをめざす234kmの非常にタフなコース設定。獲得標高約4865m、近年稀にみる山岳重視のコース。ヨーロッパでは経験しない湿度を含んだ高温多湿な気象条件も勝負の行方を握る大事なキーになるだろう。また一度遅れてしまうと集団に復帰するタイミングが難しく、完走者の少ないサバイバルレースとなることも予想される。

東八道路や大國魂神社をパレード走行したのち、多摩川にかかる是政橋でレースはリアルスタート。相模原や橋本など市街地を通過し、起伏やワインディングに富む道志みちを緩やかに上りながら山中湖へ。山中湖を反時計回りに2/3周回して籠坂峠を越えて、まずは1回目の富士スピードウェイを通過。

その後、南に舵を切り、富士山麓の大きな周回コースへと入ると、1つ目の本格的な登坂となる自動車専用道路の「南富士エバーグリーンライン」が登場する。この時点でスタートから140km、獲得標高1000mの登坂区間では多くの選手が脱落し、メイン集団は小さくなっていくだろう。そして富士スピードウェイへと戻り、2回目の通過をしたあと、最後の勝負どころとなる激坂・三国峠をめざす。

最大勾配20%を超える厳しい上り区間では勝負が大きく動き、今大会一番の見どころとなる。その後、一気に峠を下り、スピードを維持したまま山中湖を時計回りに1/3周し、再び籠坂峠を通過。そしてフィニッシュラインが引かれる3回目の富士スピードウェイへと戻り、勝者が決まる。三国峠の上りでアタックを仕掛けた選手が、晴れれば富士山や山中湖を一望できる頂上で独走体制へと持ち込むか? はたまた少人数の精鋭たちがフィニッシュラインまで優勝勝負を繰り広げていくのか…? 

● マウンテンバイク(クロスカントリー)

7月26日(月)15:00〜 男子クロスカントリー 伊豆MTBコース ★NHK BS1放送
7月27日(火)15:00〜 女子クロスカントリー 伊豆MTBコース

● BMX

7月29日(木)10:00〜 男子・女子BMXレーシング準々決勝 有明スポーツパーク ★NHK Eテレ放送(録画)
7月30日(金)10:00〜 男子・女子BMXレーシング準決勝(11:40〜決勝) 有明スポーツパーク ★NHK BS1放送
7月31日(土)10:10〜 女子・男子BMXパーク予選 有明アーバンスポーツパーク ★NHK BS1放送
8月1日(日)10:10〜 女子・男子BMXパーク決勝 有明アーバンスポーツパーク ★日本テレビ、NHK BS1、日テレBS 4K放送

● トラック

8月2日(月)〜8日(日) 伊豆ヴェロドローム  
★3日(女子チームパシュート決勝、男子チームスプリント決勝等)フジテレビ放送 
★8日(男子ケイリン決勝、女子オムニアム決勝等)NHK総合、NHK BS4K放送

ライブストリーミング(ロード、MTB、8/3〜7日トラック)

https://www.gorin.jp 

テレビ放映のない種目を中心に上記サイトにて競技の模様がライブ配信されます!

注目選手(チーム所属選手等)

ロードレース

コロンビア代表 🇨🇴

セルヒオ・イギータ(23)

世界の強豪クライマーが集結するコロンビアチームの最若手。ツール・ド・フランスでは厳しい山岳コースで競われた第14ステージで3位表彰台。同郷のエース、ウランを献身的に支えるシーンも多く見られた。

コロンビア代表 🇨🇴

リゴベルト・ウラン(34)

2012年ロンドン五輪ロードレースで銀メダルを獲得した。直前のツール・ド・フランスでは最後の山岳で失速したものの個人総合10位。北京から4大会連続で五輪に出場するベテランクライマー。

イタリア代表 🇮🇹 ※ロード、TT

アルベルト・ベッティオール(27)

今季ジロ・デ・イタリアで区間優勝を挙げたイタリアが誇るオールラウンダーで、金メダルを狙う優勝候補イタリアチームの中核を担う存在。タイムトライアル兼任。

デンマーク代表 🇩🇰

ミケル・ヴァルグレン(29)

クラシックレースを得意とするオールラウンダー。2019年世界選手権ロード6位の実力者。ツール・ド・フランスからの連戦となるが、調子を上げて初めての五輪へ。

アメリカ代表 🇺🇸 ※ロード、TT

ローソン・クラドック(29)

個人タイムトライアルの今季アメリカチャンピオン。2019年世界選手権個人タイムトライアルでは6位入賞。オールラウンダーとしてロード種目にも出場するが、とくにタイムトライアル種目での活躍が期待される。

ルーマニア代表 🇷🇴

エドゥアルド・グロス(28)DELKO所属

唯一のルーマニア代表となるプロ通算17勝のスプリンター。2014年〜20年までNIPPOがスポンサードするチームに所属してきたが、意外にも今回が初来日。得意なコースではないが、初出場の五輪で全力を尽くす。

日本代表 🇯🇵

新城幸也(36)バーレーン・ビクトリアス所属

欧州プロ13年目の日本のエース。別府史之とともに10年以上にわたり世界の第一線で活躍を続け、今年はジロ・デ・イタリアを走破。2007年 NIPPO・梅丹本舗所属。

日本代表 🇯🇵

増田成幸(37)宇都宮ブリッツェン所属

今季ツアー・オブ・ジャパンで難関富士山ステージを制し個人総合優勝。悲願の東京五輪へ向けて順調にコンディションを上げる。2010年チームNIPPO所属。

トラック(チームパシュート)

スイス代表 🇨🇭

シュテファン・ビッセガー(22)

タイムトライアルスペシャリストとしてロード競技で大活躍するが、今回はトラックの中距離選手としてトラック競技に出場。4選手で先頭交代をしながら4km走りタイムや着順を競うチームパシュート種目に出場予定。

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