セッティマーナ・インターナショナーレ・コッピ・エ・バルタリ(UCI2.1)
距離/661km
3月21日(火)〜25日(土)開催 イタリア
3月21日 第1ステージ | Riccione – Riccione (161.8k)
3月22日 第2ステージ | Riccione – Longiano (172.5k)
3月23日 第3ステージ | Forlì – Forlì (139.7k)
3月24日 第4ステージ | Fiorano Modenese – Fiorano Modenese (168.6k)
3月25日 第5ステージ (ITT) | Carpi – Carpi (18.6k)
●結果(第2ステージ区間)
1 シーン・クイン EF Education-EasyPost 4:18:42
2 SCHMID Mauro Soudal – Quick Step
3 CALZONI Walter Q36.5 Pro Cycling Team
4 ジェームス・ショー EF Education-EasyPost
8 マーク・パデュン EF Education-EasyPost +0:53
11 ステファン・デボッド EF Education-EasyPost +0:56
23 ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost +1:01
87 マーク・プリッツェン EF Education-EasyPost +14:19
90 ゲオルグ・シュタインハウザー EF Education-EasyPost
イタリアで開催中の5日間のステージレース「コッピ・エ・バルタリ(UCI2.1)」第2ステージで、ショーン・クイン(アメリカ)がプロ初優勝を飾りました。
「正直言って、初勝利を挙げられてほっとしている。これまで何度かチャンスを逃してきたから、ようやく勝てて最高の気分だよ!」
厳しい登坂を含む周回コースで開催された第2ステージ、クインとチームメートのジェームス・ショー(イギリス)が終盤に先頭集団に入ると、登りではクインが、平坦ではショーがペースを上げ、後続のメイン集団を大きく引き離しました。残り1周となったところで、クインは戦術的なフィニッシュになることを予感していました。
「最後の上りで2人がアタックして少し差がついたとき、最後の数百メートルで巻き返せると思ったんだ」とクインは語りました。「以前にも早くに力を使い尽くしてしまう状況に陥ったことがあるんだ。最初は彼ら付いていくこともできたかもしれない。でも、自分には脚力があるし、もう少し後に仕掛けても追いつけると信じていたんだ。でも、辛かったよ」。
クインは昨年ワールドツアーに参戦して以来、頭角を現しており、彼がプロ初勝利を挙げるのは時間の問題だと考えていました。
「勝利は、周りの人たちなしにはありえない 」と、フィニッシュ後にクインは言いました。「チーム、スタッフ、チームメイト、そしてここ数年の低空飛行を支えてくれたすべての人に、ただただ感謝の気持ちを伝えたい」
あと3ステージを残して、クインは現在総合2位につけており、その後ろにはジェームス・ショー、マーク・パデュン(ウクライナ)、ステファン・デボッド(南アフリカ)がトップ10入りしています。また本大会には、育成チーム「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメント」に所属するマーク・プリッツェン(南アフリカ/写真下)もUCIワールドチームの一員として出走しており、素晴らしい環境で経験を重ねています。