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【ジャパンカップ🥇🥈】完璧なレース運びでパウレスとピッコロがワンツーフィニッシュ!

10月16日に宇都宮森林公園で開催されたアジア最高峰のワンディレース「ジャパンカップサイクルロードレース(UCIプロシリーズ)」でEFエデュケーション・イージーポストのニールソン・パウレス(アメリカ)が独走での逃げ切り優勝、最終盤に追走集団から抜け出したチームメートのアンドレア・ピッコロ(イタリア)が2位に続き、ワンツーフィニッシュという素晴らしい形でシーズン最終戦を走り終えました。

EFエデュケーション・イージーポストはパウレス、ピッコロ、ジェームズ・ショー(イギリス)の外国人メンバーに中根英登、育成チームに所属する門田祐輔、前日のクリテリウムで3位でフィニッシュした岡篤志の6名での出走。「勝利すること」を絶対のチーム目標として、スタートしました。

序盤からワールドチームがレースをコントロールする展開となり、ライバルチームが多数選手を送り込む危険な先頭集団が形成されました。しかし、冷静にレースを進め、他チームの動きも利用しながら、レースは中盤に逃げを吸収し、振り出しに戻ります。途中岡篤志が集団牽引に尽力し、6周回目の山岳賞を獲得します。

残り2周回を前にパウレスとピッコロを含む13名の先頭集団が形成され、残り2周回の下り区間を経て、好調さを実感していたパウレスがアタックを敢行。そのまま後続を寄せ付けず、最終周回を独走にて走り切り、コロナ禍を経て3年ぶりに開催されたジャパンカップで優勝を果たしました。今年のツール・ド・フランスでも存在感を示した26歳のパウレスが、嬉しいプロ2勝目を掴みました。

パウレスのコメント
「今年は大きく成長できたシーズンでしたが、勝利には届きませんでした。自分の成長にとても満足していますが、選手として、勝ちたいと強く望んでいました。なので、今季の最後のレースで日本で勝つことができてとても嬉しいです」

追走集団ではパウレスを支えたピッコロが先行する形となり、12秒差で2位。12位にジェームス・ショウ、23位に中根英登、26位に岡篤志がフィニッシュしました。

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