山岳でのタイムトライアルを多くの選手は苦手に思うものだが、リゴベルト・ウランは“多くの選手”ではなかった。
ツール・ド・スイスの第7ステージで、リゴは2位に40秒という圧倒的な差をつけて勝利し、表彰台に返り咲いた。
「私がこのレースで初めて優勝したのは何年も前の2007年のこと。ここで勝つことはとても難しいと思っていた。今日のタイムトライアルは、上りと下りを含む特別なコースだった。しかし、自分にとってもチームにとっても特別な日となり、とても嬉しく思う」とウランは振り返る。
今日の勝利は、彼にとってミラノ~トリノで勝利し、ツール・ド・フランスでもステージ優勝した2017年以来のものであるだけでなく、3月に父親になってからも初めてのこと。
「今年は僕にとってとても特別な年。小さな問題もあって、あまりレースに出れていなかったが、ツール・ド・フランスに向けて良い準備ができたし、今回のツール・ド・スイスではハードなレースができた」。
1ステージを残し、ウランは個人総合成績で首位と17秒差の2位。最終ステージでは、もちろんチームの全面的なサポートを受けて走ることになるだろう。「調子のよい脚を活かして頑張りたい。でも、難しいステージだし、ツール・ド・スイスは明日で終わりだから、逆転するチャンスは少ないかもしれないね」。
頑張れ、リゴ!
オリジナル記事 https://www.efprocycling.com/rigo-wins-at-suisse/
📸 Getty Sports