オーストラリアで開催されたUCIワールドツアー「ツアーダウンアンダー」にてシーズンインを迎えたEFエデュケーション・イージーポスト。1月24日には欧州でのシーズン初戦となるスペイン・マヨルカ島での「Trofeo Calvià(UCI1.1)」に出場し、スタート直後から果敢に逃げ続けたサイモン・カーが、アレクサンドル・ウラソフ(ボーラ・ハンスグローエ)とのロングスプリント勝負を制し、シーズン初戦に嬉しい勝利を挙げました。
カーはフィニッシュ後に「最後のスプリントは本能だったと思う」と振り返りました。「ティージェー監督に、少し距離を空けて彼を驚かせようと言われたので、彼がいつスプリントを仕掛けるか、後ろからそのタイミングを計っていたんだ。最後は、とにかく彼に飛びついたと思う。彼の動きに集中して、後ろをまったく振り返らなかった。昨シーズンの終わりにランカウイで優勝しているだけに、今季最初のレースで勝てたことは素晴らしい。今年の冬は、プロになってから一番順調だったし、今日は自分の力を発揮できた。とても嬉しいよ」。
これはプロ4年目、25歳のカーにとってプロ6勝目、EFプロサイクリングにとっては先週のマヨルカ女子レースでのノエミ・リュエッグとマグデレーヌ・ヴァリエールの勝利に続く今季3勝目。両チームは共にトレーニングを積み、そこでのハードワークや築かれたチームとしてのポジティブな結束が2024シーズンの素晴らしい勝利の土台となりました。