セッティマーナ・インターナショナーレ・コッピ・エ・バルタリ(UCI2.1)
距離/661km
3月21日(火)〜25日(土)開催 イタリア
3月21日 第1ステージ | Riccione – Riccione (161.8k)
3月22日 第2ステージ | Riccione – Longiano (172.5k)
3月23日 第3ステージ | Forlì – Forlì (139.7k)
3月24日 第4ステージ | Fiorano Modenese – Fiorano Modenese (168.6k)
3月25日 第5ステージ (ITT) | Carpi – Carpi (18.6k)
●結果(第2ステージ区間)
1 ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost 3:29:06
2 POZZOVIVO Domenico Israel – Premier Tech
3 マーク・パデュン EF Education-EasyPost
12 ジェームス・ショー EF Education-EasyPost +0:25
41 シーン・クイン EF Education-EasyPost +1:20
52 ステファン・デボッド EF Education-EasyPost +6:22
74 ゲオルグ・シュタインハウザー EF Education-EasyPost +12:07
112 マーク・プリッツェン EF Education-EasyPost +20:31
コッピ・エ・バルタリ第3ステージで、アイルランド人選手ベン・ヒーリーは、ロードレースでのプロ初優勝を飾りました。エミリア・ロマーニャ州を舞台にした5日間のステージレース、第3ステージはフォルリ近郊の未舗装路の登りを含む周回コースで開催され、最後の登坂区間で、ヒーリーはチームメイトのマーク・パデュンとともにアタックを仕掛けました。ピンク色のジャージに身を包んだEFペアは、イタリアのベテラン選手ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イスラエル)を従えて21km先行、フィニッシュラインまでライバルを寄せ付けませんでした。
そしてトラック競技場でのフィニッシュでは、ヒーリーがトラック競技で培ったスキルを駆使して爆発的なスプリントを見せて優勝。EFエデュケーション・イージーポストは、第2ステージでのショーン・クインに続いて、イタリアのステージレースで2連覇を達成しました。
「正直なところ、予想外の展開だった。序盤にクラッシュがあり、それ以降は序盤の動きをマークするのが僕の仕事だった。今日は脚の調子がとても良かった。最後の登りに差し掛かったとき、脚にパワーが残っているのを感じたんだ。そしてマークとドメニコが僕についてきて、僕たちはフィニッシュラインまでずっと全力で走り続けた。最後の最後、フィニッシュラインを越える瞬間まで、優勝を確信することはできなかった。でも最後の登りで差が開いたとき、優勝できる可能性が高いと思っていた」とヒーリーは振り返ります。
大会は残り2ステージ。第4ステージはフィオラノ・モデネーゼ周辺の低山地帯、170kmの周回コースには3つのカテゴリー山岳が含まれ、最後はハードでトリッキーな市街地周回コースでフィニッシュします。そして最終日は個人タイムトライアル。タイムトライアルのナショナルチャンピオンであるヒーリー、パデュンを4選手が個人総合成績のトップ10に位置しているため、個人総合優勝争いでも最後までエキサイティングなレースになりそうです。