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【マイナビ ツール・ド・九州2023】初開催のステージレースでチーム総合優勝

マイナビ ツール・ド・九州2023(UCI2.1)

10月7日(土) Stage 1 | 北九州〜大牟田 (144.01 km)
10月8日(日)Stage 2 | 南小国〜南阿蘇 (107.53 km)
10月9日(月・祝)Stage 3 | 日田〜日田 (129.13 km)

●個人総合成績
1 ZEITS Andrey Astana Qazaqstan Team 9:13:30
2 NIBALI Antonio Astana Qazaqstan Team +0:25
3 EAVES William ARA | Skip Capital +0:33
13 門田祐輔 EF Education-NIPPO Development Team +3:39
18 橋川丈 EF Education-NIPPO Development Team +6:56
37 山田拓海 EF Education-NIPPO Development Team +22:15
42 織田聖 EF Education-NIPPO Development Team +25:21

●チーム総合成績
1 EF Education-NIPPO Development Team 27:51:36
2 JCL Team UKYO +2:15
3 Bolton Equities Black Spoke +7:01

今年初開催を迎えた九州を舞台にしたステージレース「マイナビ ツール・ド・九州2023(UCI2.1)」が、10月6日(金)のエキシビションレース・小倉城クリテリウムを皮切りに、福岡県〜熊本県〜大分県と九州三県を駆け抜ける形で開催されました。

外国人レースディレクターのもとで誕生した国内最高峰となるUCIクラス1のステージレース。UCIワールドチームであるアスタナ・カザクスタンら全18チームが参戦しました。全ステージで街から街へと走り抜けるラインレースの形式が取られ、開催前は安全対策を不安視する声も聞かれましたが、レースが始まると沿道には大勢の観客が詰めかけ、初めて自転車レースを目にする地元の方たちは、選手たちのスピードや迫力に大喜び。そして地元選手の活躍も相まり、大会は大成功を収めました。

EFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチームは、門田祐輔、織田聖、山田拓海、留目夕陽、橋川丈の日本人選手5名で出走しました。

熊本県の阿蘇を舞台にした第2ステージは、大雨に見舞われ、より厳しさを増した山岳ステージに。レースは後半の周回コースに入るとサバイバルレースの様相を呈し、十数名の先頭集団に勝負が託されます。チームは序盤から織田や橋川が積極的に動き、先頭集団に門田とチームのエース留目を送り込むことに成功。その後、最後まで先頭に食らいついた留目が格上チームとなるアスタナとの勝負に挑み、アスタナにワンツーフィニッシュを許しましたが、彼らに次いで区間3位でフィニッシュ。外国人選手が上位を占めるなかで、大きな存在力を示し、確かな成長をアピールする結果になりました。

そして留目は個人総合成績を3位に上げ、U23の選手を対象にした新人賞を獲得。NIPPOがスポンサーを務める緑色の新人賞リーダージャージを獲得します。

最終ステージは大分県、霧に包まれたサーキット・オートポリスから山間部を下り、日田市内のサーキットをめざすコースプロフィール。レース序盤に留目が落車によりリタイアするアクシデントに見舞われ、チームはエースを失うこととになりましたが、それでも残った選手たちは区間成績、チーム総合成績狙いに切り替え、疲労が溜まるなかでしたが、終始ハイペースで進むレースに耐えて前を目指します。3名が逃げ切る展開となり、その後8秒差でフィニッシュした約30名のメイン集団に門田、山田、橋川の3選手が残り、チーム総合成績首位を維持。選手たちは笑顔で最終表彰台に立ちました。

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