2022シーズン、津田悠義とともに新たにチームNIPPOに加わる23歳の門田祐輔。高校卒業後より活動拠点をヨーロッパへと移し、今季はフランスのアマチュアチーム「VCラポム・マルセイユ」に在籍し、チーム内の同カテゴリーのメンバーの中でもトップクラスの成績を収める活躍をしました。
今季の振り返りとともに新しいシーズンを迎えるにあたっての抱負を聞きました。
門田祐輔(かどた・ゆうすけ)
1998年8月15日生まれ(23歳)
脚質:オールラウンダー
●所属チーム
2021 VCラポム・マルセイユ(フランスDN2)/レオモベルマーレRT(JBCF国内リーグチーム)
2020 ヒンカピーレオモレーシングチーム(UCIコンチネンタルチーム)/レオモベルマーレRT(JBCF国内リーグチーム)
2018-2019 ウセグ・ドゥエ
2017 エスセー・バルダレ
●2021シーズンリザルト
優勝 グランプリポンテベス
3位 グランプリジョック
4位 ナショナルスプリングカップ 第2ステージ(フランスカップ)
総合8位 ナショナルスプリングカップ(フランスカップ)
コロナ禍に見舞われた2020年とフランスで活動した今季の印象は?
2020年は予定されていたヨーロッパのレースがコロナの影響でなくなり、非常に難しいシーズンを送りました。今年はエリート1年目ということもあり、自分の中では勝負の年でしたが、4月、5月あたりはフランスのロックダウンの影響で予定していたレースに出場ができず、コロナの影響は続いていました。
しかし、その間、日本に一時帰国し、しっかりトレーニングを積むことができ、結果的にはシーズン中盤から後半にかけて成績を残すことができました。2年前に北フランスで活動していた時よりも結果、内容ともに良い結果となり、良かったと感じています。もちろんこの2年間で自分の成長を実感していますが、今季は自分の脚質に合った地域のチームに所属できたことが大きかったです。自分の持ち味を活かすという意味で、自分に向いた環境でレースを戦うことができました。
来季への抱負や将来目標とする選手像は?
まだまだプロ選手をめざすうえでスタートラインには立てていないという気持ちです。時間の猶予は残されていないので、一戦一戦チームの勝利に貢献できるように頑張りたいです。将来的には春のアルデンヌクラシックで活躍できるような選手になりたいと思っています。