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【全日本選手権ロードレース】完走者21名のサバイバルレースで門田祐輔が5位入賞

第91回全日本選手権ロードレース(UCI NC)

距離/ 8km x 20周 160km
6月25日(日)開催 静岡県伊豆の国市・伊豆サイクルスポーツセンター

●結果
1 山本大喜 JCL Team UKYO 4:42:14
2 岡篤志 JCL Team UKYO  +1:33
3 山本元喜 Kinan Cycling Team  +1:38
5 門田祐輔 EF Education-NIPPO Development Team  +3:02
14 留目夕陽 EF Education-NIPPO Development Team +5:36
15 織田聖 EF Education-NIPPO Development Team  +10:55
DNF 仮屋和駿 EF Education-NIPPO Development Team
DNF 山田拓海 EF Education-NIPPO Development Team
DNF 橋川丈 EF Education-NIPPO Development Team

6月25日に全日本選手権ロードレース男子エリートが開催され、EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームに所属する6選手が出走しました。

伊豆サイクルスポーツセンターに設定されたコースは、テクニカルなカーブと厳しいアップダウンが連続する8kmを20周する160kmで、獲得標高約5000m、厳しい暑さもあいまり、139名の選手が出走しましたが、序盤から多くの選手が脱落していきました。

2周回目に橋川丈を含む8名の逃げが形成され、集団から約4分のリードを奪います。JCL TEAM UKYOは優勝候補と言われていた岡篤志、山本大喜、2名の有力選手を先頭に送ったこともあり、先頭集団はハイペースを刻みながら、レースを優位に進めていきます。中盤になると橋川が先頭からドロップ。続いて数名が脱落し、先頭集団は4名に絞られました。

レースが中盤を過ぎるとメイン集団も活性化し、昨年のチャンピオンである新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)も動き始めました。先頭とのタイム差を詰めるべく、アタックの攻防からペースアップが図られ、EFエデュケーション・NIPPOの選手たちも集団前方で積極的に動きます。

終盤になり、先頭とのタイム差は2分を切りますが、先頭の4選手は逃げ切りの展開をめざして力強く踏み続け、好調なペースを崩さず。一方のメイン集団は十数名に絞られ、EFエデュケーション・NIPPOは、門田祐輔、留目夕陽が残ります。そして、そこから先頭にブリッジを仕掛けるべく、留目がアタック。単独で懸命に前を追いましたが、最終盤に再びメイン集団に戻ります。先頭集団にも動きがあり、山本大喜が単独で先行する展開となり、山本の勝利が濃厚になりました。

しかしメイン集団も最後まで諦めず、最終周回では門田がアタック。結果的に山本を先頭に逃げていた4名が先着する展開になりましたが、メイン集団からは門田がトップ、全体の5位でフィニッシュしました。完走者21名という過酷なレースでした。チームとしては勝利には届かず悔しい結果となりましたが、選手たちは要所要所で強さと勇気溢れる走りをみせ、良い感触をもってシーズン後半戦に挑みます。

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