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【ツール・ド・熊野】山田拓海が新人賞を獲得、団体総合2位!

ツール・ド・熊野(UCI2.2)

距離/167km
6月3日(土)、4日(日)開催 日本/三重県・和歌山県
6月3日 第1ステージ | 熊野〜熊野 (63.8k) ※道路状況により短縮
6月4日 第2ステージ | 太地〜太地 (104.3k)

●結果(個人総合成績)
1 岡篤志 JCL Team UKYO  4:00:51
2 山本大喜  JCL Team UKYO
3 SAINBAYAR Jambaljamts Terengganu Polygon Cycling Team  +0:33
14 山田拓海 EF Education-NIPPO Development Team +0:47
16 織田聖 EF Education-NIPPO Development Team +0:56
25 フェリックス・スティリ EF Education-NIPPO Development Team +5:26
35 仮屋和駿 EF Education-NIPPO Development Team +8:37
DNF 留目夕陽 EF Education-NIPPO Development Team
DNF 橋川丈 EF Education-NIPPO Development Team

6月3、4日に三重県と和歌山県にて開催された「ツール・ド・熊野(UCI2.2)」。第1ステージを終えて、U23選手最高位に送られる新人賞で留目夕陽がトップに立ち、新人賞リーダージャージを着用して、大会最終日となる第2ステージに挑みました。

起伏に富んだ和歌山県太地町を舞台にした10.5kmのコースを約10周回する104.3kmのレースで、個人総合上位が同タイムの僅差につけていたことから、中間スプリントポイントにて付与されるボーナスタイムをかけて、各チームがアタックを繰り返し、レースは非常にハイペースで進んでいきました。EFエデュケーション・NIPPOも織田聖やフェリックス・スティリが積極的にアタックを仕掛け、逃げに乗るべく動きますが、中盤を過ぎるまで大きな動きは生まれません。周回を追うごとにメイン集団は人数を減らし、終盤になりキナンレーシングチームの山本元喜が単独での抜け出しに成功、そこにチームメートが合流し、レースは昨日に引き続き、同チームの選手によるワンツーフィニッシュとなりました。

EFエデュケーション・NIPPOの選手たちは、メイン集団に残り、終盤のチャンスを伺っていましたが、残り3周回で新人賞リーダーの留目夕陽に機材トラブルが発生。バイクを交換し懸命に前を追いましたが、ハイペースを刻む集団には追いつけず、リタイアに。

メイン集団は3位以下の集団ゴールスプリントに持ち込まれ、スティリが集団の2番手、区間4位でフィニッシュしました。そして新人賞は、咋ステージで留目に続いてゴールした山田拓海が獲得。個人総合14位、昨年に続いての新人賞獲得となりました。また区間成績上位3名のタイムの合計により決定する団体総合成績は2位。U23の若手選手が半数以上を占めるチームにとって、大きな意味をもつ好成績になりました。

山田拓海のコメント

「序盤からペースが速くて、後半になってもペースは落ちずにずっと踏みっぱなしという状況でした。(勝者となる)山本選手が行ったタイミングで、前を追いましたが、追いつくことができず、集団に戻りました。チームとして誰かを逃げに乗せたかったですが、展開に恵まれませんでした。でも、たとえば、下りが始まるところでの位置取りが重要になるレースでしたが、そういうところでチームで固まっていい動きができたので、チームとして成長していると感じました。

新人賞ジャージの獲得については、チーム内でのジャージの移動であり、留目はメカトラでジャージを失ってしまったので、残念に思う気持ちもありますが、チームのなかでジャージを留めることができて良かったと思っています。

今後は全日本選手権、夏にはヨーロッパに戻る予定。少しでも自信をもって後半戦に挑めるように準備をしていきたいと思います。まだ未定ですが、もしかもしたら、8月にツール・ド・ラブニール(U23ネーションズカップ)に出られるかもしれないので、そこで頑張りたいと思います。一昨年に出場したときは第1ステージで落車し、すべて終わってしまった。今度こそ、自分の得意な山岳ステージでいい手応えを得られるように、先頭集団に残って勝負ができたらと思っています」

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