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【U19】長島慧明(京都北桑田高校)がフランス屈指のステージレースで区間9位の快挙!

U19

ツール・ドゥ・ボカジュ・エ・ド・レルネ53(UCI2.1/ジュニア)

距離/254km
3月25日(土)26日(日)開催 フランス
3月25日 第1ステージ | Ernée – Ernée (128.7k)
3月26日 第2ステージ (TTT) | Châtillon-sur-Colmont – Châtillon-sur-Colmont (19.8k)
3月26日 第3ステージ | Châtillon-sur-Colmont – Châtillon-sur-Colmont (105.4k)

●結果(第3ステージ区間)
1 WIDAR Jarno Crabbé Toitures – CC Chevigny Junior  2:37:17
2 FOUCHER Esteban Equipe mixte CC Nantes Atlantique-US St He  +2:48
3 VAN DER WERFF Thom Gepla-Watersley R+D Road Team  +3:32
9 長島慧明 Equipe mixte La Pomme Marseille lyon sprin

(個人総合成績)
1 WIDAR Jarno Crabbé Toitures – CC Chevigny Junior 6:09:18
2 SANCHEZ Clément SCO Cyclisme Angers +2:38
3 VAN DER WERFF Thom Gepla-Watersley R+D Road Team  +3:16
34 長島慧明 Equipe mixte La Pomme Marseille lyon sprin  +15:05

フランス北西部で開催されたジュニアカテゴリーのUCIステージレース「Tour du Bocage et de l’Ernée 53」に、チームNIPPO-S.U.A.にて短期自転車留学中の長島慧明(京都府立北桑田高校)が出場し、第3ステージで区間9位でフィニッシュしました。長島は3月中旬に渡欧し、南仏マルセイユ近郊のチーム「U19 Academy La Pomme Marseille」で活動を行っており、今回のUCIレース出場メンバーに選ばれ、自身初となるUCIカテゴリーのフランス最難関レースに挑みました。

日本を含むアジアでは開催されていませんが、ジュニアのUCIカテゴリーの国際レースはヨーロッパを中心に多く開催されており、今季はステージレースが23、ワンディレースが24大会ほど予定されています。世界選手権やUCIネイションズカップに次ぐ、ハイレベルな大会で、今回の大会にはフランス、オランダ、ベルギー、イギリスなど6カ国から35チーム、170名の選手が出走しました。

初日は強風下での128kmのロードレース。スタート直後から起伏の激しい強風区間でメイン集団が崩壊するなかで、クラッシュも多発。距離、厳しいコースプロフィールと天候、チームカーの追走(35台!)と、何から何まで初体験の長島選手は、かなり数を減らしたメイングループに残り粘り強い走りを見せ、多くの選手がタイムアウト、リタイアするなか64位の好位置で初日を終えました。

続く2日目は、午前中にチームタイムトライアル、午後に105kmのロードレースが設定された慌ただしいスケジュール。タイムトライアルでは、機材の関係から長島だけ通常のロードバイクでの出走となりましたが、それでも28チーム中12位の好成績で走り終えます。

第3ステージ、最後のロードレースステージでは、落車が頻発するなかで1選手が先行する展開となり、長島は何度か落車等で足止めとなりますが、懸命にメイン集団に復帰し、最後は3位以下の選手でのスプリントに挑み、集団内7番手、区間9位でフィニッシュする素晴らしい成績を残しました。個人総合成績は34位。

長島慧明のコメント

「序盤から天候が不安定で、晴れたり、いきなり風雨にさらされたりの繰り返しで、本当に色々なことが起こりましたが、最後は念願の一桁の結果を出せて、すごく嬉しいです。

レースの序盤は、自分の位置どりの悪さで2回のクラッシュで足止めを余儀なくされ、集団から千切れてしまいました。その後単独で追撃を開始し、集団に追い付くまでかなり脚を使いました。65km地点の壁のような道幅の狭い登り坂で集団がさらに分断され、集団は50人程度になりました。そして最後6kmを4周回する周回コースに入り、登りでペースが上がると、周回を追うごとに人数が減っていきました。

タラレバになりますが、クラッシュが発生する位置にいなければ、もっと上を狙えたと思うので悔しいです。今回の悔しい経験を活かし来週のレースで頑張ります!」

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