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【ウマグトロフィー】落車が頻発した危険なクロアチア遠征一戦目のワンディレース

ウマグ・トロフィー(UCI1.2)

距離/139km
3月1日(水)開催 クロアチア・ウマグ

クロアチア三連戦の一戦目は、139kmの平坦基調のワンディレース。出走人数約180名、悪天候、またシーズン序盤のレースということで落車が頻発する危険なレースでした。スプリントでの上位をめざしてスタートしましたが、トラブルも多く、良い結果には繋がらず。遠征は続いていくので、ここでの経験を次戦に繋げます。

●結果
1 ŤOUPALÍK Adam Elkov – Kasper  3:19:33
2 CHRISTEN Jan +0:02
3 VAN BEKKUM Darren Jumbo-Visma Development Team
39 橋川 丈 EF Education-NIPPO Development Team +0:18
52 アラン・ハスレー EF Education-NIPPO Development Team
138 山田 拓海 EF Education-NIPPO Development Team +4:39
141 仮屋 和駿 EF Education-NIPPO Development Team +8:56
142 ルカ・イェンニ EF Education-NIPPO Development Team +9:12
DNF タイラー・ランゲ EF Education-NIPPO Development Team

山田拓海のコメント

約30キロのコースを5周する周回コース。高低差はほとんどない平坦コースで行われた。事前の情報から特に懸念されることは、集団が大きく、落車が起きると想定されることであった。

スタート直後、案の定落車が連発。自分はギリギリで交わすことができたが、チームメイトの多くが足止めを受けた。特に特徴のない区間で起こる落車ばかりで、集団前方、または後方で車間を少し切って留まることが精一杯であった。その後は、ラスト2周目の横風区間で、伸びた集団から離れてしまった。落車に対する恐怖心が芽生えてしまい、次に控えるレースでは自信をもって集団内を泳ぐイメージを作ることが、まず課題である。

橋川丈のコメント

レースはスタートからゴール迄すごくChaosでした。序盤のクラッシュが原因でtransponder(測定タグ)が飛んで行ってしまった。選手が車のフロントガラスに突っ込んで2m空に飛んでいるのを見て怖くなった。

次のレースもメンバーは同じなので、集団待機より少しでも逃げに乗れるように頑張ります!

家本メカニックのコメント

僕にとっての開幕戦を本日、決して無事ではありませんが終えることができました。レースはスタートした途端クラッシュ合戦の嵐でした。

ラジオツールが鳴り止むことなく、パンクチャー、クラッシュ、パンクチャー、クラッシュ、クラッシュと、日本では考えられないほどのアクシデント…

僕たちのチームは幸いにも直接選手からクラッシュすることはありませんでしたが、膝に選手の自転車が衝突したり、ディレイラーが追突されて動かなくなったり、トランスポンダーに自転車が当たって吹っ飛んだりとトラブルが多々あり、150kmほどのレースでしたがスタートからゴール迄全く気が抜けませんでした…

雨終盤が降ってくるとさらにクラッシュが続発、メカニックとしてびくびくと、怖い思いをしたのは初の体験でした。

まだまだクロアチアの地でレースは始まったばかりです。今日の教訓を活かして準備を抜かりなくやっていきたいと思います。

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