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【U19】藤村一磨が高い難易度を誇るフランス5日間のステージレースを走破!

U19

第35回 アン・ビュジェイ・ヴェルロメイ・ツール(UCI 2.1)

距離/ 446.8km
7月12日〜16(日)開催 フランス・ラン県

7月12日 第1ステージ Lagnieu>Lhuis 37.9km(チームタイムトライアル)
7月13日 第2ステージ Champdor>Belley 101.9km
7月14日 第3ステージ Montalieu-Vercieu>Les Aveniéres 94.6km
7月15日 第4ステージ Artemare>Les Plans d’Hotonnes 124.5km(山頂フィニッシュ)
7月16日 第5ステージ Yenne>Col du Grand Colombier 87.9km(山頂フィニッシュ)

● 個人総合成績(139名完走)
1 AUGUST Andrew United States 11:16:13
2 SEIXAS Paul VC Villefranche Beaujolais +0:23
3 BARHOUMI Ilian Alexandre AG2R Citroën U19 Team +2:0716
18 DECOMBLE Maxime U19 Academy La Pomme Marseille Provence +8:17
48 TAPIZ Hugo U19 Academy La Pomme Marseille Provence +26:07
70 MEUNIER SOW Neriah U19 Academy La Pomme Marseille Provence +36:50
83 FUJIMURA Kazuma U19 Academy La Pomme Marseille Provence +42:42
102 MATOSSIAN Sévane U19 Academy La Pomme Marseille Provence +58:31
110 HIVART Benjamin U19 Academy La Pomme Marseille Provence +1:06:17

フランス東部の山岳エリアで開催された“ジュニア版ツール・ド・フランス”と呼ばれる5日間のステージレース「アン・ビュジェイ・ヴェルロメイ・ツール」に、TEAM NIPPO-S.U.A.プロジェクトにて、南仏のクラブチームに派遣中の藤村一磨(宮崎県立都城工業高校)が出走しました。

藤村にとっては、これまでに経験のない本格的な5日間のステージレース。とくに初日には38kmのタイムトライアルバイクを使用したチームタイムトライアルステージが用意されており、期待と不安が入り混じるなかでのスタートとなりましたが、安定した走りでチームパフォーマンスに貢献。ラポムマルセイユチームは、序盤に2選手が遅れるアクシデントに見舞われましたが、藤村はしっかりと最後までチームメートともに走り切り、チーム監督からも高い評価を受けました。

その後、藤村は第2ステージでは落車の影響で後方集団に取り残され102位、第3ステージでは残り10kmの登坂区間で数十名の先頭集団が形成されましたが、あと少しの位置で前に入ることはできず84位。厳しい山岳コースで実施された第4、第5ステージでは、それぞれ94位、86位で走り終えました。

上位入賞ならず、悔しさを滲ませた藤村でしたが、非常に厳しいコースプロフィールに加え、終始ハイスピード(第2、第3ステージは平均時速43km超!)で展開した本大会で、また欧州でのステージレース初参戦にして、同世代のトップ選手が集うなかでで、最終日までしっかりと走り切ったことは、大きな意味をもつ結果であり、欧州プロという夢に向けて、着実にステップアップを遂げた5日間のステージレースになりました。

藤村一磨のコメント

今日(第5ステージ)はずっと集団にいて、途中の長い平坦区間にある登坂区間で、戦略的だと思うんですけど、中切れが起こり、そこで後ろに残ってしまいました。もし先頭集団にいても、最後の登りでは戦える実力はなかったと思うので、改善できるところを探していきたいと思います。

第3ステージのように実力差がでにくいコースでは、トップ20を狙えるのかなと思うこともありましたが、第4、第5ステージのように実力差が出るコースでは遅れてしまうので、これから大きいレースがまだ控えているので、もっと練習したいと思います。応援ありがとうございました!

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