今季より体制をパワーアップさせた育成チームEFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームは、1月中旬からのスペインでのトレーニングキャンプを終えて、トルコへと移動し、2022シーズン初戦となるワンディレース「グランプリ・アランヤ」を迎えました。
海沿いのリゾート地アランヤを発着とし、途中、起伏に富む周回コースを3周する147.2kmのレースは、中盤に形成された逃げが決まる展開に。逃げにファビオ・クリスティン(スイス)が乗りましたが、惜しくも終盤にドロップ。チーム内最高位はトラブルで一時後退したもののメイン集団復帰に成功した岡篤志の27位でした。
終盤は30人強のグループでフィニッシュに向かう。
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残念ながら4人が既に1分半差で逃げを決めており、さらに10人ほどが集団から抜け出してしまい、チームメイトと話し合った結果、イーサンが集団を牽引してくれた。シモンも位置取りしてくれたが、前方の10数名にはゴール前わずかに届かず、自分の脚も既に限界で、トップと1分24秒差の27位でフィニッシュ。最終的なリザルトはチーム内でトップにさせてもらったが、レース内容はあまり誉められたものではなく、力不足(特に登坂力)を感じた。今回、後半まで粘れたというのも、逆に言えば高い強度が出せていない裏返しなので、今後はもっと高強度なトレーニングを増やしていきたい。1月はベース作りとして乗り込みメインのトレーニングばかりだったので、これから徐々に調子を上げていければと思う。
●リザルト
1 MARTINELLI Alessio Bardiani-CSF-Faizanè 3:40:55
2 KULSET Sindre Uno-X Pro Cycling Team
3 BUDYAK Anatoliy Terengganu Polygon Cycling Team
27 OKA Atsushi EF Education-NIPPO Development Team +1:24
34 TRACZ Szymon EF Education-NIPPO Development Team
44 VILLANEDA Ethan EF Education-NIPPO Development Team
87 TSUDA Yugi EF Education-NIPPO Development Team +14:04
89 BÖGLI Jonathan EF Education-NIPPO Development Team
91 CHRISTEN Fabio EF Education-NIPPO Development Team