NIPPO・プロヴァンス・PTS、最年少18歳のスイス人選手、ファビオ・クリスティンのインタビュー記事を紹介します!
オリジナル記事(フランス語)
https://www.directvelo.com/actualite/87698/fabio-christen-au-debut-c-etait-impressionnant
ファビオ・クリステンは2021シーズン、これまでのレース数(合計14日)のすべてをトルコで過ごした。先週はツアー・オブ・ターキー(UCIプロシリーズ)に参戦。「格上のビッグチームと一緒に戦う経験は本当に素晴らしいもので、とても楽しかった。ファビオ・ヤコブセンのような有名選手がレース復帰するのを見るのも印象的だった」とDirectVeloに語った。
彼の目標は、まずは8日間のステージレースを走り切ること。「だから山岳ステージの最後の登りはイージーに行くことを決めた。この8日間、すべてのステージを走り終え、そこから多くのことを学びたかったから」。4月初めに参戦したツアー・オブ・メヴェラナ(UCI2.2)は4日間のステージレース。今回の半分の長さの大会で、自分自身の走りに手応えを得ることができた。 「ツアー・オブ・ターキーと比べると少し難易度が低くく、自分の個人総合成績に集中することができた。プロ選手たちと競い合えることが嬉しかった」と、個人総合成績14位という好成績で走り終えた。
「グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ 出場の夢」
2月初旬、トルコでの2レースを走り終えたあと、COVID-19に罹患してしまった。「症状はなかったものの、レースから離れなければならなかった」。そして 3月、彼はスイスでのトラック競技に参加した。 「あくまでも自分がやりたいのはロードレース。でも、U23欧州トラック選手権には参加したい」とポイントレース、個人パーシュートのスペシャリストは語る。
今週末、クリスティンは、スイス選手権のエリートカテゴリーへ出走するためのポイント獲得を目的として、アマチュアロードレースの le Duo Genevois に出場する。「今のところ、私はまだアマチュア選手」。彼は夏頃に調子が良くなることを望んでいる。「私はまだ学校に通っていて勉強をしている。6月上旬の最終試験のあとなら、もっと競技に集中する時間ができるから。それから私はオフィスでもう一年働く予定なんだ」。
そして今季の大きな目標は、6月4日に開催される地元アールガウ州のグロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ(UCI1.1)に出場すること。 「ほぼ毎日のようにレースコースを走っている。小さな頃、レースの日は学校には行かず、レースを見に行っていた。その大会に参加するのは自分の子どもの頃からの夢なんだ」。若手登竜門であるツール・ド・ラブニールも大きな目標。「しかしそれは今年ではなく、もう少し先の目標かな」と話す。