ツール・ド・ポローニュ（UCI2.UWT）
距離／ 第5ステージ Pszczyna > Bielsko-Biala (198.8km)
7月29日（土）〜8月4日（金）開催 ポーランド
●第5ステージ区間成績
1 マライン・ファンデンベルフ EF Education-EasyPost 4:51:27
2 MOHORIČ Matej Bahrain – Victorious
3 ALMEIDA João UAE Team Emirates
25 ステファン・デボッド EF Education-EasyPost
52 ジュリアス・ファンデンベルフ EF Education-EasyPost +0:57
56 シュテファン・ビッセガー EF Education-EasyPost +1:49
97 ウーカシュ・ヴィシニオウスキ EF Education-EasyPost +5:46
98 イェンス・クークレイレ EF Education-EasyPost
108 マーク・パデュン EF Education-EasyPost
●個人総合成績（第5ステージ終了時）
1 MOHORIČ Matej Bahrain – Victorious 22:29:32
2 ALMEIDA João UAE Team Emirates +0:12
3 MAJKA Rafał UAE Team Emirates +0:16
30 マライン・ファンデンベルフ EF Education-EasyPost +1:49
32 ステファン・デボッド EF Education-EasyPost +1:57
62 シュテファン・ビッセガー EF Education-EasyPost 15:15
82 イェンス・クークレイレ EF Education-EasyPost +22:04
83 ジュリアス・ファンデンベルフ EF Education-EasyPost +22:14
102 ウーカシュ・ヴィシニオウスキ EF Education-EasyPost +30:55
105 マーク・パデュン EF Education-EasyPost +31:41
マライン・ファンデンベルフはゴールラインを越えるまで振り返らず、ラインを越えて、勝利を確信すると片腕を上げて、胸のEFエデュケーション・イージーポストのロゴを指差しました。マラインは2位に自転車1台分の差をつけていました。昨日のステージではわずかに勝利には届きませんでしたが、ツール・ド・ポローニュ第5ステージで、ワールドツアー初優勝を飾りました。
単純な集団ゴールスプリントではありませんでした。198.8kmステージは、プシュツィナから南部のビエルスコ・ビアラの市街地へ向かう途中、ベスキッド山脈を通過。そこで、2.5kmの登坂を含む周回を3周した後、最後のスプリント勝負に挑みます。
「登りで残ることができれば、おそらく多くのスプリンターがいなくなるだろうから、僕にチャンスがある」
確かにその通りでした。マラインはスタートから集中し、冷静さを保ち、集団前方で風を避けながら勝負のタイミングを待ちました。最後の上りの麓では、ステファン・ビセッガーがペースを上げ、ライバルたちが後ろからアタックできないように動きます。ビセッガーが離れると、マラインは他の選手たちが上り坂でペースアップを始めるのを待ち、ライバルたちは置き去りにされました。
今日の勝利は、マラインの今シーズンのステップアップを証明しました。これまでのスペイン、フランスでの区間優勝に続き、オランダ人スプリンターは今季3勝目を挙げました。そして今回はワールドツアーでの勝利であり、彼のキャリアで最大のものになりました。彼の惜しみない努力と多才さが発揮されました。難しいレースであればあるほど、マライアンにとっては好都合なのです。
