クロアチア遠征の2戦目は、周回コースを使用した155.5kmのワンディレース。緩やかなアップダウンが含まれますが、基本的には平坦基調のコースプロフィールで、フィニッシュラインに向けて上り基調となるのが特徴です。
集団ゴールスプリントを見込んだ作戦でのスタートとなり、前戦で4位に入った岡篤志を軸とし、レースを進めていきます。門田祐輔や石上優大、織田聖らが協力しながら危険な逃げをマークします。中盤に2選手が先行する展開となりましたが、残り50km地点で集団は一つに。その後、危険な落車が頻発するなか、レースは集団ゴールスプリントの展開に持ち込まれました。
残り3kmを切ってからは、さらに落車が増え、EFエデュケーション・NIPPOの選手たちもケガは免れましたが、何度も足止めされる形となり、結果が期待されていた岡も後退。残念ながらチームはゴールスプリントに向けての体制を整えることはできず、結果には繋がらず、イーサン・ヴィッラネーダの29位が最高位でした。
クロアチア遠征の次戦は3月10日から始まる4日間のステージレース「イストリアン・スプリング・トロフィー」。メンバーを入れ替え、若手メンバー中心の布陣で参戦します。
●リザルト
1 RAJOVIĆ Dušan Team Corratec 3:28:15
2 GOVEKAR Matevž Tirol KTM Cycling Team
3 POTOČKI Viktor Ljubljana Gusto Santic
29 VILLANEDA Ethan EF Education-NIPPO Development Team
32 TRACZ Szymon EF Education-NIPPO Development Team +0:11
33 OKA Atsushi EF Education-NIPPO Development Team
57 ODA Hijiri EF Education-NIPPO Development Team +0:29
68 ISHIGAMI Masahiro EF Education-NIPPO Development Team
100 KADOTA Yusuke EF Education-NIPPO Development Team +0:55